ランス・クエスト 延長戦070 完全汚染魔人



今回のクエスト、移動中の雑魚戦後にまぁまぁの高確率でキャラが行動不能になっていくのが地味に厄介。ボス用の戦力はギリギリまで完全温存したほうがいい。
そういえば、なんだかんだでラスボス戦も近付いてきたんだっけ。そろそろ多少は用意をし始めるべきだろうなぁ。
……と、たまに思い出すんだけど、他のことをやり始めるとすぐに忘れる。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





汚染された心

“緑の里”の悲劇




【拡散モルルン】の効果でカイトの怒りが伝わってくると同時に、その原因も発覚した。カイトの心の隙を突くためとはいえ、なんて卑劣な策略なんだ……。鬼畜戦士もビックリな所業ですわ。
この件に関しては、アムちゃんのやり口が外道過ぎて素直に引いちゃうな。まぁ他にも外道なことは沢山やっているんだけど、“緑の里”については罪なき病弱な少女たちが多く犠牲になったのが居た堪れなすぎる。カイトじゃなくても激怒して当然だし、あんな過去を持つカイトならば闇堕ちしても仕方ないレベル。







あと、キャロリにとっても二重に超ショックな事件だ。
里を救うためにランスと共に冒険に出ていったのに、留守にしている間に救いたい里自体が壊滅してしまうなんて、心が壊れてもおかしくないくらいの大惨事。

『禁欲モルルン状態なランスでは即全員を治療できない』という制限が、こんな悲惨な結末に繋がってしまうなんて……。
病気の進行を考えれば元々時間制限が無いわけではなかったけど、【導く者】の介入さえなければ何人かの患者は十分に間に合って救えただろうと思うと、なお辛い。





将軍アレックス






その頃、最前線でカイトに対応中のゼス軍。
延長戦023 ゼスで魔人退治?」の頃の監視任務ではサイアス率いる軍が出張っていたけど、今回は積極的に暴れている魔人を身を挺して足止めすべく、アレックス率いる光軍が防衛にあたっていた。
無敵結界のせいでダメージが与えられないだけでなく、汚染+拡散のせいで兵士がモリモリ病んでいくのはかなりキツそう。
ただでさえ勝ち目のない戦いなのに、精神面もダメージを喰らっていくとなると、マジでどうしようもないじゃん。肉の壁になるしかなくない?

メンタルダメージというと、繊細そうなアレックス自身もやや心配だが……この時期のアレックスは既にマジックとの離別も乗り越え、エロピチャと安定した関係を築いているので大丈夫か?
マジックを巡るゴタゴタは、奥手で優しいだけだった男を強く成長させていたんだなぁ。……ってことにしとこう。良い話良い話!









眼鏡軍団を率いたアレックスでカイトと戦うイベント戦。
当然ダメージのひとつも与えられない負けイベントでしかないのだが、珍しいユニットを使えるということ自体は少しワクワクする。ちょっと楽しい。
まぁ使い勝手を楽しむ間もなく終了してしまうけど……。

アレックスは相変わらず光系魔法を中心に白色破壊光線も使えるうえ、レベルも高い値を維持している。
ランス6でのゲスト参戦を思い出すなぁ。懐かしいな、本編終盤の大量ゲスト追加……。ガンジーやリックやウルザといった強キャラがどんどん加入してくれて、その状況だけで最高に盛り上がるんだよな~。









ところでこのイベントはアレックスの貴重な顔出しでの出番。
アレックスがランクエに登場する場面ってココだけだったっけ?
あまり活躍もできない一瞬の出番であっても、専用&新規の顔グラフィックが用意されているのは破格の待遇(?)。
早雲や戯骸といったJAPANキャラは戦国立ち絵を使いまわしていたけど、前々作のグラフィック流用はさすがに厳しいと判断されたのかな。

せっかくなのでランス10やランス6のアレックスも並べてみる。
男性キャラなので当然だろうが、外見や衣装の変化はほぼ無い。ランス6では童顔だったような気もしたが、並べて見てみるとそんなでもなかった。優男ではあるけど幼くはない。









光軍の敗走を遠くから眺めていたアムちゃんは笑っていた。
カイトは一番心が闇に落ちやすい……というのは、過去の傷はもちろん、人としての情を未だに持っているからこそだろう。魔人でありつつ優しさと人間らしさを保っていたのが仇になるというのは辛いなぁ。カイトが本当に哀れだ。

悲惨な光景を目にしたパステルは一瞬洗脳から抗おうともしたが、結局逃げ出せずに終わってしまう。既にアムちゃんには、カイトの「次」の作戦の用意があるらしい。恐ろしい女だ……。
……恐ろしいし怖いのは間違いないけど、アムちゃんってエッッ□いよなぁ。
レ×プ目なパステルを操りつつ愛撫する様とか危うくインモラルでエ□ティックな雰囲気があって、今まで出会ってきた女敵とはまた違う魅力を感じる。
アムちゃんが性的な意味で美女を落としていく姿……じっくり眺めてみたくない? 俺は見たいね。





救いのない結末






ランスたちもようやく魔人カイトと接敵。既に彼は完全汚染人間と化していた。
それでも最初の約束通り、キャロリは説得を試みるが……やはり、届かなかった。
こんなに恐ろしい状況で、緑の里のあんな結末を知ってしまって、キャロリも辛いし悲しかっただろう。なおもカイトに言葉をかけようとした彼女はとても強い子だ。だが……。









戦いが終わり、カイトは正気に戻ることもなく死んだ。
魔人といえばお馴染みの魔血魂になったようだが、その魂はなお汚染されたままらしい。
魔人かつ汚染人間ってマジで厄介だな……。この魔血魂を誰かが取り込んだら、何度でも悲劇が繰り返されることになるのか? しかも即完全汚染魔人爆誕になるわけだろ?
アムちゃんてば、サラッとエゲつない爆弾を生み出してくれたもんだ。

キャロリの心には何重にもなる傷が残ったことだろう。本当に痛々しく、後味の悪い事件だった。キャロリもカイトも緑の里の少女たちも、誰もが哀れでただ虚しい……。
アムちゃんの思想だとか手段だとか反神とかAL教とか、色々と複雑だし理解や同情できる部分がないでもないけど、この緑の里に関する事件だけはやっぱりちょっと納得できないなぁ。
まぁ、そんなの気にしないからこそのアムちゃんなんだけど、そろそろケジメを付けるべきかもしれぬ。