ランス10 プレイ日記74 JAPAN国主の輝かしい戦歴





↑この画像、メッチャ面白くない……?

ネタバレ隠しのトップ画像として用意したのだけど、なんだか見れば見るほど笑えてくる。
なにこれ。











第二試合にて、仲間内での唯一の敗退者となったのはヒーローだった。
まだまだ9歳の子供として、十分頑張ったといえるだろう。
相手がアレキサンダーという、真っ当な大人だったことで、救われた面も大きかった。

パートナーだった志津香が無事に済んだのも、相手が相手だったからだ。
誰かを守りたいならば、強くならねばならない……そんなことを改めて学んだヒーローは、またひとつ成長できたようだ。
うーん、シンプルにメッチャ良い話。















そしてそんな美しい成長物語の裏では、どこかの誰かさんがギャルゲーみたいなことをやっていた。
息を吸うように女を落としていく。相変わらず恐ろしい男だ。















ザンスと長田君がスッゲー仲良しで超面白い。
やれ! やったれ! 奴を逃がすな! 生かすな!!

これにて山本乱義、ソフィア(第一回戦相手)&鎌女(第二回戦相手)を攻略完了。
女たらし戦歴に2人追加。
会場の新規女性ファンやシュリまで加え始めるとキリがないのでさすがに真面目に数える気はない。

+1人:ソフィア・グリンコフ
+1人:鎌女(その後部下に)
+?人:大会で出来た女性ファン









それはそれとして、今回の提供は「皆で称えよう偉大なる陶器のハニワ教」だった。















アームズに少しだけ日光を返す、などの場面もあったが、大きな事件は特になかった。
某毛玉が衆人環視土下座をかましたくらいだった。

この日光の様子からして、彼女は毛玉の正体に気付いていたのかな?
気付いていても追い詰めなかったのは、逃げられたのかもしくは使徒に泣きつかれたのか……。
後者っぽい気がする。日光はなんだかんだ、優しいし甘いところがあるからな。

そして、日光を一時的にとはいえ取り戻して、ニコニコ大喜びなアームズが子供のようでカワイイ。















アームズが二回戦も突破したことで、三回戦のエールの対戦相手に決定した。
珍しいエールちゃんの立ち絵。わりとレア。

今までエールの師匠のような、保護者のひとりのような立場だったアームズの内心も複雑だった。
危なっかしすぎて、つい世話を焼いてしまった子供が、ここまで成長した喜び。驚き。そして確かに存在する嫉妬。















こういう場面で、「子供に嫉妬している」とちゃんと自覚して受け入れられるアームズの器は大きい。
その一方で、「今回は負けを譲っただけだ」なんて強がる子供っぽさもあるのがやっぱりカワイイ。

ともあれ、アームズに勝利して三回戦も無事突破だ!
ガンガンいこうぜ!















アームズの敗北も、観客や運営スタッフにしてみれば衝撃的な展開。
また、その他にも予想外の敗北劇が各所で発生していた。

今年の闘神大会は、なかなか波乱まみれだ。
そもそもブロビオ以外まともに××しないあたりが波乱まみれ。

今回の提供は「しゃも二郎商店」
えーと、03に出てきたしゃもじ……はまた違う名前だったっけ。
あとはイタリアにも何かあった気がするけど、全然憶えていない……。

飛ばした前回の提供は「明日の世界のPCを作る多田重工グループ」だった。















万が一のことがあっても、呪い関連なら「パステルに任せればなんとかなる」で済むのがありがたい。
よく考えたら、パステルって滅茶苦茶スゴイ……のに、全然そんな感じがしない。そこがいい。















歪んだ魔女リクチェルと会話する際の、リセットのこの台詞が俺氏激烈大好き。

子供の頃は、リセットはそこまで理解できていなかったようなそうでもなかったような……まーそれはさておき、第二部のリセットは明確に正確に「ランスは悪党」だと考えている。
そのうえで「悪党も嫌いじゃないよ」というこの台詞……。本当に、泣ける。


昔からランスは悪党で、今は悪党どころか魔王で、多くの人の死を生み出した“人類の敵”じみた存在になってしまった。
リセットの立場だけを考えるのならば、人類側である以上は、決して受け入れてはいけない、好きになって肯定してはいけない存在だ。
そういった現実やリセット自身の父への気持ち、家族への愛、全てを内包した言葉みたいに感じるんだよ……。











また熱く語ってしまったようだな……。よくあることだ。
シュリのレア立ち絵で茶を濁そう。















4回戦のVSリクチェルでは、パーティーメンバーの多さは有利不利に関係が無い。
彼女と戦う際に必要なのは、お馴染み部隊ボーナス「ハニージッポ」
ハニージッポがここまで未使用で、付け忘れることがなければ、まず負けることは無い。















無事に勝利すると、珍しいリクチェルのサービスショットを見ることが出来る。
全裸カードはあるのかな? さすがに無いか?
ハートの女王めいた派手な衣装を脱ぎ去ると、リクチェルはわりとフツーにかわいい。
個性的なデザインだけど、ゴス系美少女って感じだ。

命令の権利で全員の呪いを解かせた後に、改めて釘をさす乱義。
自分自身はさておき、ナギやリセットやエールに危険が及びかねなかった事実にご立腹の様子だ。
普通の怒り表情だけど、たぶん内心は半ギレしてるな。















(笑)

+1人:リクチェル

乱義さんのオンナ、1人追加でーす!
今回の日記だけで3人増えました!
さすが乱義! 俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!
そこにシビれる! あこがれるゥ!











おっ、今回の提供はキースギルドだ!
キースが元気にしていることがわかって何より。

普通にバリバリ働いているのだろうけど、ランスについては内心どう思っているのかな。
結婚式でクソヤバスピーチ……きっと、まだやってくれるよな。
そもそも式とかやらない匂いがプンプンするけれど、キースと嫁のためにもやってやろうぜ。なぁランス!


ランス10 プレイ日記73 「なんでもあり」がズルすぎる





今回のトップ画像は、人気投票でまさかの上位入賞を果たしたこの人だ。
ぷんぷん! 俺こいつ嫌い!(by長田君)

「なんでもあり」かつ「高難易度」で始めた、この2周目。
前者のズルさや恐ろしさがあからさまにわかるのが、この闘神大会編だ。















仲良しごっこは嫌だと去っていくザンス……対等な友であるために離れようとする長田君……。
バラバラになっていく、家族たち……。

……みたいな展開だけど、フツーに翌日あたりには同じ部屋でキャッキャしてるんだから笑ってしまう。
孤独展開、短すぎィ!

だがまぁ、家族に囲まれているからこその第二部で、家族旅行なワケだから、これくらいの「なんちゃって孤独」くらいがちょうど良いってのもあるだろう。















本選開始を翌日に控え、ついに始まった闘神ダイジェスト。
ネタがモリモリで、冗長気味だがなんだかんだで楽しいコーナーだ。
コパンドンは、魔王の子が出ると聞いて解説を請け負ったらしいことが、Mランドで察せられた。

毎回ラストの提供が変化する点が見どころのひとつ。
初日である今回は、「闘神都市を世界に広げるの会」の提供だった。















一人のはずなのに、仲間の想いを感じるぜ……なんてずっとボケ続けるのも鬱陶しいので、そろそろやめよう。

「なんでもあり」の利点が、こうした強制単騎バトルでの気楽さだ。
使用禁止の規制がかかっているキャラは、第二部のメインキャラ(ドッスワッス・松下姫等含む)のみなので、ママズやケーちゃんは使い放題。
あらゆる意味で余裕のある戦闘ができる。

2周目は“高難易度”で進めているが、「なんでもあり」を使用したことで、難易度は前回よりも格段に下がっているように感じる。











当然、あっさりスッキリ勝利した。
これから24時間はレリコフにどんなコトでもできてしまう……が、そんな非☆紳士的なことはしない。
攻略する時は、真正面から友情ポイントで攻略する。それがエールスタイル。















観客やシュリの前では「えへへ、負けちゃった」なんて満面笑顔でケロッとしていたのに、家族だけになった途端に泣き出してしまうレリコフ……正直、ココ、メッチャ良い。
小さいリセットお姉ちゃんに慰められて、大声出しながら号泣する少女のキラキラ涙、プライスレス。

更に泣き終えた後に、耳元で「恥ずかしいから秘密だよ?」とかヤベーよな。
本人にその気がない分、マジ破壊力ヤベーよ。
末恐ろしいよ。















宿に戻ると、早くも孤独タイム終了だった。
家族全員揃ってワイワイガヤガヤ、と思いきや、ひとり居ない。
前回のフラグをがっつり回収して、元就が行方不明だった。







元就の性格的に、闘神大会に出ないわけがない……




それでも元就加入か否かの分岐を作るのは面倒くさい……




だから刑務所にブチ込むお!















酷すぎ雑すぎクソワロタ。











色々ありつつも、大会二日目も無事終了。
今日はエールの試合はなく、一回戦の後半部分が行われた。

関係ない試合の様子も、実際に目にはできないが闘神ダイジェストで丁寧に説明してくれる。
面白い話やネタもたっぷりで、私には把握しきれない。
アスタがイブニクルネタだということくらいは知ってる。
謎のケーちゃんについては知らないと言い張る。

今回の提供は、「いつもかわいいモンスターありがとうのキャラ屋」だった。
ちなみにすっ飛ばしてしまった前回は、「コロシアム南西の要塞、堅牢なるトップリゾートでお馴染み、アルカトラズ」の提供だった。















ダークランスとマリアが大会を見に来てくれた。
あいつ、すぐに弟妹の傍に来るな……。もう一緒に旅したらヨクナイ?

そして想像通り1回戦で速攻敗退した長田君。
長田君自身はどうでもいいが、問題なのはミックスの無事。















もちろんこの通り、大丈夫だった。
長田君の傍観者染みた感想にブチ切れ散らかすミックス。そりゃ切れるわ。

しかしこの場面の超絶重要ポイントは、上記の長田君の質問に対するミックスの表情。
ごくごく僅かだけれど、ハッキリとわかる「その」変化だ。
余所見厳禁。チェックだチェック。











第二試合は、今回のトップ画像になったアイツだ。
作戦を練るために、相談した相手はアームズ。
これ以降、アームズはなんだかんだと主人公の相談を受け続ける立場になってしまう。

向かないとかソロが良いとか、ブツブツ言いつつ呆れつつも、初心者エールに付き合ってくれるアームズ……。
このあたりのアームズ、凄くカワイイ。
母性と女性と師匠が混ざりつつ、ガラじゃないであろう「巻き込まれお姉さんポジ」みたくなっているの、スッゲー良い。











そして試合当日、VSブロビオ!

お前の言いたいことも、わりとわかる。
嗜好としてはメディウサあたりより一般的だし、普通に理解できるレベルの外道。

しかし、「相手がリセット」ってのは、許せねぇんだよ……。
全員でブチのめしてやらぁ!











ブロビオの外道毒攻撃、まさかのマジックに被弾。

マ、マジックー!
よくも……よくもやってくれたな!!











予定通り、第二試合もすんなりアッサリ勝利できた。
シュリの雑すぎる励ましに草。











9ターン、自由都市で設置されたレア宝箱の中身はほぼ確定枠になっているらしい。
ひと枠だけ変わったり、変わらなかったりする余地はあるけれど、基本的には決まったキャラ選択用といった感じだ。

ご存知の方も多いと思うが、第二部は手に入る仲間カードには複雑な仕様がある。
ざっくり言うと、特訓の際に入手できる最終カードには2種類存在するため、1周ではコンプ不可能らしい。

「そのキャラの他のカード全てを入手した状態で特訓に挑む」ことで初めて入手可能になるカード、というものが、魔王の子全員分ある……らしい。











第二部に初挑戦した際は、情報一切をシャットアウトしていたため、そんなことは当然知らなかった。
そして2周目である現在も、そこまで突き詰めたプレイはしていない。
それでも何人か、優先して選んでみたカードはある。
最終的にどうなるかはわからないが、まーなるようにしかならない。


ランス10 プレイ日記72 みんな大好き、トーナメント展開!





友情・努力・勝利ッ!
それが漢の戦いの“華”ッッ!


そんな感じでいよいよ闘神大会編が本格始動だ。
本当にボリュームたっぷりで、感想の書き方に悩みもするが、思いつくままにガンガン進めていく。















カオスを手に入れるため、闘神大会に全員で参加だ!
最後のオーブもカオスのすぐそばにあるらしい。ありがたい。わかりやすい。

魔王になったのを機に手放した、という話だが、どういった経緯があったのだろう?
まー今までもわりとポイポイ捨てていたし、そんな感じのノリだったのかもしれない。
けれど、決戦前夜(単独)でのカオスの言葉とか感謝とかを思い出すと、なんつーか、仕方ないけどちょっと悲しい感じもする。
あと美しく育ったであろう女冒険者カーマが見たいというのが本題。















受付に向かうと、どこかで見たような男がシュリに絡みまくっていた。
と、いっても、手を出してはいないし、出す気配もない。
あくまでもギャーギャー騒いでいるだけで、シュリの対応からすると毎年の恒例行事になっている様子だ。
なんというか、実に平和。驚くくらい穏やかな光景だ。















ちょっとぶつかっただけで、素直に謝る。
苛立った気配すらなく、己の非とすらいえないような非さえ認めて、子供(エール)に一声詫びる。

こんな姿を見られただけでも、なんだか嬉しい。
今のところは、彼も彼なりに、穏やかに幸せに暮らしているんだろうなというのが短くも十分伝わってくるシーンだった。

あと大人メアリーはわりとかわいい。
デフォルメゆるキャラ的なかわいさだが、子供の頃に比べると十分美人に育った範疇だと思う。
料理とかスゲー上手そう。メチャクチャ旨いシチューとか作りそう。











改めて、受付にて出場の申請。
の最中に、元就が行方不明になる伏線が張られていた。















男性陣は全員出場すると決めたため、サクサク仲間内でコンビを組んでいく。
ザンス・スシヌコンビはすぐに決定。
ナギは乱義のパートナーになり、リセットがエールのパートナーに……となったところでプチ問題発生&即解決。
メリモの杖でのCGは無いんですか? 立ち絵は??















レリコフとザンスに勧められて、志津香パートナーで出場することになったヒーローはかなり自信がない様子だ。
一方で無意味なくらい自信のある長田君のパートナーになった自殺志願者……もとい、勇者の名はミックス。敬礼。

……ミックスの選択は、結果的にはセーフだったけれど、よく考えたら普通に危なかった。相手が相手だったら詰んでたぜ。
ひょっとしたら、心配したミラ〇ルが慌てて裏から手を回したことで「あの結末」で済んだ、なんてこともあったのかもしれない。















予選からは、各自別行動になる。
ここから先は、兄や姉の協力は得られず、基本的にエールひとりだけのパーティーで戦い抜かなければならない。
第二部での最大の難所と呼べるのが、この闘神大会編だ。











……だけど、不思議だよな!
俺、負ける気がしねぇんだ!
仲間のパワー、ガンガン感じるんだ!















第二部新キャラの彩色は全体的にスイートであっさり風味だけれど、コイツに関しては……ほぼベタ塗りとぼかし機能しか使ってねぇんじゃねーかってくらいのシンプルさだ。
角(?)だけ塗り方が丁寧で、なんかもう笑うしかない。
第一部の過去CGでの後ろ姿は、もうちょいリアルじゃなかったっけ?
個人的には糸のような毛クズのような爪(?)がチャームポイントだと思う。















ザンスに借金してまで予選に出場したロッキーは、メンバー内で唯一の予選敗退となった。
貸してやったのか……。トイチ? トゴ??

早くも発表されたトーナメント表にて、エールの一回戦の対戦相手はレリコフだということが判明した。
うーん、何よりもレリコフの無事が決まったことにひと安心。
この子は、身内の中でも特別悪意に鈍そうなところがあるからな……。















危うく今回のトップ画像になりかけた男たち。
信者ネイキッドはスクショ可能なのでありがたい。いつまでも修行の身であり続けてほしい。

闘神大会編は、登場人物の多さといい展開といい、今まで出会ってきた色々なものが結集した物語になっている。
ランスシリーズとしては爽やかすぎる、まるで王道少年漫画のような展開は、面白い一方で違和感を覚えないでもない。











しかし、だ。
第二部好き故の贔屓目が入っている意見だと思うが……私は、この能天気さや明るさや軽さのお陰で、爽やかに終わることができたようにも感じている。

鬼畜王戦争だったり、年表で流された15年だったり、ランスの女たちの現在だったり、東ヘルマンだったり……深く描けば黒いものはいくらでも出てくるだろう。
シリアスな面も闇も血も涙も、ドロッドロに内包した上で「第二部」の表面的な明るさは成り立っている。

リアルさやえげつなさはランスシリーズの魅力のひとつでもあるけれど、それだけでは、きっと物語として苦しい。
最後にどんな救いがあったとしても、どうしても傷が残ってしまうだろう。
そんな傷をプレイヤーに、エールに、「   」に見せないために、あたたかい部分だけを見せようとしたのが、他ならぬクルックーだったのではないか、と思う。











というわけで、ここは素直に「トーナメント展開! 今まで出会ってきた敵味方とのバトル! ヒャッホー!!」と楽しんでいこう。
きっとそのほうがクルックーママも喜んでくれるさ。

クルックーの考え方は肯定的にも否定的にも捉えることができる。
過保護で脚本染みた、ちょっと特異なやり方だ。モヤモヤするユーザーも、中には当然存在するだろう。
私もそういう気持ちが無いわけではない。
けれどここは、“母の思いやり”として受け取って、クルックーの気持ちに乗っかってやりたいと思う。


ランス10 プレイ日記71 神聖分解波はマジ便利





第二部最大の山場にして難所といえる、9ターン目が始まった。
ここは内容が盛り沢山なので、数回に分けて進めていく予定。

初プレイの際は難易度に苦しめられたが、今回は……結果だけ言うと、メッチャ余裕だった。















最後のオーブを求めて、やってきたのは自由都市。
元就の「ザンス大変だ」シリーズ第二弾は海編。第一弾は確か雪編。















年少組がワイワイ遊ぶ姿を、ちょっと遠くから眺める年長組。こういうものも、なんかいい。
エールにとっての大切な思い出だったり、記憶だったり感情だったりが、どんどん増えていくことがわかる。

毎ターン冒頭の定番エール日記は、ゲームとしては「尺の都合で飛ばされたけどこういうこともあったよ」的なメタな観方もできる。
しかし同時に、エールが少しずつ色々なものを学んで、思い出を増やしていく姿を丁寧に描いているシーンでもある。















若返りのイベントは、立ち絵の都合上第一部にも登場していた面々がメインだ。
子供や赤ん坊に戻っているであろう、他の面子の様子も詳しく見てみたかったな……。
よちよち赤ちゃんに戻っているザンスとか乱義とか、想像しただけで笑える。でもイジったら殺される気がする。















さて、本格的に9ターンが開始……した直後に現れる、いきなりのボス。
まさかの軍隊三万人を率いたタイガー将軍は、今まで以上に本気の殺意をぶつけてくる。















嬉々として応戦しようとする元就を引き止めるリセットお姉ちゃんの泣き落としは俺的名シーンのひとつ。
なんだかんだ言って、また結局リセットの口車に乗せられてるじゃねーか! 想像通りだったよ!! やっぱりかよ!!











やいやい言いつつ、戦闘開始。
このバトルは難所としても有名だ。
現に私も、第二部初プレイの際は相当苦労させられた覚えがある。











以前は防御を固めて、持久戦で粘り勝った。
しかし今は、ポイントを把握している。

まず、この9ターン冒頭のディフェンダー戦はボス属性ではない
そのため、ボス対象外の強力なスキルが使い放題の相手だ。

代表的なのが、Lv82エールの「神聖分解波」
問答無用で敵HPを半減させるスキルは、スタートダッシュに最適だ。
実質敵の体力が半分になるわけだから、戦闘自体がグッと楽になる。











「神聖分解波」さえあれば、もはやディフェンダーなど敵ではない。
以前の苦戦が思い出せないほど、サックリアッサリ勝利してやったぜ。ハッハー!















ボロボロになったタイガー将軍達を率先して手当てするミックス、そしてリセット。
彼女たちは、優しすぎるくらい良い子だ。善悪や敵味方をハッキリ割り切るザンス乱義らとは、また少し異なる。

そんな彼女たちの人となりを、既にタイガー将軍も理解している。それでも己の衝動を止められない。
復讐をやめろ、と口にしたのは志津香だった。志津香とナギは、復讐のむなしさも、止められない苦しみも、知っている側の人間だ。
しかし、理解はできても同情はできない。「まだ来るのなら、私が殺す」と言い切る志津香は格好いい女だった。















しんみりとした空気を、エールの拳がぶち破る。











ひ、ひでぇ……。

気持ちはわかるけど、ここはフツー黙るところだろ! 鬼か!
「くたばれ!」とかガチ殺意じゃねーか! 止めろよ陶器!

超面白かった。















タイガー将軍の屍を乗り越えて、目的地に到着。
自由都市の代表として、今回会いに来たのはコパンドンだ。
カッツカツのスケジュールの中を、嵐のように動きながら働きまくっているらしい。
もう4ピー歳なのに、エネルギッシュだな……。















子供たちを撫で繰り回してかわいがるコパンドンはやっぱりカワイイ。
しかしオバチャン化はまずいですよ……。仮にもergヒロインの一人として、そういう方向はアカンよ。
服装センスまでアッチ方面に進んでいないだけ、マシではある。















さすがコパンドン、前向きだぜ! 痺れる憧れると言いたかったが、さすがにそこまで能天気ではなかった。
30歳問題も気にしまくっていたコパンドンは、これで結構繊細なところもあるからな……。
本人は半分ギャグで済ませているつもりだろうが、わりとリアルに考えるとキツい。

子供がなぁ。今からでもいいから、作らせてやりたいもんだなぁ。
コパだけでなく、謙信も香姫もウルザもリズナもサテラも、全員幸せにしてやりてぇよ。















ここのコパンドン、ポルトガルおばちゃんであると同時にマジ良い女。
皆に平等に(行き場のない)愛をばらまきつつも、あくまでも「普通の額のお小遣い」に留めるというオトナの心配り……。断られるのさえ笑って受け入れる、器のでかさ。
こういうの、フツーに立派だよ。立派な親戚のおばちゃんしてるよ。


ランス10 プレイ日記70 オトナへの階段





主人公の性別による大きなシナリオ分岐は、ヘルマン終盤にもある。
今回の分岐では、更に意外なシーンもあったりして、エールファンならREC不可避だ。
この場面についてじっくり触れたいがために、ヘルマン編感想を三回に分けたといっても過言ではない。















ジャハルッカスの復活については、よくわからなかったが、まー放っておこう。

すんなり勝利したことを褒めてくれるアームズ。彼女曰く、ジャハルッカスは決して弱い相手ではなかったという。
事実、彼女も体調が万全でありながら相当苦戦していた。
魔王の子の育ちっぷりは恐ろしい。なんといっても、育つスピードが段違いに見える。















ピンチを救った御礼、ということでアームズが子供たちを連れてきたのは、先日スルーした移動宿シーウィード。
食事や飲み物喰い放題が御礼……というわけでは、ない。















平均年齢を考えようぜアームズ姐さん!!

「行かない子はお茶を飲もうね~」で済む問題じゃないと思うぜ!
家族団欒の食卓でも、エロいドラマとか平気で観られるタイプ?

まーランス世界は性に大らか(雑)だから、こういうのもセーフなんだろう。
それでもリセットや乱義あたりは、かなり気まずいだろうけれど……。















前回はスシヌもよくわかっていない側だったが、さすがに既に色々と察したらしい。
同じく気まずい兄貴・姉貴側となり、純粋な弟や妹の質問に固まっていた。

そしてザンス&陶器はノリノリで出陣。
彼らの行動は一周目と同じだが、「エールちゃん」で進めている二周目は、ここからの展開がまるで異なっていた。
大人の階段を上る予定の二人と、エールは別行動になる模様。さすがに妹連れてDT捨てにはいかないか。











「長田さん」って……いつか、呼ばれる時が来るといいな……。















このあたりのシーンは、女エール限定、だよな?
女性陣と酒場に残っているからこそのやりとりだった、と思う。

相変わらずの乱義のスケコマシ伝説の一端を聞き及ぶ。
そういえばここで思い出したのだが、この2周目ではせっかくだから、「乱義に落とされた女達」スクショを集めようというミニ目的があったのだった。
最終的にテキトーに推定人数を割り出して、指をさして笑ってやるのが目的。















+1人:JAPANでの部下っぽい女武士
+3人~?人:シーウィードの女性スタッフ


後者はカフェの証言から最低人数を算出。
「複数人が同時」発言から最低2人。それ以上の可能性大。
その後の、「あの時の何人かは今も在籍中」発言から、“いなくなっている1人以上を排除しても複数人”と読めるため、最低3人確定。それ以上の可能性大。

……これが俺のガバガバ推理力で組み上げた理論だ。















乱義のオンナはさておいて、本筋に戻ろう。
退屈を持て余すレリコフに連れ出されて、二人でシーウィード内の探検をはじめる。

先程までは「春? 夏?」なんてキョトンとしてスシヌを困らせていたレリコフだが、もうイロイロと把握はできた様子。
恥ずかしがったり慌てたりしないのは、まだそこまで性への意識が育っていないから、だろうか。











と、ウロウロしつつ覗いてみたテント内に、深根がいた。
一緒にいる、スクショし辛いセクシィな女性はシラセ・藤野。
エロ技を学んでいたらしく、なぜかエールたちも若干巻き込まれる。
結果……。





















【速報】エールちゃん女の子の声を出す【今夜は赤飯】















ちょっとだけ、大人の階段を上ってしまったかもしれないな……。
レリコフといいエールといい、あまりソッチ方面に詳しかったり興味があったりするタイプじゃないからこその、ギャップというのかな。

あーでもこのあたりは男の子なエールくんと女の子のレリコフが、幼さと姉弟というダブルの禁断に触れている感じがポイントでもあるので、やはりレリコフ相手ならエールくん派かな……。もちろん姉妹で、というのも禁忌には違いないので、このあたりは好み次第って気もするけどな。何の話だ?















ごごご……はさておき、このあたりはいわゆる「俺TUEE」感もある。
それらしき理由も、ちょっと私には思いつかなかった。
単に、「そういうのに憧れてた」っていうことなのか、万能感の伏線なのか……。

うーん、結果としては別に良いのだけれど、もうちょっと納得しやすい理由付けは欲しかったようにも思う。過敏かな?

しかし、拗ねるアームズの姿は大変かわいらしかったので、まーいーかという結論にいつも通り達するのだった。
すごく大人っぽい外見で、すごく子供っぽく怒ったり拗ねたり笑ったりするアームズはとても魅力的だ。
第一部か第二部かと問われたら、どちらかというとアームズは第一部派……とも思っていたけれど、第二部の大人感・子供感・師匠感のバランスも絶妙なんだよな。















ラストのレア宝箱の面子はこんな感じだった。
元就って、カードコンプの難易度がトップクラスにキツいんじゃなかったっけ……?
コンプに挑戦する予定はないけれど、ワンチャン期待くらいはしてみたい。たぶん期待だけで終わる。















食券フェイズは、まずはスシヌを引き続き消化。
「幼い頃の誘拐」は、年表にも書かれていたヤベー儀式云々って奴だろう。
恐ろしい……滅茶苦茶こえーよ……。引きこもりと軽度の対人恐怖症で済んだのは、奇跡に思えてくるよ……。

そんな恐怖の過去があったのに、「そういうの良くないから頑張る」と乗り越えようとするスシヌは偉い子だ。











二人目は……悩んだが、今回は深根で!
べ、別にシーウィードのGJが理由ってわけじゃないんだからね!















深根はビジュアルだけなら大人っぽくて美人で、お姉さん感すらある。
そんな深根が全力でとろっとろに甘えてくる感じ……正直、たまりませんよ。
彼女のそのあたりの「理由」も、友情を進めていくことで明らかになるらしい。
とても楽しみにしているシナリオのひとつだ。











……というか、どのキャラも良い奴だしシナリオも楽しいので、友情も親友エピソードもできるだけコンプしたいのは間違いない。
だけど人数の多さやラストの長さを想うと……正直、キツい……!

できなくはないけど、作業が、キツい!
前回、リセット・姉妹・長田君の三人で心折れた私だ。
それが今回は、ドッスワッス・松下姫・ザンス・乱義・深根・ダークランス・元就・スシヌを並行攻略中……?
…………マジかよ??


ランス10 プレイ日記69 家族ってあったけぇなぁ





今回はヘルマン後半……のつもりだったが、終盤のアレコレを軽く流すのも勿体ないので、ゆっくり進行でいく。
おそらく闘神大会も、2回以上かけて感想を書いていくことになると思う。

サクサク進めるべきか否か、悩むところだけれど、第二部の感想を書くのもさすがにこれが最後だろう。
楽しみながら、丁寧に物語を追いかけていこう。















兄弟や友達とワイワイしていた過去が、この瞬間のエールの命を少しだけ救ってくれた。
長田君、良い奴だよ……。お前のお陰だよ……。

仲間が居たこと、だからこそ今孤独を感じているのだとエールが思い知る一連のシーンは、とても重要。
辛さや寂しさ、仲間恋しさや孤独の苦しさを、エールは今まさに学んでいた。















雑魚戦を避けずにズンズン進みまくっていると、無事にレリコフと再会できた。
ここまで一人で戦ってきた(?)エールにとって、貴重な仲間。

ただしレリコフはスキル構成がやや使い辛いカードが多い……。
第二部では貴重な、重装甲破壊持ちのユニットではあるのだが、基本的にコスト高めなのが扱いに悩む。















そしてここで、「不思議な夢」をエールは見る。
以前、シャングリラの砂漠でも微かに声が聞こえることがあったが、彼女の夢を見るシーンはここが初めてだったと思う。
内容も、エール自身ははっきり憶えてはいないようだ。
なぜ、このタイミングで、そんな夢を見たのだろう?











もちろん、ネタバレ設定を考えれば、「知っている」こと自体に疑問は無い。
無理やり過去を見ることも、下手すりゃ過去に干渉することさえできてもおかしくはないのだろう。

だが、なぜ今、クエルプランの事情を知りたいと思ったのか? については、よくわからない。
大怪獣クエルプランと数度の接触を経たことで、気になり始めたから……だとしたら、JAPANで夢を観始めるほうが「らしい」か。


うーん。完全な仮説、というかテキトーな想像。
この時点でのエールは、身も心もかなり弱っていた。
だからエール個人よりも、その内側に混ざっている側の意識だったり能力だったりが強く表面化されたのが、この瞬間だったのかもしれない。とかナントカカントカ。















夢のことも気になるが、今は体調を崩しているレリコフの方が心配だ。
レリコフのほうが年上らしいが、感覚としては同世代に近い。プレイヤー目線なら、完全に娘や妹にしか感じられない。
風邪で、ほんの少しだけ弱気になったのかもしれないレリコフが、それでも主人公を案じ、家族を信頼している姿がいじらしい。

この先、闘神大会では敗北に号泣したレリコフは、「泣かない」という感覚が無いわけではないだろう。
それでもこの時は、主人公と再会した時こそ少しべそをかいていたようでもあったが、その後は笑顔で頑張り続けている。
一応はお姉さんとして、妹(弟)を守らないと、という意識が働いているのかな。良い子だな。











エールが絶望しきらずに済んだのも、レリコフが傍にいて、励ましてくれたからこそ、かもしれない。
そして、二人の身体が無事で済んだのは、長田君の遭難セットのおかげだ。サンキュー陶器。















メチャクチャ面倒を見てくれたであろうミックスが、いつも通りの仏頂面で「あ?」とか言いつつ看病してくれるのに心安らぐ。
外見はちびっこいけれど、ミックスの姉度もなかなか高いと思う。















エールとレリコフのために、笑ったり怒ったりしてくれる人たち。
孤独と寒さに震えていた後に、こういうのはシンプルに沁みるぜぇ……。
仲間って、家族って、良いよな……。
あったけぇよ……。















仲間たちの反応は人それぞれ、色々面白い。
残念ながら追加仲間枠のシーンはあまり無かったが、ウズメのテキストが移動画面にあったので激写。















遭難騒動を乗り越えて、ようやく目的地に辿り着いた。
オーブがあるという、ホルスたちの戦艦遺跡。

ホルスとヘルマンとの親交は今でも続いていることが窺える。
「テラちゃん」なんて気安い呼び方がかわいいな。
テラ食券三枚目で描かれたシーラとテラのやりとりも思い出されて、俺ホッコリ。











そんなテラ姫と早くも出会い、オーブを渡される。
外見に普通にビビる人間や陶器相手にも、嫌な感情ひとつ見せることなく穏やかに対応してくれるテラ姫。
相変わらず器がでかく、心美しい淑女だ……。内面をランスが褒めちぎるだけのことはある、本当に素敵な女性だ。
外見がちょっと人間離れしているのが惜しい、けれど、これでこそのテラ姫だとも思うし、種族でどうこう言うのは失礼な気がする。ああでも……うーん……。















オーブは預かっていただけ、とテラ姫は言った。
法王様のツメがやや甘い。外界から持ち込まれた伝説のオーブ的な逸話も創作しておいたほうが、よかったのでは?

残るオーブがあとひとつ、と呟いたリセットの表情は少し固い。
ゴールが近付くのを実感して、緊張や不安といったものが表面化されつつあるのかもしれない。















そして、ここにてターンラストのボス戦が発生だ!
相手はまさかのジャハルッカス。なぜ、どういうわけで奴が復活したのか、わりとよくわからない。

テラ姫、というよりアームズいわく、「悪魔と契約したのでは」とのこと。
バファムーンみたく、パンオペタ? それとも普通にネプラカスの暗躍関連か??

ジャハルッカスのカード(あるのか?)とか、どこかに詳細が書かれているのかな。
また探してみよう。











ともかくバトル開始だ!

……と意気込んだはいいが、スクショも取り忘れるほどアッサリ終わってしまった。
/(^o^)\ナンテコッタイ


「あなたにとって最高のガール!」結果に全力で触れる <10位~1位編>




公式人気投票結果に触れつつ、ひとりずつ全力で讃えながら長文語りするという謎企画、完結編。
今回は「10位~1位」までを対象にした。

前回・前々回を越える長文で、時々目的を見失っている無茶苦茶な内容になっている。
それでも、篭めた気持ちは一律に「おめでとう」と「愛」、だ。

※文章・画像共にガチガチでゴリゴリのネタバレ注意

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FGOイベント 虚月館殺人事件 プレイ日記08(完) 『これからもずっと一緒だから』





虚月館イベント感想、最終回!

従来のものとは少し異なるシステムが意欲的で面白いイベントだった。
上記画像のラストのホームズの台詞といい、細かな配慮が行き届いていたのも好印象だ。
引っかかる点もないわけではなかったが、今後どんどん改良していって、また同じようなタイプのイベントを開催してほしいと思う。
 

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今年の夏について考える

今年のFGOの水着枠について、そろそろ考え始めるべきだろう。
本当ならばもう少し早くからこの記事を書きたかったのだが、油断しているうちに「1300万DL記念」などというわけのわからない括りで一昨年水着復刻ガチャが始まってしまった……。
ということで、焦ってリアルタイムに書いている。

今年の水着枠に男性鯖がいよいよ来るのか否かは、正直わからない。
そこまで考え始めると選択肢が多くなりすぎるので、今回は考えない方向で推理してみる。

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ランス10 プレイ日記68 ヘルマンで現実逃避





8ターン、ヘルマン編開始!
家族とワイワイしつつの冒険、としては実質ここが最後かもしれない。
次ターンは個別行動が多いし、その次はシリアス一直線だし……。

少しずつ、「家族旅行」の終わりが見えてきたかもしれない。
リセットの不安が表面化し始めたのも、主にこのあたりからだったかな。

寂しいけれど、全てはハッピーエンドに繋げるためだ。
ドンドン進めていこう!











スシヌに怒られるダークランス、という貴重なシーン。
引っ込み思案で自信のないスシヌがキリッとした顔で怒る、というのがまず珍しい。

他の兄弟相手はもちろん、比較的対等に話しやすい(※話を聞いてはくれない)ザンス相手の時ともまた違う態度だ。
スシヌにとってそれだけダークランスは身近で親しみが持てて、安心・信頼できる相手ってことなのだろう。

あと、何気にスシヌの「お兄ちゃん」ってレアじゃない? よくない?
普段は弱気なスシヌに「もう、お兄ちゃん」って叱られるとか、ダークランスの奴ズルくない??















えっちな話などしつつも、たまには真面目な話もする。
旅の終わりが少しずつ近付いていることを前にして、「これから」についてザンスがさらっと語った。

どういった形で魔王を鎮められたにせよ、それで全てが丸く収まるわけではない。
エールや長田君といった子供には、まだそこまで考えが至ってはいなかったが、リセットやザンスたちは既に先のことまで読んでいた。











あえて東ヘルマンのような存在を許しているのも、今後のためでもある。
不穏分子をひとつにまとめ、監視・処理しやすくするためだ。
この発想はリーザス、というよりリア発の考え。











長田君の呟きが的確すぎてクッソワロタ。

ちちち、ちげーし……リーザスがっていうより、女王が邪悪なだけだし!!















色々ありつつも、ヘルマンに到着した。
15年後のヘルマンは、魔物と人間が共存する穏やかな国になっているらしい。大統領のシーラの人柄あってこそ、かな。
とはいえ東ヘルマンと分裂もしているので、平和というわけでもないのだろう。

長田君のシーラに対する第一印象は、「友達ん家のめっちゃ気さくなお母さん」。
わかる。わかるがその節々に、「美しすぎる」と「色っぽい」も加えるべき。















ミラクル相手にはピリピリしていたザンスも、さすがにシーラ相手には強くは出られないらしい。ウケる。
母親であるリアもシーラとの相性は悪いので、そのあたりの苦手意識が受け継がれているのかもしれないな。

ザンスもナギも「ちゃん付け」で、志津香さえも幼い頃には抱っこしていたというシーラの最強ママ感……とてもいいと思う。
マジで第二部母親陣でゲーム1本作ってほしいくらいだ。
主人公はもちろんエピローグ後のランスで頼む。
30歳以上はハーレム卒業? あんなのカノジョの前でイキってただけに決まってらぁ。(暴言)











……鼻???















兄貴の頭に豚汁を乗せるなどして遊びつつ、今後の作戦会議。
シーラの娘であるレリコフは、先にオーブを求めてホルスの戦艦に出発してしまっていた。

追いかけつつも最終目的地である戦艦を目指す、という方針が決定。
話を一切聞いていなかった兄弟もいるが、そのあたりも大体乱義がフォローするだろう。
さす乱。マジ国主。











道中に突然現れたカラフルなテントたち。
一見サーカスのような移動型宿の名はシーウィード。
無邪気な弟や妹への説明に悩むお姉ちゃん&兄貴の仏頂面、大変面白い。















おいザンスぶっ飛ばすぞ。

お姉ちゃんはずっとこのままでいいんです!!
リセットは永遠にこのまま!!
このまま英霊になるんだよ!!!(モンペ)















エールが乗り気になると真顔で叱る。
ま、そうだろうとはわかっていた。
ダークランスや乱義ほどわかりやすくも優しくもないけれど、ザンスも実は兄弟全員を大事に思っているというのは、旅をしていれば十分伝わってきたことだ。
いざとなったらマジギレするだろうに、冗談が過ぎるというか口とノリが軽いのは若い頃の親父によく似ている。















シーウィードはこの場はスルー。
ヒィヒィ言いつつ雪原を進んでいると、ヒーローと遭遇した。

こんなナリだが、ヒーローはまだ9歳の子供だ。
逆算すると10年前、つまり魔王が「最初に衝動に飲み込まれかけた」頃にデキた子供ってことだ。

鬼畜王戦争は5年前だったっけ。10年前はわりとすんなりビンタ成功したって話だったと思う。
とはいえ勇者災害で人類に影響が出た頃でもあるので、世界は平和というわけではなかったはずだ。















兄弟の反応も色々だ。
レリコフの末っ子オーラに悔しさを覚えて、エールの服をぎゅっと掴む深根……メッチャかわいくない? メチャクチャかわいくないか??

レリコフとヒーローの元気オーラに中てられて、状況は少しずつグダグダしてくる。
肝心のリセットは体力的に限界突破で、暴れる面々をまともに止められない。
あかん……あかい匂いがしてきた……。















ここで中ボス・冬将軍とのバトル発生だ!
第二部1周目ではかなり苦戦を強いられた相手だったように思うが、今回はそこまで大変ではなかった。











ちなみに以前の様子がこちらだ。
こうして見比べると、まず面子の☆レベルが全然異なることがわかる。その結果として、攻撃力の値もまるで違っている。

2周目でCPボーナスを使用可能になったことで、ここまで変わっているのか……。
「高難易度」ゆえの経験値の増加もあるのだろうが、その分敵も強化されているだろうし、そのあたりはなんとも言えない。















冬将軍戦は無事勝利できたが、トラブル発生。
崩落に巻き込まれたエールは、一人だけになってしまう。
地下ではないかもしれないが、随分と深くまで落下してしまったようだ。生きてるのが奇跡。















どうするか……の選択肢で“現実逃避する”を選んでみたら、脳内で長田君と遊び始めるエールちゃん。
なんだこいつ……カワイイな……。
現実逃避した結果、楽しいこととして思いついたのが「長田君の頬を引っ張って遊ぶ」だったって発想が、まずカワイイ。











空想の世界に逃げていても仕方がない、とわりと早くも立ち直るエール。
出口を探すことになるが、もちろんパーティーは彼女ひとりだけ。
途中には雑魚戦もいるし、不安な道中だ……。











あっ。











……さぁ!
頑張って、出口を探そうか!!