ランス・クエスト 延長戦066 神の真実



今回の記事には、ランス・クエストにおける重要なシーン・重要なネタバレが含まれます。
ご注意ください。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





カラー女王の誘拐事件

歴代女王に相談だ






新法王も決定して一件落着ムードの中、突如として発生した誘拐事件。
またパステルがポンコツやらかしたのか……という軽いノリでは済まないくらい深刻な雰囲気になってきて、緊急ペンシルカウ会議が決行される。

一緒に攫われなかっただけマシかもしれないが、目の前でかーちゃんを連れ去られたリセットが本当に不憫だ……。リセットのためにも、パステルを取り返してやりたい。
リセットはこの場に及んでも涙も見せず、「わたしが助けにいく!」と力強く宣言するなど相変わらずしっかり者の面が目立つけど、内心は不安だろうなぁ。まだまだお母さんに甘えて当然の年頃どころか、実年齢は赤ちゃん同然だし……。





リセット参戦






リセットの冒険参加についてはランス含めた全員が反対派だったが、ここで動いたのがまさかのフル・カラー。
自分から助けに動こうとした姿が随分とお気に召したらしい。
延長戦041 歴代女王おかわり」の頃には子孫に対して随分と手荒な扱いをしていたけど、ちょっとずつ変わり始めた……と、いうほどでもないのかな。まぁなんだかんだでここの関係も馴染んできた。
結局リセットが関わっていくと、相手がどんなに怖い女でも大体良い感じにされてしまう。コミュ力つよつよ幼女。









フルの後押しもあって、祝リセット・カラー加入!!
職種としてはガンナーでレベル1。まだまだとても戦力に数えられるような状態ではないけど、親父譲りの限界∞が個性のひとつ。
それ以外にもビンタとかふしぎリセットとか、色々と特殊なスキルを持っている。可能性の塊だ。
……というか、取得可能スキルがマジで多い。スキル一覧が縦に長くてミッチミチ。色々とありすぎてどこから手を付けるかメチャクチャ悩む。

まぁ未熟だしガンナーだし、ぼちぼち育てていくとしよう。そもそも一定以上のレベルにならないことには解禁されないスキルも多い。
とりあえず、「延長戦060 「普通の女の子」扱い」の頃にゲットした二個目の学習装置はリセットに持たせておく。
おとーさんとお揃いの学習装置だ! 嬉しいね!





世界の真実

女神ALICEと法王




法王就任後に解放されたクエスト『女神の真実』を見に行こう。
戦闘なしマップなし、シナリオを読むだけで名声が貰える嬉しいクエスト。……と、素直に喜べるものでもない。
内容的にはすごく衝撃的かつ興味深い情報が明かされていく一方で、かなり胸が痛くなるものでもある。







ムーラテスト中の凌×直後ですら落ち着き払っていたクルックー。
そんな彼女があからさまに“どもった”姿を見たのは、これが初めてだ。あの冷静沈着なクルックーが声を詰まらせずにいられないほどの衝撃を受けている。
それでもなお彼女は、言葉につかえながらも女神に御礼を言い、謝罪をし、最後まで意見し続けた。
今までずっと感情表現が少なく反応が薄かったクルックーの、そんな姿があまりに痛々しい。その苦痛を想像することもできねぇよ……。







法王に与えられる褒美の話だとか、法王の仕事と神のシステムとか、今後の物語にも繋がっていく大きな要素や伏線や設定がモリモリに詰まったエピソードなのだが、最終的にはクルックーの痛々しさが見ていられなくてテンション爆下がりしてしまう。
面白いんだけどやっぱつれぇわ……。でも面白いわ……。でもやっぱ神はク●……。

えーと、この時に指示された二年以内の大きな事変がヘルマン革命にあたるんだったか?
クルックーと女神のやりとりはランス9にも二周目限定(だっけ?)でテキストイベントが存在した。あの時もクルックーが酷い目に合わされたことだけは憶えているけど、細かい内容はどんな感じだっけ……。
返事が遅くて×されたのはランス10のクルックー護衛?





クルックーが大切に感じるもの




そんなクエストを見たからか、ランス城にて見慣れないクルックーイベントが発生。
なんてことない普通の日、たまたま城内教会にやってきただけのランスに対し、クルックーがちょっと妙な反応をみせる。
今までもこの部屋にランスが訪れることは度々あったし、特に珍しい光景でもないはずだが……。









クルックーにしては非常に珍しいデレめいた反応は、ランスには正確に伝わらず体調がおかしいと受け止められてしまった。
ランスのみならずトローチ先生さえ……。病気じゃないっつってんだろ! 気付け!!

しかし……無自覚かつ他人にも伝わらないうちにデレて柔らかく人間らしくなっていくクルックーが可愛すぎて、改めてなんか泣けてきちゃうな……。
前回「また一緒に冒険にいきたい」と暗に自己主張してきた時にも驚いたけど、こんなやりとり&先程のクエストの内容を見てしまうと、色々とわかってしまう。
このなんてことない日常と、ランスや仲間と共にある日々が、きっとクルックーにとっては本当に大切で愛おしいものなんだろう……。
わかる、わかるぜクルックー。俺もまさにそうなんだよ……。この時間がメチャクチャ好きなんだ……。唐突共感キモポエマー推参。





クルックーの変化






その後……といってもリアルプレイのタイミング的には十数時間後だったのだが、似たようなタイプのクルックーイベントin迷宮が発生した。

ちょっと前までは冒険中でも聖書こと『アリスの大冒険(全55巻)』を繰り返し読んでいたクルックーが、珍しく休憩所でボーッとしているのを見かけたランス。
今日は読んでないと指摘されても、「ああ……」「そう言えば、そうですね」と彼女は乗り気ではない反応。おそらくこれも先程のイベントと同じく、法王就任後(女神の真実発覚後)に解禁されるイベントだな。
女神の真実を知ったことで聖書に対する反応が変わる……という流れにはデジャブ感もある。アムちゃん周辺でもそんなエピソードがあったはずだ。もうちょい先のシナリオだったか?







バランスブレイカーでもあるランスの扱いについて、ムーラテストでの恩を踏まえてトローチ先生が改めて言及するのも見所。
今まではどちらかというとクルックーをけしかける立場だったトローチがこんな態度を取るとは……こっちもデレ期かな? さほど嬉しくはない。

わざわざこんなことを言うってことは、トローチ先生は未だにクルックーが変わり始めたことを正確には把握していないのだろう。
クルックーの内面の変化について気付いているのはプレイヤーのみ。あとは強いて言えばアムちゃんあたり?
将来的にはサチコやアルカネーゼも漠然と把握していそうではある。









迷宮内で発生するミニイベント程度の規模ではあるのだが……このシナリオって、メチャクチャ重要じゃね?
クルックー自身の変化と周辺の変化、未来に繋がっていく伏線の数々が盛りに盛られている。スルー不可避な超絶致命的重要エピソードすぎるだろ……。
シナリオのシメが「クルックーは幸せについて少し考えた。」という地の文で終わるのも良いなぁ。
サラッとしているけど余韻がある。

……ここ数回、毎回クルックーの尊さに唸ってるだけの感想日記になってないか?
しゃーない。だってマグナム終盤だもんよ。そりゃそうなるよ。