ランス・クエスト 延長戦054 【導く者】のリーダー



キャラが多くて工夫の余地の多いランクエで頭を使っていると、イブニクルのシンプルさが懐かしくなってくる。
改めて振り返っても、ランクエ進化系でありつつも凄く良いバランスで出来たシステムだったよなぁ。
でもランクエの複雑さもなんだかんだで大好きなんすわ。RPG好き老人としては、やっぱりキャラはたくさんいた方が&好きに入れ替えできるほうが好み。嬉しい。



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※本記事ではサーヴァントの真名を表記しています





噂を追って

女これだけいれば姦しく




ランス城のJAPAN大使館で度々起きる「女の子たちのお茶会」シリーズが楽しい。
いつもとはちょっと違う面子が集まって、色々なキャラクター同士の意外な関係性が見えてくるのが良いなぁ。
ランクエのオールスター感というか、ファンディスクっぽさというか、『全部まぜこぜ』な良さと賑やかさが際立つイベントだ。







マジックとアタゴちゃんが意外と気が合いそうな感じとか、親しすぎない女友達のような距離を見ていると、なんか女子高っぽいな~とも思う。
話題に上るのがなんてことない世間話だったりするのも姦しくて平和。

そもそもランクエの女性陣集合パートの雰囲気が女子高っぽいのかもしれない。
ランス以外の男はまず出てこないし、ランスはオチ担当になることが多いので、女性陣だけでワイワイしている様に女子高みを感じる。
序盤に見かけたアイスフレーム三人娘とサチコが「迷宮での着替え事情」について語り合うようなイベントなんて、まさにそんな感じだった。
いい匂い……というか、制汗剤の匂いがしそうな空間。ニチャァ





導く者のリーダーの噂






世間は今日も【導く者】の噂で持ち切り。
リーザスやゼスも迷惑を被っているらしく、リアとマジックが登場してグチりあっていた。井戸端会議じみてるけど各国王族揃い踏みという特殊過ぎる環境……。ランス城は特異点。

王族ではないが、アルカネーゼも【導く者】にかつて影響を受けていた者として会話に混ざっていた。
アムと黒い腕輪に関しては「延長戦012 あの子もその子も冒険参加」の頃から警告していたアルカネーゼ。
その後も黒い腕輪関連のクエストの度にちょくちょく危険性を話してくれていたが、ランスが気にするのは【導く者】トップのミステリアス美人アムの存在だけだった。





アムとの初接触






噂をすれば影。ミステリアス美少女・アムによる“洗脳”の瞬間をランスとクレインは目撃してしまった。
外見は遥かに年若い、知り合いですらない初対面の少女に対し、老人はどんどん己の境遇と想いを吐き出していく。自殺を試みていた老人はやがて子供のように泣き出して、最後には少女を自然と「アム様」と呼び敬うようになっていた。
ジジイ完堕ちの瞬間見~ちゃった! 望んでねぇ~~!!

ただただ“言葉”だけで相手の懐に潜り込み、傷を切り開いて自分の元へと導いていく手法は見事な代物。
どう見ても異常だし明らかにヤバいし、関わってもロクなことはなさそうだ。まぁランスがこの程度で恐れをなすわけもないんだが……。









いつもの鬼畜戦士なノリで飛び込み、アムとの接触を図ったランスだったが……彼さえも、危うく飲み込まれるところだった。
「このまま自由に動いてもらった方がよほど面白い」という理由で見逃されたようだが、あと少し状況が違えばランスも落とされていたかもしれない。こわ~。

ここで面白かったのは、アムの口を通じてランスの内面が少し曝け出された点。
シィルが氷漬けになっている現状について、ランスは強がり続けているけどかなり危うい状態でもあるということは、いくつかのイベントで度々描かれてきた。筆頭ともいえるのが『ランクエ無印ED』でのアレソレだが、マグナムに突入した現状では無印ED事件を経由していない。
……逆に言えば、『ランクエ無印ED』後のランスだったなら、魂の汚染度は今回以上に高まっていただろう。
“あの状態”のランスが、もしアムと出会っていたら……?
今回アムが見逃したのも、そう遠くないうちにランスが“あの状態”になると予測しているからなのかもしれない。





司教候補の噂




【導く者】の深部に一歩近づき、続いて選んだのは同じくメイン系となるクエスト『司教の罠』
このクエストはクルックーにとって超重要な内容!
気合を入れて挑んでいこう。ここまで来ると、いよいよマグナムパートも中盤に至った……くらいだろうか?
もっとも、先はまだまだ長いけど。







無人教会の掃除にいくクルックーについていったランス一行。途中の休憩所にて、またもリア&マジックのW王族を交えて“ムーラテスト”についての話題になった。
各国は、リーザスがトータス司教支持。ゼスがロードリング司教支持。ヘルマンがエンロン司教支持。……と、綺麗に別れているらしい。へぇ~、ヘルマンってエンロン派なんだ。

もう一人いる最後の候補については「親の七光りだけで司教になった、真面目だけが取り柄の人」という程度の噂しか伝わっておらず、リアもマジックも名前すら知らないらしい。
ちょっと無理がある設定~! ま、いいか。









リアの予想は「トータスかエンロン」。マジック(千鶴子)のおすすめは「エンロン」だったらしい。この二人のどちらかになるだろう、というのが一般的な感覚なのだろう。
エンロンは見るからに性格の悪そうなジジイだし、今まで何回もテストに落ちてるあたり見込みもなさそうだし、ランク的には落ちるのかな~とプレイヤー目線では思うけど、やっぱりこの世界的には年期は強みになるのかな?
とりあえずゼスというかガンジーがロードリング推しなのは凄く納得。むしろロードリング以外、ガンジーと合いそうな司教は居ない気がする。

こういった、この世界における一般常識や世間話的なものを聞けるのってなんかちょっと楽しいよな。
アドベンチャーゲーム系で新聞とか雑誌とか読むのも好きだ。