FGO第二部 Lostbelt No.6.5 プレイ日記04 監獄友達できたかな



今回のシナリオは新規・既存のサーヴァントが色々と登場したけど、ガチャにも実装された完全新規ユニットという意味では男性率が高かった。
前回のアヴァロンは圧倒的に女性率が高かったし、このあたりはバランスを考えた結果……というよりは、単に“たまたま”かな。
そう遠くないうちに周年記念や夏イベントが待っていることを思うと使う石は渋りたいところでもあるが、シナリオで魅力的な姿を見せられたりすると簡単に財布の紐が緩んじゃうから困ったもんだね。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



復讐と復権

意外と暢気な監獄生活






人生何度目かの監獄生活開始。
イベントによってはマイルームが監獄仕様になることもあるからな、こんな生活も慣れたもんだぜ!
捕まってるヤツと友達になれ、とモブライダーに言われた時は雑なアドバイスだな~と思ったけど、まさかマジでダチになれそうな相手がいるとは……。

クリームヒルトの機嫌を損ねたせいで処刑カウントダウン状態になったのは厳しい状況だが、モブライダーといい囚人仲間といい、新たに関わり合いになる人々は意外と明るいしフレンドリーだしで、居心地はそんなに悪くない。
ここまでアットホームな監獄、他にそう無くない? ここって復讐界域だよな?







自由がほぼない今、気にするべきはやはり囚人仲間な『???』のこと。
彼は「人理を守る側」だから捕まったのだという。ホームズたちと探そうとしていた、仲間になってくれそうなサーヴァント第一号じゃん!

彼と協力して脱獄するパターンが定石だと思うが、現時点では境遇といい能力といい何らかの制限があるのか、あまり頼りにはできない様子。
なかなか明かされない真名も興味深いけど、そっちはなんとなく予想できないでもない。ってかフツーに言いかけてなかったか? 読者目線ではバ~レバレ。

何にせよ色々な意味で気になる存在だし、付き合いも長くなっていきそうだ。
こんな状況で偶然に知り合えたのは、実は無茶苦茶ラッキーだったりするかもしれない。





清廉なる復権




一方、主人公の救出を目的にしつつ復権界域にまず潜り込んだホームズ&カドック。
姿を隠そうとしたカドックが、久しぶりに『オリュンポスのフード男』スタイルになっているのがちょっと面白い。このグラフィック、カドック専用だったのか……(?)。

改めてこの特異点におけるサーヴァントの様子を確認していったホームズは、新たな発見として「全サーヴァントのマスターは一人だ」と語りだす。
とはいえ明確な根拠や裏付けを得たわけでもなく、鯖たちの会話・所作からの判断+ホームズ自身の「勘」が背景にあるようなので、それが正確な情報だとはまだ言い切れないかもしれない。
ま、ホームズが予測を外す可能性のほうが圧倒的に低そうだが。









そんな二人に話しかけた新たな人物。
キャスターのようなフードを被った、その正体は……例の『教皇』だった。

彼女のおかげでコンスタンティノスに気付かれずに済んだ、わけではなく、既にバレてる?
即大騒ぎにならなかっただけマシだろうが、コンスタンティノスは察した上で既に動き出している。
うーん、こっちはこっちで手ごわそうな相手……。『教皇』の行動は好意的なものに一見思えるが、どうあってもゆっくりと話をする時間はなさそうな気がする。
この特異点における安息の地が見つからねぇよ~! まぁオリュンポスよりはマシだが!





幻の教皇




敵対する存在でありつつも、ホームズとカドックを救ってくれた……ようにも見える『教皇』、女教皇ヨハンナ
彼女はその優しさゆえか、それとも他の狙いがあってか、ホームズたちに多くの情報を与えてくれた。予測はできても確証には至らない事柄が多かったので、これはシンプルにマジで助かる。

おかげでこの特異点の特徴もある程度わかってきた。三つの陣営に三つの聖杯、見たことすらないマスターに、抗えない『叛逆』の衝動……。
前回まさにヴラドも植え付けられようとしていた『叛逆』は“モリアーティの術”っぽかったが、ヨハンナの言葉を信じるなら多くのサーヴァントにとっては“マスターからの命令”めいたものが原因だというのは興味深い新情報だ。

クリームヒルトたちのように元々叛逆に染まりやすい・その意思があったサーヴァントだけでなく、コンスタンティノスやヨハンナのような人理寄りの感覚を持つ鯖(仮)すらも叛逆に染める“命令”……。
ホームズが予測した「全部同じマスター」説が事実だとすると、能力としても意思の強さとしても異常すぎないか? 聖杯のバックアップ×3があれば可能なのか?









そして、カルデア目線だとかなり厳しい状況でもある。誰もが人理に『叛逆』しようとしているのなら、それは特異点に居るほぼすべての存在がカルデアにとっての敵になることを意味する。物量差がエグすぎ。三つ巴で潰し合うのを待つしかないのか? 主人公なのに?

ヨハンナは「それに逆らえる力がない」と言っていたけど、こうして会話と情報交換くらいは叶っているわけで、サーヴァントによってある程度の差はあるのかな。
元の存在が善に近いほど、『叛逆』に抵抗しやすい……みたいな個体差があるのなら、ワンチャン協力関係くらいは敷けないだろうか?
たとえば復権界域とカルデア間で、とか。









……とも思ったが、むしろ復権界域こそ難しいのかもしれない。
話がしやすいように見えて、実際にしやすくもあるけど、決して相容れないような……そんな線引きが彼らの言動からは窺えるような気もした。
まだヨハンナのこともコンスタンティノスのことも、境遇も背景も詳しくわかってはいないけど、なかなか一筋縄ではいかなそうな雰囲気だなぁ。
下手すると、最後に対決する大ボス枠はいかにもそれっぽい復讐界域ではなく、復権界域の方かもしれない。







そんな復権界域の追跡から逃れる最中、ホームズ単騎でのバトル発生。
それ自体は見慣れた光景だが、注目すべきはマスターの表示!
カドック! カドック目線でのバトルじゃないか!!!

去年の夏イベントでも新所長マスターでのイベントバトルが起きたけど、今回は本来【マスタースキル】を選択するアイコンが【対獣魔術】としてカドック専用仕様に代わっているうえ、同じく専用のスキルでサーヴァント支援ができる。
ウッヒョー、楽しい! こういうゲストNPC的な特殊仕様、ワクワクする~!

物語を早く進めたい気持ちも忘れ、それぞれのスキルの名称や効果をじっくりゆっくり眺めずにはいられない。
へ~、『猛獣退避』『臭跡追跡』『獣性付与』かぁ~。チャージ長ぇ~!キャッキャッ





復讐界域のサーヴァント色々

狂った少女との出会い






再びの復讐界域監獄、体力の限界で気絶した主人公は奇妙な夢を見ていた。
これはどう見ても、例のブルーブックの……。なぜこのタイミングで? しかも、なぜ主人公がブルーブックの記憶めいた光景を夢で見るんだ?
そういえばブルーブック関連情報が新更新されなくなって久しい。また機会を見つけて、マテリアルから一通り読み直しておくべきかな。そろそろ新たな発見がありそうだし。

夢の理由も意味もわからないまま目覚めると、介抱してくれていたのはサロメだった。
プロローグでチラッと登場したきり、いつ再登場するのかとワクワクしていたが、ここだったか……!
目覚めて即美女。良い光景です。









サロメというと“首を欲しがる系女子バーサーカー”なイメージが強いけど、こんな状況で対話を試みてみると、意外と話は通じるし普通の女の子っぽくも見えてくる。
会話の様子だけなら、それこそ世間知らずなお嬢様と庶民が触れ合い惹かれ合う一場面のような、微笑ましい光景だ。
上流階級めいた品もあって、箱入り娘のような無邪気な愛らしさもあって……。サロメって、こんな娘だったんだな。
幕間やバレンタインなどのイベントである程度は知っていたつもりだったけど、メインシナリオで登場すると一気に解像度が上がってゆくのが楽しくて嬉しい。









もっとも、雰囲気や見た目だけで絆されすぎるのは危険だろう。
『???』も主人公に忠告してきたし、張角もサロメの言動には注意を払っている様子だ。
「主人公ともうちょっと話がしたいから」というだけで張角の部下をアッサリと殺したのは、拷問寸前の状況から救われてありがたくもあったけど、どう考えてもブッ飛んだ異常な行動でもある。
ヒトの牢屋の中で血生臭~い! ちーまーみーれー!









……それでも、サロメからの好意は素直に嬉しい。
今後の利害や展開に繋がってきそうで興味深いから、という以上に、彼女からの好意が本当に純粋で単純に見えるだけに、蔑ろにはしたくない。
「また明日」への「うん!」とか、可愛すぎるだろ?

クリームヒルトが語っていたように、サロメはいつか我慢ができなくなるのかもしれないし、その結果として辛い別れや悲しい終わりが待っている可能性は非常に高いのだろう。
でもせめて“その時”が来るまでは、サロメが素直に笑ったり喜んだりしている様を、もう少し長く見ていたい……と思うくらいには、サロメのことがどんどん好きになりつつある。
我チョロい? うん。





クセ強めな人材がいっぱい






興味深い人物はサロメだけではない。クリームヒルトはもちろん、張角もなかなか面白そうなキャラクターだ。
復讐界域は第一印象だと『THE・悪!』って感じで、復讐を冠する陣営としてもっとギスギスドロドロしているのかと思っていたが、意外と横の関係性が篤いし殺伐としている一方でカラッとしている面もある。
所属するサーヴァントも質より量で秀でているらしいし、複雑な策略や悪巧みについては、意外と復権界域のほうが巧かったりするのかもしれない。
イレギュラーが多そうな王道界域はともかく、復讐と復権がどういう動きを見せていくのかはまだまだわからないな。楽しみだ。