ランス・クエスト 延長戦072 【導く者】との最終決戦



個性豊かなキャラクターがたくさんいることは、ランスシリーズの確かな魅力のひとつ。
ランクエでも多くの仲間が加入して賑やかで楽しかった。……けど、RPG方式だと戦闘では5人くらいまでしかパーティ採用できないのが悩ましくもある。
ランクエではスキル回数制限、ランス6では活動力による制限などで『面子をどんどん入れ替える』ことを半強制し、色々なキャラクターを使いまわす方式に繋げていったけど、それらも完璧なシステムとは言い切れない。ある程度のストレスを伴ってしまうあたりが、昨今の流行にはあまり噛み合わない感じもする。個人的には好きだが。

『ストレス少なく、色々なキャラを使える』ゲームシステムって難しいんだろうな~。
ターン制RPGよりSRPGの方がまだ向いてるのか?
一昔前のスパロボやサモンナイトのような2DのSRPGwithランスシリーズがやりたい。単なる願望。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





バベルの塔

世界がヤバい






マグナムのラストクエスト、『バベルの塔』開始!
スタート早々に世界規模の大ピンチ。影響は既にCITYのみならずリーザスやゼスにまで伝わっているらしく、普通に全世界がヤバい。
女神が「面白いなら」と譲歩して許してくれたのは一日だけ、その一日もクルックーが命懸けでもぎ取ってくれた貴重なチャンスだった。

ふむ、おかしいな……。
無印のラストクエストは親戚や身内とのしょーもない喧嘩でしかなかったのに、この規模の違いはなんなんだ? ラスボス(の肉体)の格?





特殊仕様のラストダンジョン






ラストクエストなだけあって、パーティの入れ替え無制限!
舞台も無印時と同じ“バベルの塔”だが、途中の階層が自動スキップだったりランダムエンカウントがなくバトルは固定中ボスオンリーだったり、細かい仕様は前回と異なる。
移動の度に誰かが脱落していくのもビミョーに面倒くさいな……。入れ替え無制限とはいえ、組み直すのがさしあたり手間。
とりあえずラスボス要員だけは確保して、それ以外の面子で頂上を目指していくことにしよう。

……あっ!!!
また「ラスボス要員の準備」をするのを忘れたままクエストスタートしちゃった!!
前衛攻撃力を兼ねたヒーラーたちのスキルを回復専属用に振り直すの、ま~~~たまた忘れちゃってるじゃん!!!







延長戦041 歴代女王おかわり」の頃に続き、二度目の大ポカ。
現時点で純ヒーラーとして育成中なのはノアだけだったので、ま~~~たまたノアのラスボス戦登板が自動的に決定してしまった。

でもノアさん、純ヒーラー育成故に育ち辛くて、レベルもやや低めの48なんだよな……。
開始早々、ラスボス戦に不安を覚える。クエスト開始前に準備しろっつー話ですわ。





アマズサ(たぶん)最後の挑戦






ボス連戦中盤では久々のアマズサwithクリスタルロボとエンカウント。
それこそ無印ラストクエスト『女王パステル・カラー』以来の再会……だっけ?
あの時もまだ死んでないっぽい描写はあったが、その後は【導く者】に拾われていたのか。

拾われる前から完全汚染人間レベルの耐久力を持っていたような気もするけど、ともかくこれで真の完全汚染人間となってしまったアマズサは永久封印決定。保管庫でシルバレルと仲良くな。
そしてまた今回も列攻撃してくるクリスタルロボにガードを連れて行っちゃった俺……。
まるで成長していないのがバレバレ。





【導く者】の男たち

進撃の詰み手、唯一の生き残り




【進撃の詰み手】最後のひとり、リーダーっぽい雰囲気の黄色担当ベクドランが我々の前に立ちはだかる。
リーダー枠が黄色とは珍しいな。黄色じゃなくて黄金扱い? ゴールデンなリーダーなら、まぁアリ。

性格的には敬語で穏やかな男であり、他の濃い連中に比べるとキャラ付がやや地味かもしれない。
こういう性格の奴じゃないと、そもそも面子を纏められなさそうなので仕方ないんだろう。









戦闘になると、ベグドランはなぜか左端に寄っている。
バランスの悪い絵面だと思ったが……あっ、そうか! 他の連中が生きたままなら、空いている枠にどんどんキャラが増えていくわけだ。
差分も気になるし、せっかくだから全員生存でのパターンもワールド移行前に確認しにいこうかな。
生存フラグ成立からやり直す必要があるので面倒くさいけど……面倒くさいけど。面倒くさいけど!

戦闘終了後、クルックーの口から【進撃の詰み手】の正体が明かされる。
ベグドランの本名はブローネンバーグ・ヘンツだったらしい。テンプルナイツ騎士団長というと、現在でのサチコパパと同じ立場だったってことになるのかな。
本作では法王不在の時期が長かったため、サチコパパポジションが法王とそんなに距離が近いイメージはなかったけど、少なくともアムちゃんの時代は彼女と共に教団を裏切る程度には親しかったのか。







そんなベクドランも、最期までアムちゃんのことを想いつつ死んだ。
心の声によると、彼は一時期はアムちゃんと恋人関係にあったらしい。セコナオットもアムちゃんを愛してたっぽいが、三角関係だったのかな。それともセコナオットが秘めた想いを抱え込み続けていたのか。
なんだかロマンチックでドラマチックな恋模様の予感がするぜ! もう全部終わったけどな!

ベグドランは「その行為が悪」云々言っていたので、アムちゃんの思想と行動を完全肯定していたわけではなかったようだ。
悪であっても君のために戦うのが愛だ……って、こう言っちゃうと失礼かもしれないが、やや境遇に酔っている感もある。
アムちゃんに付き従いながらも完全汚染人間にまで堕ちきっていなかったあたり、彼らの限界は早くから見えていたのかもしれない。





思春期+反抗期+洗脳




アムちゃんの部下として、続いて我々の前に現れたのはダークランス。
かーちゃんがアムちゃんに酷い目に合わされたのも知らず、まだアム様心酔状態が続いているのか……哀れだな……。

そのあたりの経緯について誰か説明してやれよとも思うが、言ったところでダークランスは信じないかもしれないし、仕方ないか。
でもフェリスが城に保護されていることだけでも、やっぱ誰か説明してやれよ。ランス以外ならワンチャン信じるかもしれないしさァ!









おっと、未来のことを考えると重要なマリアとの会話だ。
メガネブス呼ばわりの件といい、こうして見てみるとマリアとの絡みはそれなりに多いと言えなくもないか?
他に比べればという程度だが、ランス軍団の比較的常識人担当として、正論をダークランスに向けやすい分会話が増えるのかもしれない。志津香なんかは大して構ってくれないしな。









また、今回の機会はダークランスとリセットの初顔合わせでもある。
直接会話前からリセットの方は既に相手に興味津々。遠くから手をぶんぶん振ってみたり、やることなすこと全部無邪気でかわいいな……。
今日もうちの娘は超サイコー。一方の息子はなんでこんな厨二になってしまったのか……環境、性別の違い。