ランス・クエスト 延長戦061 魔人カイトと『緑の里』



まだまだ先は長いと思っていたが、マグナムのメインストーリーも少しずつクライマックスが近付いてきた。
物語自体は楽しいが、終わるとなると悲しいな……。
終わったところでまだ続けるけどな……。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





カイトリベンジ

“緑の里”に行こう






カオスを手に入れた……ということは、魔人とまともに戦うことが出来るようになったわけだ。
前回のサテラとは直接対決せずに終わったが、ランクエで出会った魔人はもう一人。しかも奴には(一方的に恨みを募らせただけの)因縁がある。
魔人相手に戦って殺されなかっただけマシだとか、そんな殊勝な気持ちなんて一ミリも持たん!
リベンジだ、クエスト『緑の里』へGOGOGOッ!!

カイトの情報を教えてくれたのはマジック。
カミーラ捜索の命を受けたと思われる魔人カイトがゼス国内をウロウロしていると聞いたのは「延長戦023 ゼスで魔人退治?」の頃だ。
かなり前って印象だが、未だにウロウロしていたのか……。成果が得られるまで帰ってくんなってケイブリスに言われてるのかもしれない。
俺達やマジックが各地で冒険キャッキャッしている間にも、ゼス公務員の皆さんはカイト監視のお仕事を続けていたんだなぁ。かわいそ。









カイトの現在地点は国境沿いの緑の里近辺。緑の里は【緑化病】にかかった10代の女の子たちが隔離されている特殊な場所だ。
【緑化病】といえばイブニクル2にも出てきたけど、あっちは文化や風土の違いのせいか症状はかなり軽症だったっけ。「イブニクル2 プレイ日記06 新天地にも問題はたっぷり」の頃とかに出てきた。

魔人退治に興味をもったアームズがクエストに参加したがったが、女性は感染の危険があるため今回は参加禁止。マジックに諭されたアームズもすんなりと諦めた。
将来的にはあんなことやこんなことになるアームズが「魔人とは一度、戦ってみたいと思っていた」と言い出すのが興味深い場面でもあった。人生って不思議なものですね。





女子禁制なクエスト






【緑化病】は現時点でのランス世界では治療法も見つかっておらず、接触感染の恐れもあるため、患者は厳格な隔離状態を強いられているらしい。
その環境の厳しさについて詳しく明かされるのは、タイミング的にはもうちょっと後だったか……。
ゼス国王であるガンジー視点でも緑の里について語られる機会があった気がするけど、あれってランクエ? それともランス10での食券イベントだったっけ?
かつての腐敗しきった内政を改善できなかったり、緑化病患者の現状を大きく変えられなかったり、国王とて万能じゃないよな~とガンジーを見ているとよく考えさせられる。それでもガンジーが国王だからこそ、多少はマシになっているのかな。

ともかく緑化病の少女たちの扱いは決して恵まれたものではない。先程アームズは素直に引き下がったが、ここでクルックーは魔法マスク装備での参加を申し出てきた。
クルックーなりの信念と信仰に基づいた決断だったわけだが、AL教の裏側や世界の仕組みを知っているプレイヤーからすると面白い状況。危ういなぁ。







そんな『緑の里』クエスト……マジでクルックー以外の女子が使えない!
リア参加不可能で名声全回収できないってコト? クソが!!

単純に人数もギリギリで、現状ではこの通りMAX四人パーティしか編成できなかった。
……って、よく考えたら上記面子以外にバーナードくんもいるはずだよな? なんで入れ忘れてたんだろ。ウケる。

何にせよ参加可能メンバーが限られている以上、長居はしたくない。そもそもレンジャーも居ないので、宝箱開封はまだしもトラップに無防備になってしまうのが強いストレス。
快適な環境を求めるなら、【名声宣伝】を持たせたオリジナル男性レンジャーあたりをメイキングしておけばいいんだろう。





魔人カイトと【緑化病】

カイトの過去




その頃、噂の緑の里現地。
カミーラ捜索の一環ではなく、実は定期的に緑の里の支援を密かに続けていた魔人カイトは、彼を慕う少女のひとりキャロリ・メイトと話をしていた。
見ればわかる通り、キャロリもまた緑化病を患った患者の一人ではあるけど、それでも十分に可愛いなぁ。
外見のパーツはもちろんだが、仕草や言動がともかく良い意味でフツーな感じで可愛い。









キャロリとの会話の中で明かされたカイトの過去。
彼が魔人になったのも、戦い続けているのもそもそも強くなろうときっかけさえも、全ては緑化病に繋がっていた。
最初は姉のためだったが、途中からは緑の里支援自体が彼にとっての理由だったのか……。

こんな繊細な話を打ち明けたのは、相手がキャロリだったからこそなんだろう。
ケイブリスあたりは把握していそうだが、カイト発信で打ち明けることなんて、今までほぼ無かったんじゃないだろうか?
キャロリは確かにカイトに救われているけど、カイトもこの瞬間、キャロリに少しだけ救われたようにも見えた。
良い話だなぁ……。このまま終わってくれれば、何も問題はないんだけどなぁ。





最強のスパルタ




そんな切ない事情もカイトの想いも、ランスたちは何一つ知らない。
たぶん知っても態度は変わらないし、カイトだって打ち明けるわけがない。
つまり我々は争う以外の道がない―――!









緑化病少女たちには優しいおじさんなカイトだが、敵相手には容赦ゼロ。
しかもよりによって、ランスは戦闘前に『緑の里の少女たちとの××』を目指すと宣言してしまった。カイトじゃなくても呆れるし軽蔑するし、そりゃ怒るよ。

だが戦ってみた感覚としては、可能性が無くはなかった印象。
カイト相手に無意味なアレキサンダーを外して、それ以外の枠もオリジナル男性キャラクターで強化しておけば、十分にワンチャンが狙えるような気がするな。
ターン制限もないタイプのようだし、そのうち作戦と編成を練って再挑戦してみてもいいかもしれない。







前回に続き、今回もカイト相手に完全敗北。
トドメをさされなかっただけで超ラッキー。

更にラッキーは続き、戦闘のダメージで動けないでいる一行を通りすがりのカワイ子ちゃんが発見してくれた。
チャンスチャンス! その優しさにつけこんでお近付きになるんだ!