FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記23 ロンディニウム防衛戦前夜



今回の章、一枚絵の出番が多くない?
これまでも「ここぞ!」というシーンでは描きおろしCGや特殊演出が用意されていたけど、ブリテン異聞帯では「ここぞ!」以外のちょっとした場面でもモリモリそれらが使われている印象。これが……原作者特権EX……!?

こうなってくると、コンシューマーゲーみたくギャラリーモードとか欲しくなる。
細かい差分とかじっくり眺めてぇ~。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



違和感めいた色々

ソールズベリーの違和感






ロンディニウムに戻る前に、休憩がてら久々のソールズベリー。
久しぶりに酒場店主のマイクに会ったり、『ノリッジの鐘を鳴らした』条件を満たしたのを理由にソールズベリーの鐘を鳴らしたりできた。
ノリッジに続きソールズベリーも即協力してくれるわけではないのがやや不安だが、女王モルガンの絶対権力を考えると仕方がないのだろう……と、一応仲間たちは納得もしている。
それにオーロラは、全ての鐘が鳴れば『予言の子』に就くと改めて名言もしてくれた。ここまでは予定通り、順調に進んでいると言っていい。









……ただ、なんとも表現しづらいけど、ちょっとした違和感のようなものを読者目線ではこのあたりから抱き始める。
とはいえ、何に引っかかっているのかも断言はできないので、現時点ではイチャモンに近いかもしれない。疑心暗鬼で因縁付けてるだけだったりするかも。もしそうだったらごめんなさいと先に謝っておこう! 謝れば許される!

気になるのはソールズベリーという街自体? オーロラ? コーラル? その街に住む妖精に、あるいは人間? それとも『妖精』というもの全て?
何に違和感があるのかハッキリ言えるわけでもないし、予定通り巧くいっているはず前に進んでいるはずなのに、不安とも言い切れないモヤモヤが拭えない。





オベロンの違和感






ソールズベリーの酒場では「戦うのはあれきりだ」と言っていたのに、しょうもない理由で再びバトル強制参加となったオベロン。
流れ自体はコメディだったが、クラスが変わってるのは何故? ドユコト??

私はテキスト回収しやすさのために『選択肢では基本上を選ぶ』ルールでプレイしている人間なので、アルトリアVSオベロン戦では「いいよ」選択肢でオベロン側に立ったのだが、味方側のオベロンのクラスはなぜかライダーになっていた。
前々回のバーゲスト戦でのオベロンがアーチャーだったのは記憶に新しく、いきなり大混乱。







聞いた話によると「ごめんね」選択肢だと更にクラスや環境が変わるとか?
オベロンについての疑問と疑念が更に増えた。今までが至れり尽くせりすぎて、まさか今更になって素直に裏切者疑惑を持つってことは無いけど、オベロンのことはともかく未だによくわからん。

加えて、これもまたちょっとしたことなんだが、カタナを欲しがったのも地味に引っかかっている。
コーンウォールで「名なしの妖精」のモースを倒した時、レイピアを持ってたってトリスタンは言ってなかったっけ……?





決戦前日

“予言の後”と、妖精國の『人間』






決戦を前にして兵士たちと共にロンディニウムに来てくれたペペロン伯爵から、貴重な“予言の後”についての話を聞く。
ペペから聞いた限りだと希望があって魅力的で、とても理想的な展望にも聞こえたけど、単純に喜べるものでもない雰囲気。うーん……。

その後、夜になってダヴィンチちゃんと二人きりになった際に、“予言の後の可能性”についてもう少し詳しく掘り下げられた。
人間牧場はてっきり人間を家畜的に製造・管理している施設かと思っていたが、実態は全然違った。我々汎人類史の『人間』と妖精國の『人間』は、ほぼ別物じゃないか……。
赤ん坊も老人もいないのだと仮定すると、妖精國における人間は最初から成体として誕生することが多いのだろうか? のちに登場したロンディニウムの少年は、子供調整として生産されながらも「寿命もそろそろ半年を切った」とも言っていた。
ドラケイの河の頃からこの土地の人間の特殊性は薄々気付き始めていたけど、このあたりの情報を加味して考えると、色んな認識がひっくり返りそうだ。







そしてここでもうひとつ、例の壁画に関する新情報。「プレイ日記19 正しい未来を夢みる街」の頃、古い妖精語だから読めないとダヴィンチちゃんは(&オベロンも)言っていたけど、実際は一部分に汎人類史の先史古代文明で使われていた言葉が一言だけ存在したらしい。
汎人類史における一万四千年前の言葉。ケルトにおける古い神『ケルヌンノス』。神の存在を隠そうとした女王モルガン。
ふむ……何が何やらわかんねぇけど色々と複雑なんだろうなってことはわかった!

しかし一万四千年前。また一万四千年前か。
FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記21 彼方より飛来した巨いなるもの」や「FGO第二部 Lostbelt No.5 プレイ日記28 等しく堕ちた末に」の頃に言及された、ギリシャ異聞帯が発生した『第二のマギア』も同じ時期だった。





物忘れが激しいハベトロット




ウッドワス率いる牙の氏族と決戦前夜とも呼べる夜、あちこちで色々なことがあった。
主人公がまず話をしたのはハベトロット。ハベにゃんの物忘れが激しいって話は初耳だなぁ。今までのマシュパートでの地の文はハベにゃんの日記の内容だったりするのだろうか?
あと単純に「物事を憶えられない」ってのは、初期のコーンウォールの名なし妖精を思い出してちょっと心配でもある。
あの娘ほど酷くはないのかもしれないが……。地の文で言及済みの退場劇が、ハベにゃんモース化とかやめてくれよ? フリじゃなくマジでな?







マシュの話題になったところで、“ボクの花嫁”の意味が明らかになった&ハベにゃん女の子確定! ヤッター!!
てっきり百合的な意味での花嫁かとも思っていたので、その点を誤解していたのはちょっと申し訳ない。ハベにゃんの大事な夢を変にイジってしまったような形になってしまった。

しかし、マシュが一人目で「ボクの夢はマシュからはじまった」というのはちょっと不思議な感じでもある。
シェフィールドでマシュと初めて出会った時には、既に花嫁を求めていたようにも見えたけど。





ロンディニウムの人々との触れあいの中で






鐘とガウェイン退治の影響で円卓軍の戦力は増えたが、街の中の空気は少し変わってしまった。期待と圧の強い人間や妖精が増えたことで、アルトリアも初期に比べると無理してキャラ造りする頻度が多くなった感じだ。
アルトリアはいつもの自虐風照れムーブで誤魔化そうとするが、村正にはあまり通じない。
ドラケイの河でアルトリアが求めた「あんなもん」は結局何だったんだ?
未だに明かされないのが気になるなぁ。二人だけの秘密とかズルいぜ。内緒にすんな! 言え!!









アルトリアが「変わってきたロンディニウム」に息苦しそうにしている一方、ガレスは「今までのロンディニウム」に再び触れていた。
最近は妖精國の妖精や人間について、どうしても重たく暗い気持ちになることが多かったけど……こういう場面を見ると、とても心があたたかくなる。
ガレスは彼らの希望で、彼らの存在がガレスにとっての光にもなっていて、まさに「隣人のため、上も下もなく助け合い認め合う」様は最初にロンディニウムでアルトリアが目にした光景再びって感じ。
こういう人々を守りたいよなぁ。そして鍛冶師の妖精おばあちゃんが何気なく語ってくれた話は、すごく大事なコトのような気がする。