FGOイベント感想 108人のハロウィン・リベリオン!



毎年お馴染み、ハロウィンとエリちゃんの季節だ!
もっともハロウィン感が出ているかについては怪しいもの。FGOはエリちゃんさえ登場していればハロウィン成立だと思ってるフシがないか?

だがなんと今年の配布エリちゃんはロリ。しかもプリテンダー! 全体宝具! これはとても嬉しい!!
ヘビーユーザーからライトな読者まで、忘れずきっちり手に入れておきたい優秀な人材。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





感想




去年のイベントが前振り(ハロウィン三部作振り返り)に比べるとかなり小規模で薄味だったことから、正直ハロウィンイベント自体に対する不安が大きくなっていたのだけど……今年は良かった!
シナリオの傾向的にはコメディ多め、最後のオチもズコーッとなるタイプで好き嫌いは別れるかもしれないが、基本的な質としては十分に高かったように思う。
登場するキャラクターは多かったけど、それぞれにきちんと尺も与えられていたし、彼ららしい魅力的な言動もみられた。もちろん新キャラであり敵側でもあった呼延灼たちに関しても、十分な描写の上で好感を持てるように描かれていた。
総合的にはなかなか良かったと個人的には思う! ハロウィン要素薄めでほぼほぼ単なる水滸伝イベントだったが、構わん構わん!!









今年特徴的だったのはキャラの多さ及びシナリオ分岐の多さ。
特に後者は序盤から差分がたっぷり用意されていて、中盤・終盤までこまめに選択肢が与えられていくのが純粋に楽しかった。
大きな流れ自体は変わらずとも、好きなキャラクターに付いていく選択肢を選べるってだけで読者的には嬉しい。
特に面白かったのは中盤の、「梁山泊の宣伝方法」に関する差分。仲間がもりもり増えていくのも単純にワクワクした。









シナリオに選択肢や分岐があるといっても、イベントによっては中身がさほど練りこまれていない場合も多いのだが、今回に関してはかなり丁寧に作りこまれていたように思う。
キャラクターごとの描写も、梁山泊の雰囲気に合わせてちょっとユルめで統一はされていたが、彼ららしさを失うことなく一定以上の尺で「ファンにはちょっと嬉しい」描かれ方をしていたように感じる。
ブーディカや天草のように序盤から登場したキャラはもちろん、小太郎や荊軻なんかもイイ味を出してた。









去年のイベントは正直薄味すぎて、せっかくの新キャラだったモレーやゼノビアさえも巧く活かしきれていない印象があったが……今年は彼女たちも再登場、しかも初登場の去年以上に描写も濃くて活躍も出来ていたように思う。
特にモレーの、なんだかんだ頼れるちょい悪美女っぷりはすごく魅力的に描かれていた。
改めて振り返ってみても、去年の雑なアレソレはなんだったのか!? そんな去年由来の不安を拭ってくれたというだけで、今年のイベントシナリオは良かったと思う。
どうやら来年にも続きそうな感じがあるけれども……。去年の反省を踏まえ、今年の良かった点を持ち越してくれるのなら、さしあたり素直に期待できそう。









残念だった部分を上げるとしたら……まぁ、全体的にユルい空気でコメディ寄りだったのは、やはり人によって評価が別れるところだろうとは思う。
主人公の分裂による騒動とか、もっと面白い調理方法もあったのではないかな。
ラスボスが肩透かしで終わったのも気楽ではあったが、締まらなかったと言われれば否定はできない。ただ奴ら、かなり早い段階から小物っぷりが隠せていなかったからな……。
「今回はこういうノリでした」ってことで、個人的には許容範囲な印象だった。
もちろんイベントだからといって毎回ユルくて構わないわけでもなく、きちんと構成されたシリアスめなイベントシナリオが他であったからこその「今回はこれでもいいんじゃないかな」という感想だ。









イベントの参加条件はちょっと厳しめだが、最近の傾向のおかげで開催期間は長め。
貴重なプリテンダーが配布で手に入るこの機会、逃さぬようにしてほしいところ。
なんといっても今回、再臨素材も宝具UP素材も入手しやすい! いつも以上に手に入れやすい!! これはマジでチャンス。
先日の茶の湯バトルといいハロウィンといい、最高効率フリクエで配布が輝いてくれるとちょっと嬉しく、ありがたい。