FGOイベント 非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ プレイ日記04 彼女の内の楽園と地獄



レイドはともかく、レイド終了時の『攻略戦』をはじめとするストーリー戦闘の難易度がなかなか高いなぁ。
開始前に与えられるヒントの通りのNPCを借りておけばそれなりに楽にもなるけど、使い慣れていないNPCを編成に組み込むこと自体にも頭を使うし……レイドの勢いのまま後衛を絆上げ面子まみれにしていると酷い目にあったりもする。
ビースト相手に舐めプすなって話ですね。でも……絆を上げたくて、ついうっかり……。





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※本記事では1.5部サーヴァントの真名を表記しています



地獄

名付けまくり太公望






楽園のごとき光景だった『生存領域』。それと対を成すような地獄めいた地帯を、太公望は『殺戮領域』と呼ぶ。
生存領域の方も一見美しい“異常”だったが、こっちはわかりやすく“異常”だなぁ。歪み方としてはストレートと呼んでもいいくらいかもしれない。

それはさておき、『異聞眷属』『異聞兵器』に留まらず、『生存領域』『殺戮領域』までも太公望命名なのか……。
片っ端から勝手に名前を付けているようでもあり、なんかちょっとシュールにも感じる。
いつかコヤンスカヤと直接対面した時、「殺戮領域で接触した異聞兵器が……」とか話しかけたら「は?」って言われたりしない? 真顔で返されたら泣いちゃう。





優しい大人たち






『殺戮領域』の光景をいきなり見せたことについて、ちょっと苦言を呈してくれたのは新所長。
太公望への意見ついでに、何もかも抱え込みがちな主人公たちへの忠告もしてくれる。気遣いのできる良い人だなぁ。

安全なプレイヤー目線だとフ~ンくらいで聞き流してしまうけど、実際にこんなモンが目の前で繰り広げられたらCEROだのRGだのどころの話じゃない。
多くの特異点と異聞帯を乗り越えてきた主人公やマシュを、未だに「普通の子供」としても扱ってくれる新所長は本当に貴重な存在だ。救いと呼んでもいい。









新所長とは少し違う視点からだが、同じく主人公を「子供」として扱ってくれるニキチッチもまた優しい人だ。
後にダヴィンチちゃんに対する時の態度でも感じたけど、良い意味でスレていなくて真っ直ぐな反応はいっそ新鮮ですらある。

太公望のような厳しさや冷静な視点もまた必要なものではあるし、太公望&ニキチッチという2サーヴァントの組み合わせは、思っていたより相性がいいのかも。
逆のタイプだからこそ補い合うことができる関係性なのかもしれないな。









その後の太公望の腹黒なんだか素ボケなんだかわからないムーブについても、ニキチッチの存在が良いクッションになっていたように思う。
しかし、太公望……素でこういう性格なのだろうし、この土地には認識攪乱の術がかけられているという理屈でフォローもされているけど、なかなかクセのある男だ。
ニキチッチやフォウくんの反応通り、あまり性格が良くない(※誉め言葉)のも事実ではあるのだろうが、想像していたほどの超人ではないようにも見えてきた。
ビジュアルと設定はいかにもな大物感が溢れているけど、実は努力家でそれなりにポカもする普通の男だったりするのだろうか……?





クリスマスイブはスルトといっしょ






二日目のレイド対象は懐かしのスルトさん。
前日のイヴァン雷帝とは違い、そういえばスルトは『異聞帯の王』ではないよなぁ。王縛りってわけではなく、各異聞帯の巨大エネミーと毎日戦っていくことになるのだろうか?

しかし残るレイド開催日は二回、対する異聞帯はまだ四つも残っている。数が合わないことに今更気付いた。
うーん、明日以降は一日で複数の異聞帯巨大エネミーと戦っていくことになるとか……?
最終日にゼウスとケルヌンノスが同時発生したらウケる。もう笑うしかないもん。





領域の謎

コヤンスカヤの世界






スルトとの闘いも無事に乗り越えて、ボーダー組との合流前に再び短い休憩時間。
状況も落ち着いたところで、この領域の正体について太公望が話し始める。
ほほう、固有結界か……。特異点でも異聞帯でもないって話は前から聞いていたけど、固有結界だったかぁ。
最近では頻繫に見ているような気もするので感覚がインフレしているけど、それでもこんな規模の固有結界ってのはかなり珍しくないか? ビーストチート?









固有結界の中で生きるあの動植物たちも戦闘獣も、当然特殊な存在ではあるだろうけど……自我も自己もなく交配や進化もないってのは、想像以上に歪でもある。
家族として仲良く過ごしていたようにも見えた動物たちの光景も、自我がないとなると、AIがルール通りに自動的に動いているみたいな感じなんだろうか?
だが、そもそもなんのためにそんなことをしているんだろう。人を模して人を否定する戦闘獣の在り方のほうがまだわかりやすいような気がしてきた。

……「母体のみから産み落とされる生殖機能のない動物」と呼ぶと不気味で歪なものに思えるけど、「すべての動植物のママはコヤンスカヤ」って言い換えると一気にアリな世界観に思えてくる。
不思議だね。





太公望と妲己




コヤンスカヤの真実にまた一歩近づいたような気もする、こんなタイミングで……新節開始直後に挟まった回想は、明らかに太公望視点っぽいものだった。
それも生前、例の『妲己』に関わる重要なモノローグ。
「美しい」の真意が文字通りの意味とはまだ断定できないけど、今までの太公望&妲己の関係性の印象とは随分と違う雰囲気でもある。

妲己に関することなら任せとけ、みたく太公望が胸を張っていたのも、“そういうこと”だったとしたらちょっとイメージが変わってくるなぁ。
なんというか、ちょっと心配にすらなってきたぞ。妲己連呼しすぎで逆フラグにしか見えなくなってきた。
もし人違いだったら……ど、どうすんの? メッチャ気まずくない!?