ランス6 プレイ日記010 手段を選ばず、計画性もあまりない





実際の進行では、ぼちぼち“才能限界”に引っ掛かるユニットが出てきた。
ランス6はSPだったり才能限界だったり、システム自体に制限がちょくちょくある。

個人的には、色んなキャラを使い分けることに楽しさも感じる性質なので、こういう縛りはわりと好きだ。
ランクエのカリスマシステムも、キライじゃない。
むしろあの印象が強すぎて、ランス6でいつでも何度でもパーティー編成を変えられることに感動を覚える。
あと、ヒーリングが累積じゃないことにも超感動する。


※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります











前回のプリマに続き、メガデスのイベントも少しずつ進めておく。
じわじわとメガデスの“黒さ”が表に出てきていることが言葉の節々から感じられる。
むしろ、その方が彼女らしい。











メガデスがアイスフレームで流行らせようと画策したランスのあだ名「エロ隊長」は、ランス10まで本人は使っていた。
6の時点では「いやなあだ名だ。許可せん」と却下されていたけれど、意外と長持ちしたな……。











……と、ここで“あの表情”、初登場。
メガデスといえばこの顔。張り付いたお面のような笑顔からの、このギャップがやはりイイ。

プリマを軽くいじめた後、メガデスは「プリマ狙い」をランスにカミングアウトした。
なぜ決定的な行動に移らないのか、についてはまだ内緒らしい。
やはりプリマのシナリオをまず進める必要があるのだろう。

さしあたり、ここまでで今は打ち止めだ。
彼女たちのイベントを進展させるには、もう少しメインストーリーを先に進めなければならない。











ついでにメガデスのFRボーナスが手に入ったので、貰っておく。
うーん、メガデスのボーナスには、正直個性らしい個性が無いな……。
とりあえず、少しでもダメージを稼げるようになるため、ここでは「攻撃強化」を選択した。














さて、多少順番は前後しているが、いよいよメインシナリオを進める。
目指すは本丸。
ついに念願の、本命のウルザに手を出してしまおう。














寝ているウルザに手を出すも、途中で当然本人は気付いてしまう。
この……計画性の無さッ……!

しかし、目覚めたウルザは抵抗するよりまず先に、変なショックを受けていた。
今の彼女はとことん自罰的で後ろ向き。
そんな性格と状況と、ランスの欲望とが変な形で噛み合って、妙な展開に進んでいく。














目的を達成したことでスッキリしたランスは、“ちんたらしている”めんどくさいレジスタンスをほっぽって、即逃げる算段をつけはじめる。
こういう冷たい判断をサックリと下すあたりがランスらしい、のだが、ウルザの妙な空気に気付いたのか、迷いも見せる。














(う~~……)とかなりランス自身も悩んだようだが、結果、“特別サービス”な判断をする。
内容的にはウルザからすれば頓珍漢で迷惑以外の何物でもないが、ランス的にはこれでも一応、優しさのつもりなのだろう。

ランスの無茶苦茶な物言いがシンプルにツボだったのか、小さく笑うウルザ。
だがすぐに、その笑い方も再び自罰的なものに戻ってしまう。














一晩を機に、ランスとウルザの関係は大きく変わった。
それでもウルザ自身は、まだほとんど前に進めてはいない。
ランスの申し出を無理やり受け入れる形になったのも、彼女の変な責任感が空回った結果ともいえる。

更に彼女は、ランスが「アイスフレームは俺様が影で仕切る」と言い出したことさえ仕方なしに許してしまった。
ここまで来ると、責任感の問題ではなく、思考を放棄してしまっているともいえるかもしれない。
絶対に離れたくない、としがみついていたはずの組織すら、ランスの自由にさせようとしてしまっている。














ランスの命令通り、男性隊員を解雇しまくった結果、残った人材はブルー隊・グリーン隊・シルバー隊のみになったらしい。
残った男はネームドキャラだと、ダニエル・アベルト・ロッキー(&バーナード)くらいだろうか。

ランスのような問題児が残り、それなり以上に優秀だった人材が解雇された状況に、ダニエルやサーナキアは疑問を抱いている。
ダニエルは特に、ウルザの微かな異変も気にしている様子もあるが、まだ確信は得ていないからか、強く声は上げなかった。











他の男がいなくなり、キムチさんをほぼ独占状態になった。
ここからしばらくは、キムチさんのFRを効率的に稼ぐために、しばらく猿玉を集めて「一発抜いてもらう」イベントを繰り返す

目標は、キムチさんのFRを19まで高めること。
14くらいでも良かったが、せっかくなので頑張ってみる。

わりと、いや結構面倒くさいので、“ながら”作業しつつテキトーに近くの森をウロつくなどして進めた。














ガッツ&ガッツでFR19まで稼いだら、ようやく「一発したが……」イベントを選択。
このイベントをクリアすると、「抜いてもらう」が消滅してしまうので、FRを稼ぎ辛くなるので注意

ようやくキムチさんの真意に感付いたランスが問いただすと、彼女は正直に“事情”を話してくれた。
それに対するランスの反応は同情……なワケもなく、なぜか怒る。
「理性の働かない他の男と一緒にするな! むかー!」らしい。
わからないでもないけれど、わりと逆ギレ寄り。ウケる。














子供のように怒って騒いだ結果、キムチさんの心配を自分が取り除くと宣言した挙句、こんなことを言い出すランス。
自分に正直で、変な裏表もないランスの反応は、本人的にはそんな意図はないだろうけれど、結果的には良い人のようなお節介なような……要するに、“変な奴”かもしれない。

そんなランスに、嬉しそうに笑ったキムチさんがかわいかった。
無茶苦茶な弟分を前にした姉のようで、なんだか良い。
ランスは嫌がるだろうけど、微笑ましい光景だった。











色々あって、キムチさんのFRボーナスでランスも無事強化できた。
定石通り、ランスの強化はまず「ランスアタック痺れ追加」を選ぶ。
ランス6における“痺れ”の強さ、半端ない。


FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記05 そこには炎が立っていた





第二章では、新所長が想像していたよりもずっと人間らしい人物だということが明らかになった。
あまり魔術師らしくはない、考えていたよりもお人好しな男だ。魔術の世界では生き辛そうにも見えるけれど、まぁ本人がわりとあんなノリなので、それなりに元気にやっていけるのだろう。

“ホムンクルス”への彼なりの思想みたいなものが、チラチラと見えるのもアポファンには興味深い。
関係ないけどなっ! みたいに言うのが全てツンデレ発言にしか見えない。















得た情報から至った、ダヴィンチちゃんの結論。
今までのゲルダの反応から、うっすらと感付いてはいたけれど、改めて言葉にすると重い。

文明も、魔術も科学もほとんど発達はしていない、完全に閉じられた北欧異聞帯における人類の環境。
家畜として飼われているかのようだ……というのは、神の意図が読めない以上は、まだ言い過ぎかもしれない。
だが印象的には、そんな感じだ。
多くを知らず、純粋無垢なままに“間引き”さえ前向きに受け止める人々は、純朴で優しくて綺麗に見えるけれど、汎人類史の視点から見ればやはり少し異常と言わざるを得ない。















苦しいのは、そんな北欧異聞帯のおそらく一般的な感覚を持つであろうゲルダが、主人公たちのような異分子にすらどこまでも好意的な点、だ。
何も知らない純粋無垢な彼女たちは、小さな喧嘩をすることはあっても、ひょっとしたら憎み合ったり敵意を向け合ったりすることさえ知らないのかもしれない。
それくらい無防備で、鈍感で、心優しい。素晴らしいことかもしれないけれど、そんなゲルダが真っ直ぐに好意を向けてくれることに、どうしても悲しさも感じてしまう。

そんな彼女に色々と質問をするのは、少し気まずくて辛い。
言い淀んでいるマシュや主人公を気にかけてか、言葉を続けてくれた新所長がちょっとオトナでちょっと格好良い。















しかし、汎人類史の話をゲルダにしてしまったのは、プレイヤー目線では少し早計ではなかったかなとも思える。
ゲルダが理解できないことをわかったうえで思わず、それこそゲルダのためではなく自分が納得できなくて、自分たちのために吐き出してしまったのだろうけれど、“正しく”はなかったかな、とも私は感じた。

第一章では後半になって、ようやくパツシィに真実を打ち明けた。そのうえで、最後には彼から、「他の世界を教えたお前たちを許さない」とまで、言われた。
あの言葉はパツシィなりの激励でもあったが、彼の辛い本音でもあったと思う。だからこそ、汎人類史の話を異聞帯の人々に語ることは、簡単にはしてはいけないのではないか……とプレイヤーの私自身は考えていたけれど、今回の主人公とマシュは、少し違った。

とはいえ主人公たちを責めることもできないだろう。
北欧異聞帯の状況は彼らの想定の範囲外で、更に明確に“人類が平然と間引きされる環境”を知らされて、どうしても疑問をぶつけずにはいられなかったのだろう。
彼らの弱さや若さの片鱗が零れ出てしまったようなシーンだった。
この後のワルキューレ戦についても、そんな感じかもしれない。















パツシィは、“自分には決して得られない幸せを教えられた”ことに憤ることができた。
ゲルダは、それすらもできない。それはパツシィもしくはゲルダのほうが強いとか弱いとか、個人に責任があるわけではなく、ほとんどは異聞帯の人類の在り方が決定付けていると言ってもいいだろう。
そういう意味では、パツシィとゲルダは全く違う人間で、全く違う異聞帯や人類の側面を主人公やプレイヤーに知らしめる、“見事なゲストキャラクター”という言い方もできるかもしれない。

ここで、最後にマシュはゲルダに謝罪した。
自分たちの事情を、自分たちの感情のままにゲルダにぶつけるような形になってしまったことを、マシュなりに悔いているのかもしれない。
ゲルダは知らない話をされても怒ったり嫌がったりするどころか、困ったうえで一生懸命考えて、笑顔で答えてくれようとする。
そんな姿が優しくて嬉しくてかわいくて、切ないぜ……。















翌朝、何かが始まるのか、騒いでいる集落の人々。
昨日は見掛けなかった若い大人の姿もあり、子供から花束を受け取っている。

ゲルダはこの日を“特別な日”と呼んでいた。
主人公やマシュは、その意味を今まで正確に理解できてはいない。
彼らを御使いだと思い込んでいるゲルダは、今まで何も教えてはくれていなかった。















定めの日、定められた人間がヴァルハラへ行く日。
大人や子供の呼び声に応えて、上空から謎の声が降ってくる。
それにマシュは、強力な魔力反応を感知した。















始まろうとする儀式を、主人公たちは思わず止めてしまった。
下総国やロシア異聞帯では我慢できていたのを、今回できなかったのは、やはり昨晩のやりとりを引きずっていたからかな。
マシュが戦えるようになったこと、そして異聞帯切除の負担が重すぎて悩み過ぎて、やや前のめりに気負ってしまった部分もあるだろう。















御使いの行為を止めることが、将来的にプラスになるのかマイナスになるのかは、現時点の主人公たちにはわからない。
確かに我慢ならない場面ではあったけれど、飛び出してしまったのはやや短慮だったと言わざるを得ないかもしれない。

“大人になるまで生きられない”北欧異聞帯の人々に、マシュはかつての自分を重ねてしまったりもしたのかもな。
後になれば、冷静になれば落ち着いて判断することも振り返ることもできるけれど、この瞬間の彼女たちは、飛び出してしまった。















次々に現れる御使いに対して、戦力は心許ない。
このままでは倒れるかもしれないと、マシュも気付いている。

そしてゲルダは、こんな場面であっても「御使い同士で喧嘩をしないで」と、選ぶ言葉が拙く幼くて優しい。
ちょっとだけ怖いけどいいの、という彼女の言葉に対して、主人公は非常に強い口調で反論をした。

ここまで感情的、かつ視野が狭まっている主人公の姿はわりと珍しい。
それが良い悪いではなく、この場面での主人公は心の底から熱くなっていて、冷静な思考ができない状態に近かった。















主人公と共に、戦闘の続行を決断するマシュ。
我武者羅に、拙いくらいに後のことなど考えず、ぶつかっていこうとする彼女たちの前に、それが現れた。

「彼」が来てくれたのは、物語の都合といえばそれまでだが、主人公やマシュが抗ったからこそだとも思う。
マシュが時間を稼ぎ、粘り、戦略などないままにギリギリまで戦ったからこそ、彼が間に合ったのだろう。
そして、そんな主人公たちだからこそ、彼は手を貸してくれたようにも思う。















重く停滞していた北欧異聞帯の空気を、スカッと明るく照らしてくれる男ッ!!

ナポレオン、現るッッ!!

……いやー、熱い。嬉しい。楽しくなってきた!
北欧異聞帯の序盤は重たい真実がどんどん明らかになっていく一方で、どうしても気持ちが沈みがちだった。
そういった暗くてジメジメしたものを、吹っ飛ばしてくれたナポレオン。まさに快男児。















ナポレオンの名乗りが、また熱くて格好良くて名文なのだが、スクショを並べるには長すぎるので中略。
初対面なのに「わかった! アンタについていくッッ!!」と言いたくなるような、ともかく超カッケー男だ。

細かいことはよくわからないけれど、たぶんナポレオンは超良い奴なんだろうなとこのシーンだけで判断してしまう私だった。我ながらチョロいぜ。
裏切る可能性なんて欠片も想像していなかった。ちょっと嘘。


FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記04 平和で穏やかな世界





オフェリアとヴォーダイムの通信会話には、気になることがたくさんあった。今後の伏線だったり設定をチョイ明かししているような感じで、どうしたってソワソワしてしまう。
ヒナコを疲弊させるほどの異聞帯の王とは、どんな人物なのだろう?
順番的には北欧の次だっけ。今年の秋くらいには公開されるのかな。

そして、「ペペロンチーノの異聞帯にはアルターエゴが付いている」というのも重要な情報。
CMのことを考えると、偽晴明なアイツを連想してしまう……けれど、それこそが罠かもしれない。
こうやって、与えられた少ない情報でアレコレ考えたり悩んだりするのが、単純に楽しい。















ウマ呼ばわりされてショックを受けるフォウくん。……フツーに喋ってないか? 絶対に、もう“ただの獣”じゃないよな??
第一部でマーリンに威嚇していた頃を思い出して、愉快だし微笑ましくもあるけれど、フォウくんが知性を持つということはイコール……なんて風に心配にもなってしまう。
ただの杞憂で終わってほしいものだ。フォウくんと戦うなんてことには、できればなりたくないぜ。

そして、フォウくんと話しているゲルダが口にした「大きな虹」も、少し気になる。ただの虹ということはないだろうし、何かの伏線の可能性が高いだろう。
北欧で虹というと、思い出すのは“ビフレスト”。虹の橋、という呼び名もある、北欧神話に出てくるものだ。
ヴァルキリープロファイルでは、確かメルティーナが求めていた。















ゲルダ視点からすれば凄まじい力を持ち、集落の外でも行動できて巨人と戦うことすらできるマシュたちを、彼女は“御使い”だと勘違いしてしまう。
“御使い”とは何なのか、どういう意味なのかを尋ねても、「騙されないわ!」なんて感じで、なかなか教えてくれない。
やや小賢しいけれど憎めない、無邪気でかわいらしい女の子だ。
年齢のせいか、“謎だらけの外部の人間”への警戒らしい警戒も見せず、命を救われたことで最初から好意的だ。ありがたくはあるけれど、少し純粋すぎるようにも、この時点では感じないでもなかった。

そして、北欧異聞帯で初めて目にした自然。美しくあたたかく、とても暮らしやすそうな良い土地に見えるけれど、巨人の住処になっているらしい。
ゲルダが探し求めていた薬草を採取する時に、蹴散らしてしまった巨人にちょっとだけ罪悪感を覚える。
人型で、生物だからか、どうも巨人に対しての考え方を定めるのが難しい。魔獣のように、完全なエネミーとして認識していいのだろうけれど、あたたかい場所を求めて集まって寝たりしている彼らは、想像するとなんとなく毒気を抜かれてしまう。















一方その頃、と差し込まれるオフェリア側。
何かと絡んでくるコヤンスカヤに、疲れている様子のオフェリアが不憫。カドックとコヤンスカヤの絡みはあまり無かった覚えがあるけれど、今回は随分とコヤンスカヤの方から近付いている感じだ。決して良い意味ではないだろうが、“気に入っている”のかな。
今回のコヤンスカヤの服装は前回と同じく北国風。というかロシア風。毎回着替えてワダアルコを働かせる小癪な策略……というわけでもなかったらしい。

「私の仕事」、「個人的なコレクション」など、コヤンスカヤの言葉には気になるものも多いけれど、結局まだ何もわからない。
というか、コヤンスカヤの立ち位置は、本当に未だに謎だらけだ。神父よりは態度がわかりやすい分マシ、といえなくもないか……?















本当にしつこいというか、やけにねちっこくオフェリアに絡んでくる。
日曜日の件に触れたのは、オフェリアの「日曜日が嫌い」という考えを知っているから?
それとも、更に深い何かまで、コヤンスカヤは知っているのだろうか?

一瞬差し込まれた、過去のような映像が気になる。
アップなのか発光しているのか、ともかく画像だけでは何が何やら全然わからない。
……魔術回路とか、紋様とか? 光の線で描かれた蟹だとか虫だとかに見えなくもないけれど、違う気もする。
うーん……なんだこれ。











コヤンスカヤの真意はわからないけれど、オフェリア弄りが楽しいのだろうな……ということだけはなんとなくわかった。
いじめっこというか人間嫌いというか、基本的に性格はあまりよろしくない女、コヤンスカヤ。
そういう女、嫌いじゃないぜ。だけどそろそろしっぺ返しが来るような気もするから、注意しろよ。















その後、更に氷雪の女王とも会話していたコヤンスカヤ。
コヤンスカヤ的に、どうも北欧異聞帯や女王の考え方は“趣味ではない”ようだ。
逆に言えば、コヤンスカヤの趣味に反するということは人間にとってはハッピー……とまでは、さすがに言い切れないだろう。

氷雪の女王の考えはまだよくわからない。
敵は殺すがヒトは愛す、と言い切る彼女の“愛”が、どんな形なのかは不明だ。
神の“愛”というと、どうしても歪んだ見方をしてしまいそうになるけれど、現時点ではわかりやすい悪には見えない女王を前にしていると、どうにも想像ができない。















コヤンスカヤが女王の元に行っている隙(?)に、自室でキリシュタリアとこそこそ通信中のオフェリア。
キリシュタリアの言葉は、どれもこれも気になることだらけだ。
第一章や「序」の頃には、あまり大物には見えなかったキリシュタリアだけれど、この章では新たな面が少しずつ見えていく。一筋縄ではいかない、想像していた以上の人物なのでは……と思えてくる。まだまだ全貌は見えず、底の知れない男だ。















キリシュタリアとの通信を終えたばかりのオフェリアの顔を「女の顔だ」などとイジったシグルド氏、マスターに叱られるけれど気にしない。

オフェリアの口からも出た、“シグルドは人類を低く見ている”という指摘。マスター自身も把握しているということは、やはりこの性質は正しいものなのだろう。
だがそれにしては、シグルドの対応はやや妙な気もする。明らかにオフェリアに興味がある、といった風にも見える。
マスターだから気にしていると言えばそれまでかもしれないが、自分から接触を図っているようにも見えなくもないし、要するにシグルドの考えはまだよくわからん。















シグルドが去った後に、現れたのは……異星の巫女、だっけ?
神父やコヤンスカヤやシグルド以上に、まだ一番わけのわからん相手だ。
何が何やら、本当にわけがわからん。

オフェリアが普通に声をかけたのが、また不思議だ。
やはりこの女は、クリプター側ということなのかな? いや正しくは異星の神側ということかもしれないけれど。
この女がなんのためにオフェリアの前に現れたのかも謎だし、そもそも何を目的にあちこちに現れているのかも謎だ。
要するに、メッチャわけわからん。















そして再び、主人公側。
第一章に引き続き、今回もわりと頻繁にクリプター側・主人公側の視点の切り替わりが起きる。相手側にも感情移入できると、物語に深みが出るように感じるので、個人的には大歓迎。ただし感想はやや書き辛い。

ゲルダに連れられてやってきた彼女の集落は、先程の巨人の花畑のように草木も生えているしあたたかい。
集落を囲っている壁と扉に結界が張られているらしい、とマシュが語る。巨人や獣を集落に入れないのはもちろん、この自然を保持しているのもその結界の効果だったりするのかもしれない。
その環境に、あまり悪意は感じられない。集落を守っているようにしか、現時点では見えなかった。















ゲルダと会話しているさなかに、突然復活する通信。
魔術や科学に詳しくはなさそうな、純朴なゲルダにいきなり見せたら驚いてしまうのではと危惧したが、反応は意外な感じだった。
一般人からすれば異常な現象に驚くどころか、“異常”だという認識すらしていないように見える。

良い子だなー器が大きいんだなーというだけでは、ちょっと済まないような気配もしてきたように思えた。
確かにゲルダは良い子だし、器が大きい優しい女の子だろう。これも全ては演技だというほど、意地の悪い空気は感じられない。
悪意も敵意も無いはずなのに、少しずつズレていく感じが不安を掻き立てる。











わっと集まってきた集落の子供たち。彼らはゲルダより年幼い様子だけれど、反応的にはゲルダと同じような感じだった。

そして、モブ担当のイラストレーターさんが変わっていることもここで気付く。
第一章の頃はヤガ中心だったのでよくわからなかったし、第二章以降変更なのか第二章のみ変更なのかも定かではないが、イラストのタッチが随分とアニメ風に寄ったというか、鯖やメインキャラに合わせてきた感じだ。
以前のモブは目元が暗い昔ながらの表現だったり、そうでなくても写実的というが劇画調というか、リアル寄りのデザインだった。
どちらが良いのかは人それぞれの好みだろうけれど、第二章はこのアニメ的な画風が、“純粋で善良な人々”という在り方そのものも表現しているようで好感触。















感じていた“ズレ”の正体が、ここで明らかになる。
神さまがつくった100の集落。25歳の年齢制限。15歳で決まる運命。そういったものを、当然のように受け入れている人々。

「内容もだが、精神構造もバカげている!」と新所長は言った。全く同じ感想を、主人公たちも抱いただろう。
第一章のような反乱軍やレジスタンスが生まれる余地すら、北欧異聞帯には存在しないのではないか?
まだ明らかになっていないだけかもしれないが、ゲルダたちの様子を見る限りは、これが“普通”で、疑問を抱くことさえないように見えた。











ある意味で安定していて、平和で、管理されきった世界ではある。ディストピアという言葉が思い浮かぶけれど、簡単にそう言い切っていいものでもないだろう。
少なくとも、ゲルダたちは不満らしい不満は持っていないように感じられる。

驚き戸惑う主人公や新所長に対して、ゲルダが「困らせることを言っちゃった……」なんて罪悪感を覚えて、オロオロしているのがとても辛い。
ゲルダは何も悪くないし、それどころか出会ったばかりの主人公たちにこんなにも好意的に接してくれているのに……そんな彼女を、やはりこちらが困らせている形になっていて、申し訳なくてたまらなかった。


ランス6 プレイ日記009 蟹玉が貯まっていくッ……!





プレイ当時のこの頃、私はタマネギのことを完全に忘れている。
次の次くらいで思い出すので、タマネギファンはもう少し待っていてほしい。

玉集めにちょくちょく森にも行っていたはずなのだが、すっかりスルーし続けていたようだ。
タマネギなくしては女の子モンスター集めもできない。機会の大損失に繋がりかねないので、注意せねば。


※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります











カオルの手引きもあって、すんなりと治安隊から解放されることができた。
今回の件は冤罪みたいなものだったけれど、レジスタンス自体はゼスの法にはバッチリガッツリ触れている。
もしバレていたら、死刑確実だったという。粗いな!

……ところでこの背景、見覚えがあるな。











ここだ!

壁の感じといい、店の看板や扉といい、ランス10で登場した背景と同じものだ。
というより、まったく同じ素材だろうか? 少しくらい拡張や色調節はしたものを、もう一度使ったのかな。
こういうものに気付くとちょっと楽しい。そういう楽しみのためにシリーズを遡って遊んでいる。














サーベルナイトは、「治安隊に逮捕された」という。
妙だと感じたらしく、話を聞いたウルザの表情は固い。

サーベルナイトの犯行をほぼ黙認していた治安隊が積極的に逮捕に動いた、とは思えない。
形だけの逮捕で即釈放されたのでは……とウルザは怪しんだようだったが、実際はそういうわけでもなかった。














「あのお方」とまで呼んで、敬意を払っているあたり、ウルザは“征伐のミト”にかなりの好感を抱いているらしい。
この時点で、正体を察してはいるのだろうか?
“征伐のミト”については、プレイヤー目線ではギャグにしか見えないくらいバレバレのベタベタなので、作中の設定が実はよくわからない部分もある。

少なくともカオルはバレていないと、現段階では思っている様子だ。
冷静で理知的なカオルにしては、“征伐のミト”に対してだけはちょっとべた褒め気味なのが面白い。
感情入りすぎやて。カオルはミトが絡んでくると視野が狭くなる感じが弱点でかわいい。














戻ってきたランスへの、ダニエルの態度は相変わらず辛辣だ。
敵意を隠す様子もないダニエルに対して、ランスは「魔人ぐらい連れてこい」と言い放つ。

おお、魔人。魔人が会話内に出てきたのは、ここが初めてかな?
先の展開を考えると、ちょっとワクワクしてくる。
最初に登場するのは誰だったかな。
……といっても、まだまだ先かな?
うーん、細かいことはわりと忘れている。大きなことも、たぶん忘れている。














ウルザやダニエルの前では口にしなかった疑問を、カオルにぶつけるランス。
サーベルナイト討伐任務ですら、カオルいわく“いつもより派手な方”の仕事だったらしい。

今のところは明確な不満というより、ランスにとってもモヤモヤしている、くらいかもしれない。
やっていたことは悪質とはいえ、犯罪者ひとり捕まえて治安隊に引き渡すだけで“派手”では、レジスタンス本来の目的達成には到底近付けないようにも思える。

言われたカオル自身も思うところがあるのか、「そうかもしれませんね……」と反論してくることはなかった。














一方のミトさんスケさん。
バレバレではあったけれど、ここで改めてプレイヤー目線での“設定明かし”があった。
謎の正義の味方、征伐のミトの正体は……国王ガンジーだったのだ! ババーン!!

ガンジーの目的は国をひとつに纏めること。
そして来る時のために人類を纏め、次の勇者を見つけること。

「アリオスのように手遅れになる前に」、というワードに色々と思うところがある。
えーと、LP的に、アリオスが勇者でなくなった直後の時期なんだっけか?
ゼス・アリオス・ウルザ・ガンジーあたりは色々と正史でも絡みがあったけれど、作品として明確に表になってはいなかった、と思う。間違っていたら申し訳ない。














ところで、“玉消費”について。
イタリアの任務を進めている間に、ゴリゴリと蟹玉が溜まっていったこともあり、サブイベント系もモリモリ消費していった。

まず、進めていくのはセスナのサブシナリオ。
セスナは序盤から××が可能になるため、強化し易いユニットだ。
まだまだレベルが低く、もじゃ人形も未所持のため前線で活躍はし辛いけれど、将来性は高い。
FRボーナスは今後を考えて、定番の「渾身の一撃強化」をチョイス。











セスナのシナリオでは、いとこの“ワヨソ”の名前が登場する。
ワヨソは03でもショップ店員として登場した。色々な意味で良いキャラクターだった。
03公式HPには、ひょっとして不在? メインシナリオに絡んでくるキャラではないからだろうか。

「奴が覚えたての~」ってセスナの語り口には、若干の毒を感じる気がして面白い。














一応忠告したのちに、美味しく頂くランスだった。
セスナといいワヨソといい、この体質では大変だろうな。
ワヨソの方がまだ自衛できている……と言えるのかはよくわからないが、まーどっちにしろ大変だ。














意外と貴重な気もする、セスナのシンプルな罵倒。
それを真っ直ぐ受け止めるランスもズレている。
隠したり誤魔化したりしないだけ、ランスはまだマシな部類なのかもしれない。

セスナ関連のイベントは早い時期から“この段階”まで至ることができるのが、攻略的には嬉しい。
アイスフレームの他の二人は、まだもうちょっと時間がかかるはずだ。
とはいえ玉が溜まって勿体ないので、進められる段階までは進めていこう。











ってことで、次はプリマだ。
彼女のイベントは、イタリア攻略後に少しだけ進展する

××解禁は、まだ更に後だ。
プリマ攻略後にメガデスも××解禁になるため、彼女たちはセスナより時間がかかる。














イタリア攻略後、プリマの口から「元ブラック隊所属だった」と明らかになる。
ブラック隊といえば、サーベルナイトに壊滅させられたチームだ。
討伐任務がグリーン隊に任された際、ウルザも「もうあんな思いはしたくないわ」と暗い表情をしていた覚えがある。

仇を討ちたい、というプリマだけれど、イタリアでは手を出せなかった。
「機会はあったのに……」と悔いる様子からして、“手を出す勇気がなかった”ような気もするけれど、まぁわからない。











当然ランスはいつものノリで、「約束を守ったらやらせろ」と決めてかかる。よくあるパターン。
ここで拒否しなかったことが、プリマの未来を決定付けるのだった。うーん、これもまた運命。


FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記03 ゲルダと氷雪の女王





第二章の異聞帯は、場所やタイトルでも察せられた通り、北欧神話が重要な要素になっている。
私はいつも通りノンビリつらつら考えるだけだが、北欧神話に詳しければ、もっと早く深く考察できるのかもしれない。

北欧神話か……。多くの厨二病が通る道(偏見)として、私も過去に調べたことがある。
しかし、もう大体忘れた。もはやヴァルキリープロファイルのことしか憶えていない。















レリゴー……!

雪の女王かアナ雪か、という美しい情景。
そんな氷の城の中に、当然のようにオフェリアは居た。
ボーダーを襲わせたのもペーパームーンを奪わせたのも、やはり彼女の指示だったらしい。
そして、シグルドのマスターがオフェリアだということも、ほぼわかってはいたけれど改めてプレイヤーには開示された。

ペーパームーンをシグルドに持たせ続ける、というのが主人公目線だと辛い。
どうしたって正面からシグルドを倒しきらないことには、取り戻せない可能性が高い、ということだ。















常ならざる目、というのは魔眼のことだろうか?
オフェリアが魔眼持ちなのは既知の事実だけれど、シグルドの赤い目も魔眼ということか?
前回に一瞬見せた青い目にも何か意味がありそうだし、シグルドの目についてはまだ謎だらけだ。

オフェリアを前にしたシグルドは、主人公の前に現れた時とは、また少し雰囲気が違う気がする。
敵だろうと味方だろうと興味を持たないタイプに見えたけれど、マスターに対してだけは違う、のだろうか?

オフェリアの反応を面白がるのも意外だったけれど、何よりも「休暇が報酬」に「悪くない」という返事なのにビックリした。
休暇とか……お前、興味あるのか……?
えっ、休みの日とか何してんの? そんな性格で趣味とかあんの?











そして姿を現した、雪の女王……ではなく、氷雪の女王。
まだシルエットだが、言葉遣いからは、なんとなく顔立ちが想像できる。CMに居たような気がする。

彼女が異聞帯の王、つまり第一章におけるイヴァン雷帝のような存在ということだろう。
やはり最後には戦う相手になるのだろうな。強敵オーラに、正直ビビってしまう。

だが、精神的には雷帝よりも随分と落ち着いているというか穏やかというか、余裕があるようにも見える。
「我が氷雪は死ではなく愛」だと語り、どうも必要以上の殺生を禁じている様子ですらあった。















そのあたり、あまり気にしていなさそうなシグルド。
そんな彼をオフェリアが止めたのは、女王の命令というよりは……明らかに、マシュの命を守ろうとする、オフェリアの意思が感じられた。

オフェリアはマシュの死を望まない。それだけは避けたい、と強く考えているようにすら見えた。
なぜ彼女は、そんなにもマシュを重要視しているのだろう?
感情的に人間的に、良い意味でマシュを特別視しているのか、それとも冷たい論理や黒い目的があったうえなのか?

反応的に前者よりにも見えるけれど、オフェリアの人となりがまだ明らかでない以上、断言はできないだろう。
オフェリアもシグルドも、まだプレイヤー目線でも謎の多いキャラクターだった。















改めて、主人公サイド。
ホームズの容体は想像よりはマシだけれど、予断は許さないといった感じだ。それでも、ここでセーフだった以上は今回はまず大丈夫なのだろう。

「ペーパームーンの奪還」「空想樹の切除」「北海への手がかりの発見」、の3つの目標を掲げて、いつものように主人公&マシュで異聞帯の調査を開始する。
第一章の序盤も似たような状況だったけれど、今回はあの時に比べるとどこか朗らか……とまではいわないかもしれないが、精神的にはゆとりがあるようにも思う。
二回目だから、というのも大きいだろうが、“マシュが戦うことができる”というのもやはりデカいかな。

なんとなく、見た目だけならば第一部で特異点を巡っていた頃のような感じがして、ちょっとワクワクする。
最終着地点を考えたら、ワクワクしている場合でもないのだけれど、まぁ初めから気負い過ぎるのもよくない。
久々に主人公・マシュ・フォウくんで巡る冒険を、少しくらいは楽しもう。















修理中のボーダーは動かせず、マシュ以外にまともに動けるサーヴァントもいない。
しかもボーダーとの通信さえも、魔力を帯びた雪の影響でほぼ不可能。

状況は深刻だけれど、ダヴィンチちゃんが頑張り過ぎているのも少し心配だ。
ダヴィンチちゃんが有能なのはわかっているし、彼女は“前の”彼女の想いも汲みつつ、主人公たちを全力で助けたいと考えてくれているのだろう。
その気持ちは本当に嬉しいし、信頼には応えたい。ダヴィンチちゃんにはこれからも笑っていてほしいぜ。















北欧の大地は、決して生き易い場所ではないだろうが、やはりロシアよりは随分とマシなようにも思える。
空飛ぶ二羽の鳥は、この後も何度か見かけることになる。フォウくんも変な反応をしているあたり、ただの鳥ではなく何かしら特別な意味があるのだろう。

……というか、このあたりの範囲までであっても、フォウくんの反応はちょくちょく変というか、過敏な感じがする。
主人公やマシュすらも戸惑いを表にするくらい、最近のフォウくんにしては元気というか反応が多いというか……。これは単なるライターの癖なのか、それとも深い意味や危険な意味合いを持った状況なのか、わからないけれど気になる。

フォウくんといえば、第一部ラストでも明かされたアレなコレだ。
ただの獣に戻った、というような表現もあったけれど、その後の第二部序ではコヤンスカヤ曰く「再学習中」といったことも言われていた。
実際のところ、今のフォウくんはどんな状態にあるのだろう?
明かされるのは、まだまだ先かな。気になるな。















ボーダーからかなり離れた場所で探索中、響き渡る悲鳴!
ダヴィンチちゃんには「目の前で助けを求められても、私レベルに可愛い子じゃないと無茶しちゃダメ」って言われていたけど……容姿を確認するよりもまず先に、ともかく助けに入ってしまうのが主人公&マシュの性格だ。
そして私は勝手に容姿を確認。じっくり検討。
……よし、合格だ! これならダヴィンチちゃんにも文句は言わせないぜ!















山の巨人に襲われていた美少女の名は、ゲルダ。
ゲルダというと、思い出すのはどうしたって童話“雪の女王”。
作者はお馴染み、アンデルセンだ。アンデルセン自身の戦闘中のボイスにも、「ゲルダの涙よ、心を溶かせ」といったものがある。スキル使用の台詞なので、わりとよく聞く。ワイのアンデルセンはスキルマや。

氷雪の女王に対応してゲルダなのか、それとも“雪の女王”を連想させるためのネーミングに過ぎないのか?
言葉を交わした感覚では、今のところ、ゲルダがサーヴァントという可能性は低そうだ。
おそらくはこの北欧異聞帯における“一般人枠”、といった感じだろうか。
登場したタイミングといい、第一部のパツシィと被る印象もある。















北欧異聞帯での人間は、ヤガのように外見上の変質はしていない。
ゲルダはとても友好的な、優しげな少女だし、会話も巧く出来そうだ。
情報収集の第一歩として、最善の相手に巡り合えた幸運でもあるのだが、空想樹やロシア異聞帯のことを思い出せば、どうしても「今後」のことも考えてしまう。

おそらく罪なきゲルダたちを、今は巨人の手から助けたとしても、最後には自分たちで斬り捨てなければならない。
それを思うと辛いけれど、今この瞬間に「助けない」という選択も、主人公たちにはできるわけがなかった。

独善のような偽善的なようでもあり、迷いだらけで中途半端にも見える。
完璧な強い人間では決してない主人公の本音と、「わたしも同じ気持ちです」と寄り添うマシュの姿が、なんともいえなかった。


ランス6 プレイ日記008 サーベルナイトを倒せ・後編





ランス6は玉を使ったサブイベント系とメインシナリオが、プレイ中はわりと進行具合がグチャグチャになってしまう。
プレイ感想を書くうえでは、ゴチャゴチャのままだと語り辛いので、再構成をしているのだが……地味に、手間だ。
今はまだ良いけれど、更にキャラが増えて更にサブイベントが増えてきたら、どうするべきかな。
まぁ、その時になってから改めて悩むことにしよう。


※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります











イタリアでのサーベルナイト退治を進めつつも、溜まった玉を消費しに拠点へ戻って他のイベントも見ていこう。
まずはウルザの元へ。ウルザとダニエルが、何やら暗い面持ちで話をしながら散歩をしていた。

“散歩”というホノボノ感あふれる状況に、なんて似合わない表情なんだ……。
まぁ会話の内容が内容だから仕方が無いけれど、空気が重いぜ。
……そういえば、ダニエルに笑顔の表情差分はあったっけ?
まだ見かけていないだけか、それとも無いのか。ヒゲが多いから、笑ってもわかり辛そうな気もする。














身体のためにも動こう、元気になろう、というダニエルの申し出には消極的でやる気も見せないウルザ。
しかし、「ならいっそ、しばらくここを離れて……」といった話になると、強い表情でハッキリと拒否をする。

何があっても、絶対に離れたくない。ここにいなければならない、と言い切るのは、ウルザ自身の使命感や正義感というよりは、過去に囚われての罪悪感のほうが今は強いようにも見えた。
ここにはいたい、それでも何もできない……と興奮したり落ち込んだり、情緒不安定な彼女の姿は、あえて悪いように言うならばウジウジしていて、少し面倒くさい。

だが、こういった描写のひとつひとつが、未来の伏線になっている。
ウルザの成長はまだ始まったばかり、どころかまだ始まってすらいない。
慌てない慌てない。














そんな空気でも堂々と話に割って入ったランスは、テキトー吹かしてダニエルをその場から追いやる。
ウルザの気を散らしつつ速攻で木陰に連れ込もうとするも、直前で謎の郵便局員に邪魔されてしまった。
どこかで見たことがあるような無いような、かわいい郵便局員め……!
一体何者なんだ……!

もっとも当の郵便局員に、ウルザの貞操を守る意思は特に無かっただろう。守る理由も無いだろうし。
彼女の要件は、シンプルにごくフツーに、“郵便の配達”だった。














郵便物を確認したウルザの表情は少し硬い。
何かと思えば……おお、ペンタゴン!
ペンタゴンとネルソンの名前が、おそらくここで初登場……かな?

ネルソンの論文だらけのペンタゴンの機関紙って、なんかスゲーな……。
そんなにいっぱい書くことあるのか? ほぼネルソン著の雑誌が定期的に刊行されているってことだろう?

ネルソン自身にそこまでの意思がこの時点であるのかはわからないけれど、傍から見るとなかなかの自己顕示感。
それをレジスタンス組織仲間であるウルザに堂々と送り付けるあたりも、ちょっとヤバイ。














おっ、かわいい!
やはり笑顔がかわいい!


エログラビアが載っているならくれ。載ってないならいらない、というランスのストレートすぎる物言いに、さすがのウルザも小さく笑った。
ランス視点では、初めてのウルザの笑顔だったらしい。
その後、すぐにダニエルに邪魔をされてしまったけれど、少しだけ良い雰囲気の時間だった。














さて、再びイタリア探索。
サーベルナイトの犯行現場を見た後で、新しく表れていたイベントアイコン。

ドス黒い色合いのイベントアイコンでは、中ボス戦が起きることが多い
現れたのはサーベルナイトではなく、彼への“障害”としてエミが面白半分に放った、ドルハンだった。
野性味のある外見とは違って言葉遣いには知性を感じるものの、ドルハンはエミに命じられた通り、問答無用でランス達に襲い掛かる。











想像通りの中ボス戦だったが、難易度はそう高くはない。
雑魚よりは少し強いといった程度で、そう苦労することもなく倒しきることができた。

状態回復係として後衛にセスナを置いていたけれど、あまり必要ではなかった。
メガデスでも良かったのだが、確かこの直前の雑魚戦で既に死んでいた。モロミ脆過ぎワロリンヌ。














カオルはドルハンが“ムシ使い”であることをすぐに見抜いていた。
彼女の口から、ムシ使いに関する過去も語られる。

ムシ使いの粛清は「7年前に当時のゼス王が命じた」とのことだったが、これはガンジーの前の王、だろうな。
色々と表の事情も裏の事情もあるのだろうけれど、まぁ、胸糞の悪い話ではある。
そんな出来事ですら、たった7年前でしかないのだから、ゼスがこんな状態なのも当然といえば当然だ。

ランス10の千鶴子の食券では、王になる前のガンジーの姿が描かれていたと思うのだけど、あれはいつ頃だったのかな。
王は変わったのだろうけれど、各種長官は7年前とそう変化は無かったりするのかもしれない。
四天王が実力重視になったのはガンジーが即位して以降、という話だったから、7年前はそのあたりも真っ黒だったのかもな。
ハァ~、駄目だこりゃ。














ようやくサーベルナイト本人と遭遇した。
大体察していた通り、ハッサムは2級市民を「ケダモノ」とまで言い切り、自分は殺人犯などではないとまで考えている。
言い訳ではなく、素なんだろうな。絵に描いたような悪だ。二次元の敵としては、いっそ気持ちいいくらいだ。

そんな相手に対して、カオルは辛そうにしているけれど、ランスは「難儀な国だな」とバッサリ&アッサリ。
このあたりの冷たさがランスのちょっと良いところ。
ネチネチ引きずらず、邪魔だからとりあえずぶっ殺そう、というランスのノリだからこそ、重くなり過ぎないのがありがたい。











ついにボス戦! と意気込んだが、結果的には全然苦労はしなかった。
たまに“ため”状態になるけれど、テキトーにボコボコにしていればキャンセル可能。
キャンセルしきれなかったら、苦戦することもあるのかもしれない。

まぁ、序盤の軽いボスとして、そう強い相手ではなかったのは間違いないだろう。














もう少しでトドメ……というところで、サーベルナイトが治安隊を呼び出した。
サーベルナイトを捕まえてくれるわけもなく、なぜか矛先はランス達に向けられてしまう。
「俺様は悪くない!」が珍しく真実な瞬間だった。

くそー治安隊め……。
しかし確かキューティは将来的にヒドいことになったような気がする。
仕方がない、今日は許してやろう。














まんまとその場は逃れたハッサムは、結局謎のヒーロー“征伐のミト”に捕まってしまったようだった。
うーん一体何者なんだ……って言いたいけれど、サイドの女性二人は完全に顔が出ているな。隠す気/zeroだな。

ミト本人はさておき、スケさんがわりとノリノリで「頭が高い、控えおろう!」って言ってるのにややワロタ。
……スケさんの性格からして、普段からそんな感じなのかもしれない。
うーん、この頃のスケさんの好きな数字って何なんだろう。


FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記02 クラスを正直に言いなさい





この第二章では、“初見の敵”が相手になる際は、クエスト前のクラス表記が「?」になっていることが多い

今までは魔神柱や空想樹などのラスボス級、多くのクラス混合で書ききれない場合の「?」表記が多かったので、この点はちょっと苦しいというか、意地悪いという見方もできなくはない。

まぁクラス表記で“今回戦う相手がわかってしまう”という、ネタバレ的な欠点もあるので、難しいところだ。
あと、そもそも大昔のFGOでは、相手クラスが全然把握しきれない時代もあった。あの頃を想えば天国だからまぁええやん……と割り切れないでもないが、慣れてきた今、わかり辛く戻されるとどうしたってストレスにも感じてしまう。

ま、結局は難しいところだ。
個人的な好みとしては、「ここぞ」というタイミングの?表記はアリだろうけれど、今回の章ではちょっと乱発されていたような印象を受けた。















貴重な「異聞帯の外にある物」を目にして、調査するシーン。
SFチックというかミステリーチックというか、すごく独特で興味深い。
異聞帯ももちろん面白いし楽しいけれど、この“漂白された地球”についても、もっと調べたり色々知りたくてたまらない……!

物語というかゲームの都合上、どうしても冒険の舞台は異聞帯内が中心になるのだけれど、現段階の地球そのものに対する好奇心も凄く擽られる。なかなか明らかにならないのは仕方が無いけれど、歯がゆくもあるな。

こんな、まるでただのモニュメントみたいな建物は、どういった経緯で出来上がったのか?
漂白されたうえで適当に再構成された、みたいな無茶苦茶さもある一方で、“人の痕跡”が残っている程度には人類もまだ生きているかもしれないのがわかるけれど、彼らはどうやって生き延びているのか?
家具さえ白く豹変している(と思われる)のに、ペットボトルや缶詰……つまり食料が通常の状態で残っているのはなぜ?

第一章の「outro」でも多少描かれていたけれど、まだまだ情報が足りない気がする。
うーん、ホームズじゃないけれど、推理物を読んでいるような気分でもあるな。















“嵐の壁”を外から眺めるのは、なんだか不思議な感じがする。
白いドームのようで、いかにも近付いたらヤベー感じだ。中心でスッと天に伸びている光の柱じみたものが、「空想樹」なのかな?

予定通り、最優先で彷徨海に辿り着くべく、北欧の異聞帯は横断するだけのつもりで移動を試みる。
虚数属性なんてレアもレアじゃん……みたいにビビってる新所長を見るとちょっと面白い。
ワイの知り合いに虚数属性のオンナいるんすわ。などとイキりたくなってきてしまう。
異聞帯にパールヴァティーが関わってくることは、今後あるかな? あると睨んでいるけれど、俺の予想はよく外れる。















虚数空間で出会った「何か」は、いったい何だったのだろう?
“カルデアの者”の件と並んで、さしあたってのメインシナリオの大きな謎のひとつというか、伏線なのかな?

ボーダーの進みが良くなったり、マシュが「あたたかい」と称したり、現時点では嫌な感じは受けない。
新所長の判断は臆病……と、神視点では言えなくもないかもしれないけれど、正体不明な以上は仕方がない反応だろう。
ダヴィンチちゃんが所長に一票投じたのも、その判断の正当性を演出しているように見えた。











バベッジさんが居てくれたらよかったなぁだとか、ボーダーの装甲はニトクリスやパラケルススの協力で神代結界レベルに強化されているだとか、今は傍にいないサーヴァントたちがかつて確かに存在して、主人公たちに昔も今も手を貸して影響を与えていてくれることが描写されると……私は、ちょっと嬉しい。

サーヴァントは永遠に傍にいてくれることはないし、世界を変えるのはいつだってサーヴァントではなく人間だと度々作中では描写されている.
けど、そんな“世界を変える”人間の背中を押したり成長を促してくれるのも確かなんだよなとしみじみ思う。















異聞帯に飛び込む前に映った、おそらくはプレイヤー目線のみの映像。日曜日を嫌う少女の姿。
第一章の流れを考えるに、十中八九、北欧異聞帯のクリプターであるオフェリアに関するものだろう。
サーヴァントやマスターの過去、といえば、お互いのものを「夢」という形で互いに見ることが多い。
だとしたらこれはプレイヤーに向けたオフェリアの内面描写というだけではなく、“彼女のサーヴァントが見た映像”なのかもしれない。

そして辿り着いた、“北欧異聞帯”の不思議な光景……。
環境的にはロシアよりも随分と余裕があるように見える。寒さもまだマシなようだし、こうしてみるとロシアの環境が異常すぎたのかもしれないな。
色々な意味で本当に辛く厳しい異聞帯だったけれど、だからこそ第一章の舞台として相応しく、主人公やマシュを無理やりにでも立ち上がらせてくれるだけの強さがあったのかもしれない。















広がる雪原はロシアを思い出すけれど、山を包む青い炎と、大きすぎる太陽がわかりやすく異様だ。
この時点で、早くもホームズは何か思い立ったらしい。珍しくすぐに口にしてくれようとした、そのタイミングで、謎の巨大生物に襲われる。

少し気になるのは、人型の巨大生物は“仮面”をしている点。
北欧で巨人というと、やはり神話を連想してしまう。
ホームズ曰く、「七つの特異点では古代の巨人種は見掛けなかった」との話だ。
皆大好きスプリガンは巨人の系列ではなかったってことか……。ダビデの幕間でも巨人ポジみたいな感じだった気がするけれど、まぁ雰囲気みたいなものか。











改めて先程の話の続きをホームズがしようとしたところで、ボーダーに謎の襲撃!
もう……こんなの、展開的に“アレ”じゃん!
どう考えても、ホームズに“続きを言わせない”流れ、イコール“ホームズの身がヤバイ”案件じゃん!















再び逃げに徹しようとする所長と、そんな彼の判断をフォローするダヴィンチちゃん。
良いのか悪いのかはよくわからないが、今回の章はわりと「所長を上げる」的な表現が多かったというか、「所長へのわかりやすい評価、フォロー」が多かったようにも思う。

所長は普通の感覚を持つ小物であり、良いところもあるけれど基本的には中立の立場として描かれていくのかなーと予想していた私としては、少し意外でもあった。
この章を機に、明確に物語上で「所長は身内」としての立場を確立しようとしている……といって、良いのかな?

所長が仲間ムーヴしてくれると嬉しい、と単純に喜びたくなる感覚もあるし、所長にはもう少し退いた立場で俯瞰していてほしい、というバランス感覚も私の中にはあるかもしれない。
このあたりの描写については、個人的にはまだ判断がし辛いかな。











さておき、ここでの虚数潜航は結局失敗に終わった。
一瞬の魔力を探知され、サーヴァントに物理的に捕まってしまった。
潜ることも逃げることもできなくなった今、最初に想定していた通り迎撃に表に出るしかない。
正直不安しかない状況だが、ボーダーをこれ以上破壊されるのはもっとマズい。















襲撃者である仮面の英霊は、どう見ても強力な第一級のサーヴァントだ。
力の差は、言われずとも明確だった。

それでも耐える、と強く言い切るマシュの姿が印象的。
第一章での悩みや苦しみ、その結果に決めた“戦う”という気持ちが、彼女を支えているようにも見えた。

この選択が正しいのか、マシュの行動が正しいものなのかはまだわからないけれど、第一章での経験があったからこそ、今のマシュがいるのは間違いない。
ヤガや雷帝やアタランテオルタやパツシィたちを踏み躙り、乗り越えたからこその決意だ。
……どこか危ういようにも見えて、思いつめ過ぎていないかと、少し心配でもある。















謎の襲撃者、セイバー・シグルド。
現時点はマスターの有無も目的もはっきりはしないが、敵対していることだけは間違いない。
言葉遣いはどこか荒っぽく、“視点が高い”印象だ。人間や英霊をやや軽んじることを当然の感覚としつつも、“蔑んでいる”のとは、また異なる。
ホームズも、“彼は個人には特に興味がないはず”といった感想を抱いていた。

相手の言葉を理解するだけの知性がありつつも、当たり前のように「すぐに忘れる」と言い切ったり、どこまでも冷たい。だがその冷たさに、クールな敵役としての格好良さも感じる。
ややSFチックなビジュアルも、同じくSFチックな新マシュ立ち絵と並ぶと、なんだかSFチックで格好良いぜ……などと頭の悪い感想が浮かんだ。


マシュのこともホームズのことも、シグルドが「混ざり物」と呼んでいるのが少し気になる。
マシュはさておき、ホームズにも何か混ざっているんだっけ? 私が憶えていないだけの可能性も高い。















マシュと主人公を庇い、前線に立ったホームズを、バッサリと斬り捨てたシグルド。
肉弾戦も達者なホームズとはいえ、超一級の竜殺しの英雄を相手にしては、さすがに分が悪すぎる。

負傷の専用立ち絵が痛々しい……。
死のルーンまで刻まれて、消滅の一歩手前のギリギリ状態でなんとか保っている状態のホームズから、聞き出せた言葉は少ない。
状況は間違いないく悪いけれど、なんとか生き残ってくれただけでもよかった。
“ホームズの身がヤバイ”フラグ乱立で、正直駄目な可能性もあるかもと戦々恐々としていたけれど、その点だけは少し安心だった。















相手がセイバーだと最初からわかっていれば、あとはコッチのものだ。
アイオブザエウリュアレでヒィヒィ言わせてやるぜ。

でも今回のシグルドは“精神異常無効”が常時付与されていて、魅了が効かないのがちょっと嫌な感じだ。
シグルドの逸話に関連のあるスキルなのだろうか?
それとも、ストーリー上の伏線のひとつなのか?















戦闘は終わっても、シナリオ上の不利は変わらない。
マシュは圧し負け、主人公に魔剣が振り下ろされる……直前で、“何か”起きた。
立ち絵の目の色の変化がわかりやすい。「完全に馴染んでいない」とホームズは言っていたけれど、その影響だろうか?
青い目のシグルドが剣を止め、赤い目のシグルドは殺そうとしていた、ように見えた。

そのまま赤い目のシグルドは去っていってしまう。
今回の彼の目的だったであろう、ペーパームーンも持って行ってしまった。
なんという大ピンチ。でも、さしあたり死人が出なかっただけでも幸運と呼べる域だろう。


FGO第二部 Lostbelt No.2 プレイ日記01 彷徨海を目指して





第二章、配信開始だ!

「消えぬ焔の快男児」というサブタイトル(?)は、第一章でいうところの「獣国の皇女」みたいな位置づけか。
発表された際は、その力業感溢れるネーミングインパクトに引っ繰り返ったけれど、なんとなく慣れてきた気がしないでもない。
ゲッテ……ゲッテルデメルング、という言葉が個人的には非常に覚え辛い。未だにソラでは打てず、コピペしている。ドイツ語で“ラグナロク”なんだっけ?

第一章に続いて雪原舞台だからか、タイトル画面が今回も寒々しい。
だかよく見ると第一章は空想樹が見えたロシアの背景、第二章は山と氷の樹々のある北欧の背景、をそれぞれ加工したものがタイトルバックになっていることがわかる。
両方とも雪景色だから似た雰囲気だが、たとえば第三章以降に炎の背景がメイン舞台になったりしたら、ガラリと印象が変わるものになるのだろうか?


今回公開されたシナリオは“Lostbelt No.2 無間氷焔世紀ゲッテルデメルング”が正式名称だと思うのだが、少し長いので、以降は「第二章」という呼び方をしていく。











さて、まずは「intro.2」
introシリーズは、第一章でも存在した。
このあたりは第一章初期のプレイ日記と比較するとわかりやすい。
記事でいうと「FGO第二部 Lostbelt No.1 プレイ日記01 待望の新章スタート!」だ。

この頃は、「introシリーズ=クリプターシリーズ」かと思い込んでいたが、そうでは無い様子。
異聞帯内ではないシナリオがintroシリーズ、なのかな?
まぁそれも外れているかもしれない。


一方で、同じく第一章で存在した「outro」は、今回はまだ無い
途中、もしくは最後に用意されているのか? それとも、第二章では「outro」の続きは無いのか?

少なくとも第一章時点での「outro」は、introと同じく「outro.1」表記だった。
そのうち続きが来るのは間違いないだろう。















「intro.1」の場面は、第一章の終節からそのまま地続きになっている。
最も謎多き魔術協会、彷徨海からのメッセージ……というより、信号のようなものを受信した直後だ。

マシュやホームズの口から、改めて「彷徨海とは、魔術協会とは何ぞや」について解説してもらう。
そういえばマスター礼装にロンドンの魔術協会服とアトラス院はあるけれど、彷徨海だけはまだ無い……よな?
合流した暁には、新しいマスター礼装が手に入ったりするかな。オダチェン持ちの礼装夜露死苦。















「神代の魔術のみ」といった言葉から、どうしても“この後飛び込む異聞帯”のことを考えてしまう。
この合致はたまたまで、今回のエピソードには関連性は無い……とも言い切れないかもしれない。まだわからない。

神秘のテクスチャを張り、常に異世界として移動し続けている彷徨海だからこそ、2017年末の“漂白”に巻き込まれずに済んだのだろう、というのが現時点での想像。
実際どんな状況なのか、期待していいほど余裕があるのかアッチはアッチで死にかけなのかは、やはり実際に辿り着いてみないことにはわからない。















しかし、肝心の座標に辿り着く前には、陸路では嵐の壁……つまり、新たな異聞帯が邪魔になる。
海路については、ボーダーの能力もあるが、「ブリテン島に近づくのは反対」というダヴィンチちゃんの一言が超気になる。

ブリテンといえば、ロンドンの魔術協会。もしくは、Fate的にはアルトリア。
今回ダヴィンチちゃんがどちらに注意したのかはわからないが、きっとこの先、何かしら起きるのだろう。ドキワクテカテカ。















方針が定まったところで、所長がカドックの尋問に取り掛かると言った。
“尋問”という物々しい響きに、つい「自分も……」と主人公が口を挟むと、ハッキリ向いていないと断られてしまった。
まぁ確かに向いていないだろう。これは、所長なりの気遣いなようにも思える。

カルボナーラ食いてぇな。来年のFGOフェスでは“所長の極上カルボナーラ”みたいなフードを出してみてはどうかな。
顔色がひまわり色になるカドックとか、悪夢でしか見られない気がする。















……って、中止中止!
カルボナーラタイムは残念ながら中止です!


RPGぶっぱなしながら走って追いかけてくる神父って超怖くないか?
ってかシュール過ぎないか??
いわゆる麻婆ギャグ???















このタイミングで目覚めてしまったカドック。
彼女の名残かもしれない、という切なくも女々しい考え方を「我ながら吐き気がする」と言い切れるあたり、まだ彼は折れ切ってはいない。
あんな別れ方で、あんな終わり方をしてしまった以上、もっと凹んでいるかと思っていたが……思っていた以上に、彼は強い人間のようだ。
彼自身が卑下するほど“凡人”では、絶対に無いよな。十分すぎるくらい、スゲー奴だと思う。

そしてカドックのロック判定によると、ビリーは「アウトローでも程遠い」らしい。
なかなか判定基準は厳しそうだな。次は夏ノッブをぶつけたい。















逃げようとしていたカドックを、なんとか補足。
主人公と所長、二人がかりで説得を試みる。

主人公とカドックの雰囲気は、ロシア異聞帯の頃よりも、どこか穏やかで落ち着いたようにも見える。
お互いに、内心はどうなのかまではわからないが、表向きは普通に話をできるくらいの空気ではあった。

主人公の口からパツシィの名前が出ると、カドックが素直にパツシィを褒めたのが意外で、印象的だった。
カドックも、パツシィを認めてくれた。それが嬉しいような悲しいような、複雑な気分だ。















以前のカドックならば、意地を張って無理やり飛び降りていたかもしれない。
だが今の彼は、「約束がある」から、無様でも生き残るつもりだと言い切った。
約束というと……やはり、アナスタシアと最後に交わした言葉、だろうか?

だが、そんなカドックは、追いかけてきたあの男に不意打ちで襲われてしまった。
……ダヴィンチちゃんに続き、二度目だ。
くそー、やってくれたな! 所長、ゴッフパンチ食らわしてやってくださいよ!















神父の真名は“ラスプーチン”。
だが、その在り方は色々と謎だらけだ。

疑似サーヴァント、というわけではないのか?
デミ? 死人? 霊基を預かった遺体?
うーん、要するにまだ全然わけわからん。















主人公たちの目線では、カドックの生死は不明……というより、死んだようにも見えた。
だが実際は生きており、どうも“オリュンポス”に連れていかれたらしい。
キリシュタリアの元、ということだろうか?
「見せしめの処刑」をする程度の人間ではない、と神父に言わしめるキリシュタリアの目的とは、なんなのだろう?

“大令呪”がまだ残っているからこそ、生かされている……と、神父は言っているようでもあった。
カドックがこの場で退場しなかったのは、ストーリーとしては面白いし、嬉しい。
アナスタシアの想いを考えると、できればカドックにはまだしばらく頑張ってもらいたい。

しかし、どうも先行きは不安な気がする。
うーん、心配だ……。心配したところでどうしようもないけれど、やっぱり心配だ。


ランス10 延長戦09 実績:親友は四男と転校生





第二部の親友実績回収シリーズ。
今回の相手は四男と転校生。

転校生については、「何番目の子供」なのかがイマイチ確定していないように思えるので、今回はこんな表記にさせてもらった。
ミラクル・シーラ・かなみの三人は、順番がどうにもわかり辛い。


※延長戦記事では第二部の内容に触れることもあるためネタバレ要注意











分岐はここ。プレイ日記でいうと、「プレイ日記78 最後の友情フェイズにて、親友決定」。
2周目10ターンラストの友情フェイズから、親友実績を回収していく。







<親友は元就>











本日最初の親友は元就。
まずは友情イベント3~5を消化する。全て初見なので、新鮮で楽しい。
算数にまつわる元就の馬鹿伝説は初登場のゼス魔物界でも触れられていたが、3つめの友情はそれを少し掘り下げたような内容だった。
絵に描いたような馬鹿だ。……ランスもてるさんも元就(祖父)もここまで馬鹿ではないと思うのだが、どうしてこんなことになってしまったのだろう。

元就とレリコフが仲良しなのは、なかなか興味深い。打たれ強く野性的な兄妹コンビとして、息が合うのだろう。
ヘルマンで再会した際は、確かヒーローに「久々に相撲をするか!」と話しかけていたし、基本的にヘルマン組とは波長が近いのかもしれない。















上記画像の元就に、「お前が常識を語るな!!」と叫ぶ長田君のツッコミが的確過ぎてクソワロタ。
こうして並べると、4・5と連続してエール・長田君・元就トリオは迷子になっている。
うーん、巻き込まれる長田君は本当に生き生きと輝いているな。ツッコミがキレキレだぜ。

普通だよおと泣きながら正しい道を探ろうとしている長田君は、確か冒険レベル1の才能があったはずだ。
ヘルマンでの遭難事件に続き、地味に長田君の才能が発揮され(かけ)た瞬間かもしれない。















元就の友情イベントは、複数人でのやりとりが多かった。
他のキャラは最後のイベントは相手とエールの二人きり、というパターンになりがちだったので、ひょっとしたら元就に関しては、「本当に二人きり」というのはハニーインザスカイでの冒険が初……だったかもしれない。忘れているだけの可能性も否めない。

初だと思っていたからか、なんだか全体的に新鮮な感じがする。
元就はもちろん大勢の前でもエールだけでの前でも、馬鹿で無茶苦茶でヤベー奴ではあるのだが、“意外とちゃんとしている部分”が表に出やすくなる……とでも、いうのだろうか。
エールというお気に入りの妹(弟)を前にして、元就なりに兄貴として張り切っている、のかもしれない。











その末の「例のアレ」は、流れといい展開といい唐突過ぎて正直噴いた。
あと、常にクールビューティーなエールちゃんが、普通の女の子のように“ズコーッ!”的なコメディ反応を見せているのが、すごく新鮮。すごくカワイイ。

元就相手にそういうアレソレになるとは予想外だったのもあり、面白かった。
DTにはからかい上手で惑わせ上手なエールちゃんも、元就のような計算外の男の言動には意外と弱いのかもしれない。
うーん、ギャップ萌え。女エールの新たなカワイイ一面を発見できて、俺満足。















そして、最後の温泉イベント。
これがまた、今までの元就とのやりとりとは空気が変わって、とても良い話だった。

魔王の子であり、毛利家の人間でもある元就の考え方。家族への想いや、己の生き方について。
普段は馬鹿で無茶苦茶なふるまいばかりの元就が、彼なりに真剣に考えていたことや強い信念を持っていることなど、初めてハッキリと知ることができた。
これもまた、追加加入組仲間の深根と同じく、“元就と友情を深めたからこそ明らかになる設定、シナリオ”といえるだろう。
友情を育んだ末に、元就が心の底からエールを信頼するようになったからこそ、明かしてくれた本音なのだろう。















生死に対しても雑で、家族にすら時には殺意マシマシで、一見ただの危険人物にしか思えない元就。
普段の言動は、おそらく彼にとってはほぼほぼ本音で本能のままなのだろうが、女兄弟には“照れ”だったり、頼りになる兄貴たちには“甘え”なりも無自覚に含まれているようにも見える。
親しい相手には照れたり甘えたりして、尚更無茶苦茶に振舞う感じは、父親に少し似ているかもしれない。
楽しくて面白い、良い奴だ。やはり私は元就も好きだな。
きっと3周目以降も毎回仲間にしてしまうのだろう。ウッ……高レベルカード……ッ。







<親友はウズメ>











ウズメの友情3つ目は、貴重なドッスワッスの登場シーン付!
厳しい条件下の見張り役さえも、気負うことなくサラッとやってのけてしまうウズメはやはり天才肌。
そんなウズメの中で、かなみの評価が高すぎるのが“らしく”て面白い。
純粋な子供心が誤解を生み、母親像を過大評価し過ぎているのには、最初は少し心配もしてしまった。

けれど、1.03以降に追加された某アレソレから察するに、ウズメは母親の力の有無など関係なく、本当にただただ「母親が好き」らしいことも感じられた。
ホッと安心。かつ、「母親が大好き」なウズメが更にかわいく思える神追加だったと個人的には思っている。











第二部におけるかなみに触れられている、希少なシーンがまたひとつ。
事情を知っている口ぶりからして、志津香は今でもかなみと親交があるらしい。
志津香とかなみは他の一部女性陣ほどわかりやすく仲の良い描写がされることは少ないけれど、こういった場面でサラリと触れられるとなんだか嬉しい。そんなことをヌヌハラも食券で語っていた気がする。















今回の弁当係はウズメ。
JAPAN風とリーザス風が合わさっている、というのは、おそらくかなみに教わった料理なんだろう。
母娘の仲の良さがここからも伝わってくるのにワイニッコリ。

ウズメは外見がどうしても鈴女寄りなので、細かい点で“かなみ要素”を補完されているように思える。それを探すのが楽しい。
完璧忍者なウズメの内心が、かなり“普通の女の子”寄りなところに、かなみに似た部分とかなみ自身の願いを感じ取れて、私は嬉しくなる。















温泉イベントでも、改めて「かなみの願い」について、ウズメの口から語られた。
普通の女の子として生き続けることは、ウズメには難しいかもしれないが、彼女なりに母親の願いに沿おうとしている様が感じられる。
本当に母親が大好きなんだな、とわかる。よかったなぁ。本当によかったなぁ……。
ウズメも、かなみも、鈴女も……よかったなぁ…………。

ここでは、ウズメから見た各兄弟についての印象も語られるのが興味深い。
ここで挙げられている「弟」「妹」フレーズから、兄弟姉妹の順番を推察できるかとも思ったが、ややアヤしい部分があったので今回は考察材料には入れなかった。
深根と元就、少なくとも深根はウズメより年上だと思うんだけどなぁ。深根は妹を目指しているから、それを汲んであげたとか、だろうか?











この一言が、私はともかく嬉しかった。
これからもウズメには元気に生きていってほしい。
幸せになってくれよ。それをきっと誰もが願っているぞ。











そしてウズメ実績回収中に、バファムーンを初ゲットだ!
うーん、実績回収していると未回収カードもどんどん手に入っていくな。

……そういえば、リクチェルのスキルが変更になったんだっけ?
第二部にも、あれは関わってくるのかな?


ランス6 プレイ日記007 サーベルナイトを倒せ・前編





ワヨソの画像を求めて03を起動したワイ氏、まさかのセーブデータ全消えにひっくり返る。
確かにインスコし直したけれど、セーブデータは退避していたはず。
しかし退避していたはずのデータが見つからない。
アレ? マジ? オワタ??

希望を失わず、もうしばらく探してみようと思うけれど、正直自信が無い。
/(^o^)\ナンテコッタイ


※シリーズ最新作等のネタバレを含む可能性があります














サーベルナイト退治に出発する前に、新しく出ていたアベルトのイベントを見ていく。
前のウルザの話では、アベルトがリーダーを務めるブルー隊は“工作部隊”とのことだった。
工作、ということは作戦の下準備や裏工作が主な仕事ということかな? スカウトも作業のひとつ、ということか。
元ブルー隊だったということは、セスナも同じような仕事をしていたのだろう。うーん、想像できるようなできないような。














さて、ついに初任務開始だ。
サーベルナイト任務を請け負ったことで、“イタリア”へと行動が可能になった。
懐かしきイタリア。終盤になると、私は主にイタリアを無心でウロついて、玉を集めていた思い出がある。

ランス6でのダンジョンには、それぞれ必要好感度が設定されている。
メインストーリーを進行する際は「1」など低く設定されていることが多く、ほぼ全てのキャラクターを連れ回すことが可能だ。

しかしサブミッションやレベル上げ等のためにダンジョンに潜る際は、たとえば周辺の森なら「4」イタリア再訪なら「10」など、一定以上の好感度のあるユニットしか連れて行くことはできない。

序盤にこのキャップに引っ掛かりやすいのはカオル。
一番苦労させられるのは志津香だろうか。志津香はSPも低くて、やる気あるのかこの女と憤りたくもなるが、その分強いから許しちゃう。














やってきたのはゼスの大都市、イタリア。
名前の響きだけは華やかだが、寂れているし薄暗いし雰囲気は悪い。
今回やってきた場所は2級市民の地区だから、だろうか?

イタリアの1級市民街ならば、もっと美しい街並みがあるのかな。
1級市民街に入る機会が今後あったかどうかは、正直うろ覚え。どうだったっけ。














モンスターのような雑魚敵が現れるのはもちろん、ガラの悪い市民までも時には襲い掛かってくる修羅の町・イタリア。
子供はスリ、女はウリ、とまるでスラムのような有様だ。
教育や治安が行き届いていないのはまだしも、2級市民街では上水下水すらまともに発達していないという。
うーん、どう考えてもおかしいし歪んでいるけれど、「これが当然」と受け入れてしまったり、おかしいことに気付かないことが問題の根元にはあるのだろう。














今の段階では通行止めの場所が存在するため、探索可能な範囲はそこまで広くはない。
とりあえずマップを埋めながら、移動可能な場所をウロついていく。

街の一角には、しゃもじの経営しているショップが存在した。
しゃもじ親父は、03に登場したしゃもじと親類なんだったっけ?
ここでは、赤い引換券と交換で様々なアイテムを入手することができる。

赤い引換券は強敵アイコンを倒すと手に入る
ここに来て、今更“強敵アイコンは倒すと消える”仕様を思い出す&奴隷観察場で強敵アイコンを潰しきっていなかったことを思い出す俺。
やってしまった……! 痛恨のミスッ……!
だが今更仕方がない。前を向いて生きよう。














上の階層を粗方調べつくしたので、下層も探索をしていく。
開かないドアや合言葉が必要な酒場など、現時点では入られない場所も多くてややこしい。

2級市民街にしては比較的きれいな教会が目立つ。傍でおばさんも警告していたが、ここの神父はなかなかあくどい人間らしい。
それでも、ゼスの2級市民の中には真面目なAL教信者もいるようだ。実はロッキーもそのひとり、というのがここで発覚。
しかもお小遣いの10%を寄付している……だと……?
ま、まじか。そうか。まぁ自由だから頑張れよ……。きっとALICE様も喜んでいるさ……。











奥では素質のオカリナが手に入った。
取得経験値がアップする貴重な装備品だ。よしよし、帰ったらランスに持たせよう。

……と、そこに現れる神父! なんだ、文句あんのか!
宝箱を開けたことがフラグとなりバトル発生とか、昔のRPGによくあった罠イベントかよ!











強敵だったらヤダな~と思いつつ戦ったが、普通に雑魚だったのであっさり勝利できた。
序盤のダンジョンなだけあって、そう意地悪い罠ではなかったようだ。ホッと一安心。
これがワイルドアームズだったらゲームオーバーだったかもしれない(偏見)。














1級市民になるべく勉強をする少年ウッミレ、たくさんの兄弟と狭い家に住むよっちゃん、サラキンでさよならバイバイした男……。
老若男女様々な人間がこの地区には住んでいるが、貧しく薄汚く、なんとも気分の悪い光景が続く。

しかしこれが、ランス6の舞台であるゼスの「当たり前」だ。
どうしても重苦しくなりそうな素材や背景だが、ランスの目を通して和らげていることで楽しくゲームができている、という面もあるかもしれない。

風刺しているような、風刺を更にブラックコメディにしているような、ランス6の設定やシナリオは色々とギリギリな感じだ。
勧善懲悪キモチイイ、なんてノリではない。そのバランスが独特で面白い。














更に深い下層を探索している時に、事件は起きた。
絶叫が聞こえた先には、血で赤く染まった通路と、既にバラバラになっている声の主の姿があった。
バラバラにする速度がエグいな。魔法でも使ったのかな?

残念ながら一歩遅かったようで、犯人の姿は残ってはいなかった。
それでも、サーベルナイトが今この街にいる、ということは確かになった。











暗躍するサーベルナイト。そんな姿だったのか……。
三日月っぽい兜(?)がメチャクチャ目立つな。ムーンフェイスか?
サーベルナイトとして活動する時の変装、みたいな感じなのだろうか。

また、このCGにはエミの「玩具」であるドルハンの姿も初登場していた。
左下に居るので、台詞ウィンドウが出ると隠れてしまうのが惜しい。











サーベルナイトの正体は、金融長官ズルキの息子ハッサム。
奴隷観察場で話していた通り、ハッサムとエミは婚約者の関係にあるらしい。
サーベルナイトとしての活動はハッサムの趣味なのだろうが、エミも付き合って“遊ぶ”ことを楽しんでいるらしい。
うーん、ド腐れ貴族様。