FGO第二部 Lostbelt No.6 プレイ日記29 楽園の妖精



六周年で色々な情報が発表されたり、システムに大きな変更(例:レベル上限解放)があったりしたけど、『7月公開の六章後半』をプレイしている最中には勿論それらは知らなかった。
日記の感想もその時に感じたままに書いているので、ツッコミ所や多少のズレが散見されるだろうけど適当に聞き流してほしい。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



北部での旅

マシュとの再会






今度こそ、今度こそようやくマシュと再会&合流成功……!
回想で明らかになった色々の衝撃がデカすぎて、トネリコのことが重すぎて、どうしても大喜びってテンションにはなれないけど……でも、良かった……!

封印から解放されたマシュのCGは、第一部オープニング終盤でのタイトルバック構図を連想させる。
色々な意味でリスタートな気分だ。ここからが真の第二部スタート、みたいな感じかもしれない。





『楽園の妖精』






トネリコの手で記憶を調整されたと思われるが、それでもマシュは『新しい2回目』の妖精暦について、一部の例外を除いた多くの情報をもたらしてくれた。
マシュの情報に加えてアルトリアの事情、それもあからさまに「あえて黙っていた」っぽいモノも明らかになってきて、モルガンやブリテン異聞帯の謎について色々とわかってきた。

しかし……「『楽園の妖精』は余所者として嫌悪される」というのは、キナ臭いし不安な話だ。余所者だからって、庇った雨の氏族を全滅させるとか反応が過剰すぎる。
正当な島の後継者云々が気に入らないにしても限度があるだろう。以前に聞いた6つの妖精&ケルヌンノスの物語もあわせて考えると、いよいよなんか胡散臭い。

あと、アルトリア自身も『楽園の妖精』だというのがバレたら、大変なことにならないか……?
バレた途端に掌を返されるんじゃないかと今から超怖い。同じ余所者であるカルデア一行や人間のパーシヴァルあたりはバレても味方でいてくれるだろうけど、たとえばムリアンとか生きていればウッドワスのような現地妖精のトップクラスに敵認定されてしまえば、予言の子一行なんてアッという間に潰されてしまうんじゃ……。







四つ目の鐘が鳴ったことで、アルトリアは更に強くなった。
ちょっと前からNPCアルトリアはLV105参戦で既にゲームシステムブレイカー状態だったけど、いよいよLV110に到達とか……最終的にどうなるんだ?
ただ、強くなること自体は良いと思うのだけど、この場面でも不意にボケッとしていたりだとか、鳴らす度に強化以外の変化がアルトリアに起きているようにも見えるのが正直心配でもあった。





悪のチョコレート帝国






色々と不安が膨らむのを感じつつ、やってきたのはノクナレアの領地“エディンバラ”
会うのはアルトリアにとって昔馴染みの悪友だということもあって、久しぶりにちょっと気が緩めるような気がしないでもない。
思えばマンチェスターあたりからずっと緊張しっぱなしだったからなぁ……。

アルトリア的にも久々にコメディっぽく明るく振る舞うこともできて、見ていてちょっと安心した。
バゲ子といいノクナレアといい、敵視している女にオラついている時のアルトリアが一番輝いているよ……。元気で戦え。









ノクナレアはノクナレアで精神戦は同レベル。
エディンバラという土地自体は現時点では味方でも身内でもないはずだが、やっぱりなんか気が抜けてしまうというか、心穏やかに全力でボケられるな……。
先程の鐘直後シーンではアルトリアのメンタルetcを心配したけど、悪友相手にこんな感じで振る舞えているのなら、まだ大丈夫だと思いたい。

クー・フーリンのガワを持つ男賢人グリムとのトラブルへの不安もあったが、ノクナレアが変に動じた様子もない。グリムに言わせれば「人類史なんてくだらない因縁より、今ここにある人生を、運命を優先している」らしい。
うんうん、良い話だ。どんな運命でも生まれ変わっても同じ人物に恋をするのも美しい在り方だが、生まれ変わる度に自分らしい個を獲得するのも美しい在り方。どっちも違ってどっちも美しいよね。









『王の氏族』と『予言の子』が同盟を組む下準備は整った。
あとはどっちがトップになるか、この拳で戦って決めるだけ! 副賞には『異邦の魔術師』も付いてくるらしいぞ!!

勝負方式は言うまでもない。由緒正しき炎のお菓子作り勝負!
季節外れのバレンタインだぜ!! イャッハーーー!!!





愛と勇気のチョコレート対決

『王の氏族』というもの






エディンバラ及びノクナレア周辺での日々は久しぶりに得られた軽い休息時間。
……と、心穏やかに過ごしていたいのに、ここでも妙なフラグは撒かれていく。
何がどういうことなのかはよくわからないけど、ともかくちょっと不穏な感じでイヤ~ン……。
ハベにゃん! 「……いや、考えすぎかな」は絶対に駄目なヤツだよ!!







マヴあるいは『北の妖精』にはまだ何か厄ネタが隠されているように思えるが、ノクナレア個人はやっぱり好印象しか抱けない人物。
通常メイヴちゃんの淫蕩女王っぷりが潜められているせいか、高慢で誇り高くも嫌味でない様はザックリ遠坂系列の気配を感じないでもない。
きのこに愛される系譜の匂いがするのだわ。







まずい、まずいぜ……。こんなに魅力的な面をモリモリ見せられたら、ノクナレアのことが好きになっちゃう! 恋しちゃう!
真に愛多きはボガードでもバーゲストでもなく俺読者ってね。

まぁノクナレアの可愛さについて噛み締めるのは個人的に活動するに留めるとして、ここで明らかになった『北の妖精』関連の情報もなかなか興味深い。
「裏切られた」と聞いた時にはついトネリコを連想して、また胸糞系な話かと思ったが、ノクナレアの話を聞く限りはそういうタイプではなさそう。
むしろ正統派な異種族同士の悲恋に聞こえた。そうなってくるとノクナレアの“人間嫌い”も、保護すべき対象への愛&心配する感情のようにも思えるな。ノクナレアはツンデレだった可能性……? フツーにありうる。





信頼と不安と






やけに来客の多い夜、最後に主人公を尋ねてきたのはまさかのオベロン。
プレイヤー目線では前回コヤンスカヤと接触していたのを見かけて以来だが、主人公にとってはもっともっと久しぶり。グロスターの妖精舞踏会終了後に別れて以来だ。
元気そうだし相変わらずの調子だが、節々に相変わらず“何か”誤魔化しているような違和感もおぼえる……。
ただ意図も理由もわかっていないので、やっぱりイチャモンに近いのかもしれない。

一方で『巡礼の鐘』と『解除』についての話及び、それを聞いての主人公の反応は納得できる&意外と安心できるものだった。
確かにアルトリアは鐘を鳴らす度に強くなっていくし、最初の頃は汎人類史アーサー王や救世主トネリコに人間性が近付いたように見えたりもしたが、直近の印象はまた違う。
彼女の根っこの部分は相変わらずで、意外と芯が強くて我も強い。それこそトネリコのように“道を外れる”ルートとは完全に別ルートに歩み始めたような……気がするような、気がするだけのような……。







アルトリアがどうなっていくのか、オベロンがどうなっていくのか。
現時点では先も見えず、敵味方や善意悪意も正しく判断しきれない。
……けど、こういうことを言ってくれる人は、オベロンという相手は、かけがえのない存在だ。主人公にとってはある種の合わせ鏡、似た者同士のようでもあり、もっと特殊なもののようでもあり……。
その感覚は、今後の“庭”に関するシーンでも再度感じた。あそこであえて彼が“相手”になったのには強い意味合いがあるんだろう。







アルトリアもバーゲストもオベロンも、もっと正直に言ってしまうとトネリコやモルガンも、できることなら戦い殺し合いたくはない。
できれば最後は笑顔で別れたいと誰に対しても思ってしまうけど、まぁどうあっても全員ってのは物理的に無理だわな……。でも好きなキャラクターにはそれぞれ己の物語を気持ちよく走り切ってほしいというのが本音。
どんな形になろうとも、妖精國における彼らの物語とその結末を、緊張と不安を抱えて楽しみにしている。









な~んてシリアス&センチメンタルな感傷をいつまでも続けてたらバトルには勝てねぇ!!
戦え!! 立ち上がれ!!! チョコを喰らえ!!!!

トネリコの衝撃的な過去からの、楽園の妖精や北の妖精に関する複雑な事情からの、オベロンやアルトリアに対する不安からの、チョコレート対決……。
よく考えたら短期間で空気が変わりすぎて耳鳴りするわ。ヤクでもヤってんのか?