FGOイベント ぐだぐだ新邪馬台国 プレイ日記07 親と子と



兜オフの茶々が新鮮で可愛い。言動も『淀の方』っぽさが強まってて良いなぁ。これぞギャップ燃え。
兜をとってデコな茶々といえば、ノッブが水着になった時のコンプティーク表紙を思い出す……ってことで改めて調べてみたら、2017年9月号だった。
ご、五年前……!?



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





手と手を取り合い、協力して

意外な男(?)たちの活躍






絶体絶命の大ピンチに風穴を開けたのはまさかのオルタマン……!?
れ、煉獄じゃん! 声まで変わってるうえ、胸も無くなってるじゃん! どうなってんの、沖田オルタの体の仕組み!?

沖田オルタとは明らかに違う体付き及び表情差分もしっかり用意されていて、その豪華さに驚かされる。新キャラ実装ほどの手間じゃないだろうけど、すごく丁寧な仕事だ。
これでCV中村な霊衣まで付いてきたらヤバすぎて笑っちゃうよな~とか言ってたらマジで来たので二度三度ビックリ仰天。
霊衣って(沖田オルタがいるなら)実質タダだろ!? タダでCV違いの別バージョン御用意とか太っ腹すぎないか!!??











裏切りが続く上にしっちゃかめっちゃかになってきた状況の中、予想外の出来事が更にもうひとつ。
なんだかあまり憎めない雰囲気の奴だなとは思っていたが……そういうことだったのか、クコチヒコ。
ぐだぐだ邪馬台国最後の浄化はきちんと効いていたし、彼も素直に受け入れていたんだな……。

三成に対して「済まぬことをしたがな」と思ってくれていたあたりからもあふれ出る“実は良い人”感。
よかったな、三成。今回はあらゆる方面から裏切られまくりの踏んだり蹴ったりだったが、少なくともクコチヒコは詫びてくれたぜ……。しかも友達認定だ……。







豊臣の母と忠臣






全てを失った今こそ素直になれたのか、三成の様子もこのあたりから変わり始める。
ちょっと前まで「豊臣の疫病神」呼ばわりしていた茶々に対しても、彼女が傷付いたとなれば己の身よりも優先して保護に当たっていた。
なんだよ、そういうところもあるんじゃん。ツンデレか?

そもそも利休の怨念渦巻くあの空間から、他でもない三成が生きて脱出できたというだけで驚きでもある。
彼の生存こそが、利休に一矢報いるためのカギになってくるのかもしれない。











さっきまで敵対していた三成と即協力というのも本来は難しいだろうが、そこは目覚めた茶々が口をはさんでフォローする。
前回はギスギスと互いに煽りあっていたけど、冷静な状況でゆっくりと話し合うことさえできれば、なんだかんだで信頼しているし三成のほうも満更じゃないんじゃないか。
前回の今回でまだちょっと忙しない感じが無いでもないが、仲直りできたってのは良かった良かった。

互いを認め合い庇い合ったこともあって、茶々はもちろん、三成の株も少しずつ持ち直してきた感じだ。
利休に貶められていた時はマジで底値だったので、ここまで取り戻せてよかったな……と他人事ながら一安心。
……えっ、サル? サル個人については……うん……まだちょっと厳しいかもね……。







ぶっちぎり茶の湯バトル

VS利休




準備を整えて、いざ最終決戦。利休に対抗するための作戦はいくつも用意されていた。
利休の“黒”の無限チートを弱体化させるのは、滅びの巫女である壱与!
クコチヒコの言葉を受けて、かつて卑弥呼にかけられた言葉も思い出して、その力を自分の望む形に使っていく。
よっ、さすが二代目女王! この大一番での大活躍、格好いいぞー!!









そして〆に流し込まれたのが、三成が手配した大量の茶だ。
四方八方から流し込まれ、もはや水攻めならぬ茶攻め! 色合いと香りが爽やかですね!
これが……これこそが噂の『ぶっちぎり茶の湯バトル』……!
『ぶっちぎり茶の湯バトル』とはすなわち、茶の海の中でぶっちぎりバトルを行うことを意味していたのだ!!

何から何まで馬鹿馬鹿しい光景のようでいて、太閤秀吉の水攻めと重ねているあたり、ぐだぐだらしからぬ知性を相変わらず感じるオチ。
祖獣&利休というWバーサーカー相手のバトルは殺意が高すぎて笑ったが、アルジュナオルタ戦に比べればまぁカワイイもんだろう。
不思議だな……すっかり感覚がバカになっちゃったぜ……。







子らとの別れ






無事に利休の所業も食い止めてバトル終了。
そろそろエピローグの雰囲気で、ゲストの皆さんとお別れの時間がやってきた。

終盤になって新たな面も見せてくれたクコチヒコは、イメージよりもずっと格好良くて渋くて良いキャラクターをしていた。
その背景、というか肉体部分に芹沢が混ざっていたというのは驚き新情報。じゃあその姿って、クコチヒコの英雄時代の姿そのものではなかったってこと? もっとイッヌみが強かったりするのか?
真のビジュアルについて謎は残るが、ともあれ芹沢が地味にイイ仕事をしていたというのは間違いない。最後にま~た株を上げていくじゃねぇの、芹沢さんよォ。
今回のサブタイトルだった「地獄から帰ってきた男」は山南を示していると見せかけて、正しくはクコチヒコ(+芹沢肉体)を指していたのかもしれない。ダブル、トリプルミーニング。











明里&シュシャという、“守るべき”対象だったNPCたちともお別れの雰囲気。
ここで茶々が「母も共に行きたいですが、叶わぬことでしょうね」「気を付けて……、行くのですよ……」と激情を堪えていたのが意外でもあり印象的でもあった。
少し前までの、それこそ最初にカルデアへ一報が入って暴走した時の茶々だったならば、ここでも激昂して無理にでも同行しようとしていたかもしれない。
あの暴走、そしてその上で信頼してくれたマシュとの約束を経たことで、茶々は“アヴェンジャー淀君”の側面を完全に抑え込み、“ただの母”として立つことに成功しているように見える。
良かったな……。別れは悲しいけど、穏やかに言葉を交わせただけでも、本当に良かった……。









ウワーッ!!??

綺麗に終わる雰囲気でいっぱいだったのに、ここに来てドアップ利休!
怖ええええええ!! 素直に超ビックリしたっつーの!!!

とはいえ、「なんとなくハッピーエンドなど許しませぬ」とばかりにブッ込んできた姿は、これはこれで気持ちいい。
やっぱりワイ、利休のバーサーカーっぷりがなんだかんだで好きなんだろうな。











祖獣が退去されても、利休に塗り込められた弱者の怨念までも浄化されたわけではない。
怒りと狂気を抑えられずに再び立ち上がった彼の口からは、「関白殿下が、私から娘を奪ったように!」という言葉も飛び出てきた。
子供を奪われたからこそ、シュシャを犠牲にしようと考えたのか?
娘というのは利休自身の話か、それとも混ぜ込んだ弱者の中に駒姫の母も混ざっていたりしたのか……?

その怒りと悲しみは確かに理解できるものだけど、だからといって全てを踏みにじることを許されるわけでもない。
茶々と捨の静かな別れは俺たちで守る!
次回、ぶっちぎり茶の湯バトル最終回!