FGOイベント 輝け! グレイルライブ!! プレイ日記07 大丈夫、俺たちが育てた後輩だよ




えっちゃん正規加入に続きマシュの霊衣があえての中盤入手っていうのも、プロローグ終了で入手だとかエピローグ終了で入手といった今までの定番パターンに嵌めこむのではなく、きちんとシナリオのタイミングと重ねてきているのが印象が良かった。
システムとシナリオのタイミングが合わさることで、より気持ちも盛り上がりやすい気がする。



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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています





VS『夢去りぬ乙女』

秘密兵器も大活躍










開場前にはガッチガチに緊張していたマシュだったが、いざ始まってみると舞台上では大活躍!
それでも「いぇー!」とか「ありがとー! です!」とか、微妙に拙くて不慣れな感じが初々しくて可愛いね。あざとい。俺たちの後輩はあざとい。

多くのピンチを乗り越えたえっちゃんも、今回のステージで更に成長を果たした。
細かい理屈はよくわからないけど、要するにえっちゃんは尊くて凄いってこと。















ライブバトルが終われば互いに笑顔で健闘をたたえ合い、対戦相手を心の底から祝福できる『夢去りぬ乙女』もまた偉いッ! うちの娘たちは良い子ばっかり!

もっとも、初登場時は場面の関係上水着姿となり、ニトクリス&静謐のハサンのステージ衣装場面は他ユニットに比べるとやや尺が短かったのは正直少し残念でもある。
二人とも超~~~~素晴らしい衣装なので、もっとこの姿で喋っている姿を単純に長く見ていたかった……。
……とこの時は思っていたので、後でサブクエに気付けて大喜びした。二人の出番もたっぷりあるわ、内容も良いわでサイコー! ヒャッホイヒャッホイ!

繰り返しになるけど、この二人の衣装ってマジで良いよな! 他の面子ももちろん素晴らしい物が揃ってるけど、彼女たちはいつもの衣装とのギャップがかなり大きく、すごく魅力的。
特に今まで霊衣や別霊基の機会が少なかった静謐のハサン、素晴らしい……! 発表された時から思ってたけど、メッチャクチャ可愛い!! 好きだ!!!







最後の相手は絶対王者

最強の敵





またひとつライバルを撃破して、いよいよ次はグレイルライブ決勝戦。なんと、もうそんな時間なのか!
えーと……確かに霊衣勢の残り人数を考えると、そろそろ決勝でもおかしくはない。
もうちょっとこの時間を楽しみたかった気もするけど、まぁ仕方ないか。
アイドル系スポコン物の『お約束』をひとつまたひとつと乗り越えつつ駆けあがっていくアイドル坂な日々は、純粋に楽しかった。終わるのが惜しいくらいだ。(※フラグ)















決戦日は延びたものの、相手は既に決まっている。
絶対王者『ヴィルトゥオーサ』! ネロ・酒呑童子・エウリュアレの三人で構成されたアイドルグループか……!

ネロはさておき、他の二人にグループ活動でキャッキャウフフのイメージはほぼ無い。協調性って言葉の意味、知ってる? 聞いたことくらいはあるかな?
この面子でどんなパフォーマンスをするのだろうと疑問だったが、後の実際のステージで明かされた。グループを名乗ってるのに実質ほぼ個人活動って自由過ぎるぜ。アイドル特異点はバーリトゥード。







ミス・クレーンの過去










ライバルとの初対面も終わり、決勝に向けて熱意はメラメラ。
完治したメイヴちゃんの調子も上がりっぱなし、えっちゃんもノリっぱなしで希望の未来へ一直線! レディーゴー!!
……と、そのまま巧くいくはずもない。
これもまたありがちな“トラブル”だったが、この件はえっちゃんにひとつの躓きを与え、更にミス・クレーンという人物の過去に触れていくことにも繋がった。















親しくしてはいるけど、未だに謎多き女性ミス・クレーン。彼女についてようやく少しだけ知ることができた、かな。
彼女の背景についてはある程度読めていた部分もあったけど、『パリで暮らしていた時のマスター』の話は初耳。かつ、ここまで掘り下げられるとは思っていなかったので意外でもあった。
現代かぶれしたゴールデンのごとく、“過去の機会”については特別に語られるわけでもない、キャラクター造形上のエッセンス程度なのかと思っていたが……。

これですべてが語られたのか、今後も新たに語られる機会があるのかはまだわからないけど、ミス・クレーンにとって『パリで暮らしていた時のマスター』が大きな存在だったことはなんとなく伝わってくる。外見や趣味だけでなく思想についてすら、その人物の影響をかなり受けているようだった。
『服飾デザインの才をもった』『魔術師ではない』『女性』……か。少なくとも既存の登場人物ではなさそうか?















ミス・クレーンと主人公の言葉は、自信を失いかけていたえっちゃんにもう一度勇気を与えた。
アイドル的な挫折展開をまたひとつ乗り越えたぜ……! あとは最終回に向けて全力ダッシュ&ゴールだ!(たぶん)

いよいよ霊衣なしでえっちゃんがステージに立つ展開になるのかとも思ったが、ミス・クレーンの手にかかれば決勝までの織り直しも間に合うらしい。スゲーな!
ただ、今回改めて「見られたら去らねばならない女」の件について、コメディ風味ではなく真剣な空気の中で語られたのはちょっと心配でもあった。
変なフラグじゃないことを祈りたいが……やっぱ、そうもいかないかなぁ。







『AxXxS』だった日々










決勝戦を前にした最後の休暇は、『AxXxS』の絆を深める時間になった。
ま~たメイヴちゃんが良い女ムーブしてら。いい加減にしなさいよね。こういうの大好き。

最初に出会った善きライバルと組むというのはハナっから胸熱展開だったが、想像していた以上に良い関係になっていったなぁ。
キュートなメイヴちゃん・クールなえっちゃん・パッションなタマモキャット、デコボコな三人なんだけどすごく馴染むし、長い時間を共にしていただけあって、『おらがプロダクションのアイドル』としてすっかり愛着を持つようになってしまった。















この時点で「全て終わったあとのこと」にまで言及するとは……。切なく寂しい気持ちにもなるけど、とても良い場面だ。
ちょっとメタな視線での読み方になるが、『AxXxS』というグループに対してライターがとても真摯に愛をもって向き合って描いてくれているなとよくわかる。ただのコラボユニットやアイドルパロディとして表面的な描写だけで終わらせるのではなく、彼女たちの物語を丁寧に書いてくれていると感じる。

これら一連の休暇シーンは三人娘のキャッキャシーン・イチャイチャ場面でありつつ、えっちゃんの重要なターニングポイントでもあり、グループにとってひとつの終着点でもあった。ここが実質最終回でもおかしくないくらいには、やるべきことを描かれ切った。

もちろん、まだ物語は途中だ。今回の会話すら、次の展開に至る残酷なフラグでしかないのかもしれない。むしろその可能性の方が高いようにすら見える。だって綺麗すぎるもん。
そんな恐ろしい予感や不安も含めて、良いホンだ。面白いな、グレイルライブ。