FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記19 正しい未来を夢みる街



時間をかけてたっぷり前半パートを咀嚼してきた。よっしゃ後半来いや! 一気に平らげてやんよ!!
……とイキって突入してみたが、全然消化が終わらない。物語のボリュームが多く、読むのも理解するのもともかく時間がかかる。
読み進める速度をAP回復が追いつき追い越していき、リンゴを喰うどころか回復通知にせっつかれている日々だ。
ヘヘッ……楽しくなってきたぜ……!





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



北の女王

ノクナレアとアルトリア






もうひとりしかいない『王の氏族』についてアルトリアがボロクソに語っていたのは「プレイ日記03 なくした目的と名前」の頃。
悪口を言いつつも本気で憎んでいる風でもなく、どういう関係なのかと思っていたが……まさか普通に友達だったとは!
知り合ったのは互いの正体を知らなかった頃で、数日間しか一緒に過ごしていなかったらしいが、傍から見ると彼女たちは立派な友人関係。素直じゃないアルトリアは正直には言わないけど、ノクナレアのことを悪友として好んでいるようにしか見えない。







一方のノクナレアの反応もなかなか意外な感じだった。
メイヴちゃんの外見や噂に聞く北の女王っぷりから、もっとオトナで天上天下唯我独尊系女王様かと思っていたが、アルトリアとの過去のやりとりも今の言動も、そんなに完璧に仕上がっていない。通常メイヴちゃんに比べるとむしろ幼い感じ?
同じく女王クラスのモルガンと比べてみても、ずっと人間(妖精?)臭くて親しみがわいて、好感も持ちやすい。立派な女王にならんとしているノクナレアからすれば、こんな感想は失礼極まりないかもしれないけど……。





『予言の子』でもモルガンでもなく




見た目がメイヴちゃんかつ、なんとなく話しやすいので油断してしまいそうになるが、彼女はあくまでもブリテン異聞帯側の存在。しかも女王モルガンや予言の子アルトリアを押しのけた上でブリテンの真の女王にならんとする野望を秘めた危険な相手でもある。
立場的にいつかは直接戦う時も来るのだろう。それがわかっているからこそ、アルトリアとノクナレアは友達のままではいられなかったのかな……。

ノクナレアはアルトリア個人に対しては敵意を持っていないように見えるうえ、更に今回主人公個人のこともちょっと気にし始めたようだった。
ガウェインはノクナレアを「人間を嫌っている」と話していたし、統治姿勢も妖精至上主義を謳っているようだが、嫌っているのはあくまでも種であって個は例外アリなのか?
何か評価基準があるのかな。ノクナレアの好みに準ずるって言われたら、まぁダヨネーとしか言いようがないが。







もうひとつ気になったのは、ノクナレアと部下が語っていた『モース病の対応』がどうこう、という話。
ノクナレアの空気もピリッとしたし、シェフィールドの名前が出てくるし、なんか不穏な予感……。
非人道的な行為はおこなわれていないと思いたいが、そもそも妖精國の倫理は汎人類史のそれとは別物だと考えるべきだろうしなぁ。





廃都ロンディニウム

ロンディニウムにおける凄惨な歴史




ノクナレアたちと別れ、次の目的地をロンディニウムに定めた予言の子一行。
円卓軍とついに合流の時か……!
プレイ日記07 騎士の戦い」の時に擦れ違ったっきり、長く間が空いてしまったけど……具体的にはリアルタイムで一ヵ月くらい挟んだけど、ようやく彼らとまともに会えるのか!

まだ噂のトップに直接会ったわけでもなし、本隊としっかり絡んだわけでもないけど、人間牧場での一件ではなんてことない兵士ひとりにも好感を持てたことから、円卓軍そのものへの期待値は最初から高い。
てっきりブリテン異聞帯での本拠地&帰る場所になってくれるのかと思っていたけど、会えるまでマジで長かったな……。もう11節だぞ……って、11節? そんなもん?
……ひょっとしてまだ中盤にも至ってない感じ? ワーオ!







妖精暦の終わり頃に滅んだ人間の街、城塞都市ロンディニウム。
その来歴についてオベロンは詳しく知らなかったが、代わりにハベトロットが色々と教えてくれた。
サラッと語っていくけど、内容はめちゃくちゃ血生臭くてドロドロな嫌な話だ。トネリコや賢人グリムの名前は前から聞いていたけど、そんな悲惨な最期を迎えていたなんて思っていなかった。
そりゃ最期はいつかは来るだろうけど、勇敢に戦った末とか民を庇ってとかじゃなく、身内からそんな扱いを受けたなんて……。

トネリコや賢人グリムの他、『新しい王となるはずだった人間の騎士』『何をやっても死なない黒騎士』『残った妖精騎士』のことが語られたけど、彼らの具体的な個人名は出ず。
更に妖精騎士の名前については、「プレイ日記17 これまでの話とこれからの話」の時のガウェインと同じく「なぜか思い出せない」不思議な現象が起きていた。

ちなみにシナリオ初期、「プレイ日記06 女だらけの妖精円卓」の頃に救世の妖精として個人名が出ていたのは五人。
救世主トネリコ不死身のエクター排熱大公ライネック賢人グリムはじまりの騎士トトロット
何か色々と見えてきたような……またよくわからなくなったような……。







一方、ガレスはガレスで不思議な反応をみせる。
未来が云々って……彼女には見えているのか?
妖精國において真実を見抜く妖精眼は既に失われたという話はやはり超序盤に聞いたことがあったけど、これはそれとはちょっとモノが違うのかな。
未来視? 魔眼? 未来が見える子イヌ系ってことで瀬尾シリーズを思い出したりださなかったり。

『ハベトロットだけ何も見えない』ことの詳細も理屈も不明だが、途中退場を地の文に明言されたこともあるハベにゃんなので、何にせよ不穏な感じではある。
でもまぁ、この時点だと正直何もかもよくわからん。





ロンディニウムの円卓軍






そんなガレスを森の中でたまたま助けてくれた気持ちの良い男。
彼こそが人類最強、円卓軍のリーダー!!
噂を聞いてから幾星霜、ようやくお目に書かれた騎士パーシヴァル!!!

見た目も正統派に格好いいが、褒められて照れくさそうにする様には愛嬌もある。
いきなり好感度の高い男だ……。THE好青年という感じで、同じ騎士系でもガウェインともランスロットとも少し違う。
印象が良すぎて逆に胡散臭い、とか言い出したらキリがないからやめたい。人を信じる心を持ちたい。









思想と目的を考えると協力し合えるだろうが、さすがに最初はギスギスするかな~などと勝手に心配していたけど、全ては杞憂だった。
ここも既にオベロンの根回し済みどころか、オベロン主導!? こ、この男、マジでなんでもかんでも出来過ぎじゃないか!?

オベロンの準備が周到過ぎて驚くことしかできない。
そもそもそんなに準備期間があったことにもビックリしたが、ここからしばらく後になって、オベロンはベリルが来たのと同時期に異聞帯に自動召喚されていたことを教えてもらった。
カルデア到着まで数ヵ月の準備期間があったらしいけど、それにしたって至れり尽くせりすぎる。オベロンに足を向けて眠れねぇ。





オークニーから運び込まれた壁画






今まで多くの街を巡ってきたけど、ロンディニウムはどことも少し違う。
どの街もそれぞれ個人的にはさほど悪印象を抱きはしなかったが、それは一時の客だからこそなのかもしれない。この国を背負うことになるかもしれないアルトリアにとっては、ロンディニウムは色々と考えさせられる場所でもあるようだ。

そして……ここで、オープニングのチラ見せ画像が再登場! ロンディニウムに現存する壁画だったのか!
ノリッジでの大厄災がなんとなく似ていることから、まさに村正の言う通り厄災の擬人化怪物の絵かと思ったが、ハベトロットたち現地妖精の感想は違うらしい。
オークニーの妖精『雨の氏族』『ロンディニウムの騎士』に、『奈落の虫』……って、新しい情報がまた増えたぞ! トネリコたちの新情報を貰ったばかりなのにまたまた増えた!!
ちくしょう、情報の整理と把握には限度があるんだぞ?
マジで……ブリテン編を前後編に分割してくれてサンキューな……。