ランス6 プレイ日記116 頬に残った涙の跡




「復帰出来た」女性は、ウルザとリズナの二人だけだったと奴は語った。
そして、今回の件……。これも加えて考えると、ウルザとリズナの二人は、二回目の試練をも乗り越えたと言ってもいいのかもしれない。

あのヤローの審美眼は確かだった。
良い目をしている。目だけはな!!!

 





※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります







VSアベルト











最後のランスチームの元に、ついにアベルトがやってきた。
前回までのアベルト戦は負け前提のバトルだったが、今回は勝利しなければならない

強制されている面子も、前衛二人に後衛二人、しかもヒーラー付という好待遇だ。
シィルではなく最近加入なセルさんや、強力ゲスト枠であるリックが採用されているあたりにも親切心を感じる。このメンバーなら、一定の強さは保証されている。










のらりくらりと言動も怪しく、カオスにも薄気味悪い呼ばわりされているアベルトだが、目的はランスの首だと語る。
カミーラの命令に従って、『確実にランスに勝つため』に、この罠を仕組んだらしい。

……とはいえ、それにしても真剣さが足りないように見える。
命がけで戦い、黙って死んでいった七星とは本気度がまるで違うイメージだ。
負けたことを恥と思った様子もなく、今回もさっさと逃げてしまった。







攫われた二人











しばらくして、バラバラになっていた仲間たちは無事に合流を果たした。
だがその中には、居ない顔がある。
かなみ達と一緒にいたリズナと、カロリア達と一緒にいたウルザが、行方不明になっていた。

状況からして、理由は明らかだ。犯人はあの男に違いない。
だからこそ、ランスを前にしてもさっさと退いていったのかもしれない。
命がけで男と戦うより、好みの女の子を調教する方が楽しいってことか……。
なるほどな!!















その頃……攫われていたウルザたちも、目を覚ましていた。
状況を把握するや否や、傍にいたリズナをすぐさま庇うウルザ。格好良すぎて三回惚れた。
リズナとウルザの二人……イイな……。
御姫様と騎士のような雰囲気もあるけれど、そんなに単純ではない関係性とビジュアルの美しさ。運命力。これはかなりの代物だよ(※謎目線)。

リズナとウルザのやりとりって、戦国以降ではどんな感じだったかな?
最近の作品では、あまり直接的な絡みはなかったかもしれない。
戦国やランクエあたりが要チェックか? メモメモ。















結局ダニエルの死から今まで、ウルザ達とアベルトがゆっくりと話をする機会は今まで無かった。
プレイ日記081 カクさん強化祭」の頃は、ウルザは『落ち着いてから話を付けようと思っていたけれど……』みたいなことを考えていたりもした。

その後、アベルトの使徒発覚だの色々な事件を経て、ついにこうして話をする時が訪れたわけだ。
アベルトは素直に全てを語り、以前にランスにも語った“女性への試練”についても打ち明けた。

驚き、嫌悪しつつも、そこまで強く動揺はしないウルザとリズナ。
しかし、既にアベルトの新たな策は始まっていた。










アベルトの卑劣な罠に苦しむ二人。
発狂しそうな程の快楽と痛みに襲われながらも、彼女たちは懸命に耐え続けようとする。
より酷い反応が出て、喋ることさえ出来なくなっているリズナでさえも、ウルザが「……我慢…出来ますか…?」と問いかけると、何度も何度も頷いていた。

前にリズナは、『いつかはランス以外の男でもよくなるのかもしれない』という不安を抱えて、涙していたけれど……少なくとも今回は、そんな事にはならなかった。
リズナはちゃんと、我慢できた。本当に強くて美しい娘だ。
そんなリズナを気遣い、支えながら踏ん張り続けるウルザも強くて優しい。

二人とも良い子だし良い女すぎるだろ……。
そういう場合でもないのだけど、普通にちょっと感動してしまった。
このシーンのウルザとリズナ、メッチャクチャ格好いいしカワイイし、素敵だ。


…………もちろんそれはそれとして、こういうのって燃えるよなとかも思うが、言わないでおこう。
くっ殺って、なんだかんだでわりとすこ。
でも簡単に「殺せ」とか言い出さない子の方が好みだし燃える。何の話だ?







急げ!











間一髪の場面で、ランスの救いが入った。
アベルトは即座にその場から逃げ出したが、ウルザとリズナの症状に変わりはない。

彼女たちの治し方についてはアベルトが語っていた。
すぐに治療を行うために、拠点へと急遽戻る。
そしてヤることをヤるッ!!
治療行為だから仕方がないッッ!!!















一刻を争う状況だったリズナをまず治すため、その間にウルザは我慢し続けていた。
使いすぎたタマを補給すべく、飯を食いまくるランス。
やや間抜けなシーンでもあるが、本人は真剣だし、状況的にもマジだ。
もちろん代わりの男などいない。許されない。
リックの童〇っぷりが窺える、ランス6内では貴重な場面でもあった。







ウルザ達の涙











再戦開始。
勢いを付けるために、未使用だったコスプレ衣装を着せられたウルザ。
メイド服だったらしいが、表情といい雰囲気といい、まるで着せ替え人形のようだ。

最近の彼女の凛々しさや気高さ、強さといったものが薄らぎ、涙を浮かべて呆然とする様は、歩けなかった頃の姿に近い印象だ。
だからこそ痛々しい。あれだけ頑張って立ち上がって、それでも再びここまで叩きのめされたわけだ……。















プレイ日記104 それぞれの準備状況」では、「誰かに脅されたり屈したりして…躰を開く事はもうないかも」と言っていたウルザ。
あの時のウルザは、ランスでさえそう簡単に手を出せないほど、したたかで手強い女だった。
アベルトの卑劣な罠は、そんな彼女の誓いと覚悟を踏みにじった。

いいようにされて悔しいと、ウルザは泣いた。
いいようになんかされてないぞと、ランスは言った。

……実際に、ウルザは十分頑張っただろう。
リズナのことも守った。自分も耐えた。
そして今回も彼女は折れず、壊れず、もう一度踏ん張ろうとしている。










ウルザとリズナの涙に、ランスは改めて奮起した。
すごくわかる。メッチャ感情移入してしまう。
スゲーかわいくてスゲー良い娘な二人に、あんな酷い事をするとか、今回ばかりはマジで腹立たしい。
アベルトの野郎、絶対に許せねぇ!
こればっかりは問答無用だ!!
首洗って待っとけ変態ドMクソ野郎!!!